キシロカインゼリーの併用注意とは?使用に注意が必要な人も紹介!
キシロカインゼリーには早漏防止効果が期待できますが、飲み合わせを知らないと思わぬ健康被害を招く恐れがあります。キシロカインゼリーの併用注意について解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

キシロカインゼリーの有効成分であるリドカインには局所麻酔作用があるため、医療機関では手術の際の麻酔剤として用いられています。
局所に塗布するタイプのキシロカインゼリーには、男性の早漏を改善・防止したり、脱毛の際の痛みを緩和したりする効果が期待できます。
内服薬に比べると比較的安全に使用できるキシロカインゼリーですが、医薬品にはすべて併用注意があることを知っておかなければなりません。
本記事ではキシロカインゼリーの併用注意および、使用に注意が必要な人について徹底解説します。
目次
キシロカインゼリーの基本情報

キシロカインゼリーは有効成分リドカインを配合した局所麻酔薬の一種です。
肌に塗布するタイプのキシロカインゼリーは、男性の局所に塗布することで早漏を改善・予防する効果が期待できます。
キシロカインゼリーの併用注意薬

キシロカインゼリーの併用注意薬は、アミオダロンなどのクラスⅢ抗不整脈薬です。
クラスⅢ抗不整脈薬とキシロカインゼリーを併用した場合、心臓の機能を抑制する作用が強く働きすぎる可能性があります。
心臓の機能が強く抑制されると、心停止などの重篤な副作用を引き起こすリスクが増加するため注意が必要です。
![]() キシロカインゼリーは、アストラゼネカが販売している即効性の高い局所麻酔薬です。一時的に神経を麻痺させることで、痛みを緩和します。いろいろな部位に使用できますが、男性の陰茎部位(亀頭など)に塗布して感覚を鈍らせ、早漏改善・防止薬として使用する方法があります。 1箱:2,600円~ |
キシロカインゼリーの使用に注意が必要な人

以下に該当する方は、キシロカインゼリーの使用にあたって注意が必要です。
過敏症の既往歴をお持ちの人
キシロカインゼリーおよびアミド型局所麻酔薬に対して過去に過敏症を発症した経験がある方は、原則としてキシロカインゼリーを使用しないでください。
合併症の既往歴をお持ちの人
以下の合併症の既往歴をお持ちの人は、キシロカインゼリーの使用にあたって注意が必要です。
全身状態が不良な人
全身状態が不良な人は一般的に生理機能が弱くなっている傾向にあるため、有効成分に対する忍容性が低下し、副作用を引き起こす可能性が高くなります。
心刺激伝導障害をお持ちの人
心室内伝導障害や進行性心臓伝導障害など、心刺激伝導障害をお持ちの人がキシロカインゼリーを使用すると、胸痛や呼吸困難、胸部不快感などの症状が悪化する恐れがあります。
また、場合によってはめまいや意識の喪失などを引き起こすケースもあるため注意が必要です。
重篤な肝機能・腎機能障害をお持ちの人
重篤な肝機能・腎機能障害をお持ちの人がキシロカインゼリーを使用すると、中毒症状を引き起こす可能性があります。
妊婦・授乳婦
妊婦もしくは妊娠している可能性がある女性に関しては、キシロカインゼリーの有益性が危険性を上回るケースに限って使用してください。
キシロカインゼリーの有効成分であるリドカインは乳汁中に移行する可能性があるため、授乳中の使用を控えるか、もしくは母乳の中断を検討する必要があります。
65歳以上の人
65歳以上の人は一般的に生理機能が低下しているため、体調変化に十分注意しながらキシロカインゼリーを使用する必要があります。
併用注意薬を使用した際の対処法

キシロカインゼリーを使用する際には、原則としてアミオダロンなどのクラスⅢ抗不整脈薬を服用しないでください。
誤って服用した際には速やかにかかりつけ医の診察を受けましょう。めまいやふらつきが見られる方は、自分で車を運転せずにタクシーを利用するのがおすすめです。
まとめ

キシロカインゼリーには局所麻酔作用のあるリドカインが配合されており、男性の早漏を予防する効果が期待できます。
内服薬に比べると副作用のリスクが低いキシロカインゼリーですが、事前に併用注意薬や使用に際しての注意点を理解しておくことは重要です。
今回の記事を参考にキシロカインゼリーの併用注意について理解し、充実したナイトライフにお役立てください。
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キシロカインゼリーは、アストラゼネカが販売している即効性の高い局所麻酔薬です。一時的に神経を麻痺させることで、痛みを緩和します。いろいろな部位に使用できますが、男性の陰茎部位(亀頭など)に塗布して感覚を鈍らせ、早漏改善・防止薬として使用する方法があります。
2,600円~
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お薬通販部スタッフ