キシロカインゼリーの有効成分リドカインについて
早漏防止薬のキシロカインゼリーには、有効成分としてリドカインが配合されています。キシロカインゼリーの有効成分について解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

キシロカインゼリーはイギリスのケンブリッジに本拠地を置く国際的な製薬会社「アストラゼネカ」が製造・販売している医薬品です。
キシロカインゼリーは医療現場で麻酔薬として用いられていますが、男性が陰茎に塗布すると早漏を改善・防止する効果も期待できます。
本記事では、キシロカインゼリーの有効成分であるリドカインについて解説します。
キシロカインゼリーについて

キシロカインゼリーは有効成分「リドカイン」を配合した医薬品で、硬膜外麻酔や浸潤麻酔、伝達麻酔、上肢の手術における麻酔などに用いられています。
皮膚に塗布すると神経の伝達を妨げる作用が働くため、痛みやかゆみを妨げる目的でやけどの治療薬や点鼻薬などに用いられるケースもあります。
男性の陰茎に塗布すると一時的に感覚が鈍磨するため、早漏の改善および予防にも効果的です。
局所麻酔薬とは

キシロカインゼリーは局所麻酔薬の一種です。はじめに、局所麻酔薬がどのような医薬品なのかについて解説します。
歴史
局所麻酔薬の歴史は古く、麻酔科学領域の百科全書ともよばれる「ミラー麻酔科学」には、1544年にコカの葉を用いて歯痛を和らげたとの記載が見られます。
その後、ロシア人薬理学者のヴァシリー・フォン・アンレップにより手術に際して痛み止めにコカインを使用することが提唱されました。
1884年にはオーストリア人眼科医のカール・コラーが白内障の手術にあたりコカインを局所麻酔として用いた経緯があります。
現在使用されている局所麻酔薬のなかには、リドカインをはじめ語尾に「カイン」を含む医薬品が多く見られます。
種類
現在、医療機関で用いられている局所麻酔は大きく以下の2種類に分類されます。
エステル型局所麻酔 | プロカイン オキシブプロカイン テトラカイン アミノ硫酸エステルなど |
アミド型局所麻酔 | リドカイン ジブカイン メピバカイン オキセサゼインなど |
コカインには高い鎮痛作用があるのですが、用量を誤ると薬物中毒や依存症のリスクを高めるため、上記の新しい局所麻酔薬が開発されました。
作用機序
キシロカインゼリーの有効成分であるリドカインは、電位依存性ナトリウムチャネルに結合し、神経伝達を遮断することで脳に痛みのシグナルが伝わるのを阻止します。
![]() キシロカインゼリーは、アストラゼネカが販売している即効性の高い局所麻酔薬です。一時的に神経を麻痺させることで、痛みを緩和します。いろいろな部位に使用できますが、男性の陰茎部位(亀頭など)に塗布して感覚を鈍らせ、早漏改善・防止薬として使用する方法があります。 1箱:2,600円~ |
リドカインについて

次に、キシロカインゼリーの有効成分であるリドカインについて特徴や形状、作用時間を紹介します。
特徴
リドカインはアミド型局所麻酔に分類される成分で、肝臓のチトクロームP450によって代謝され、知覚神経の伝達を妨げる点が特徴です。
知覚神経の伝達を妨げると痛みやかゆみを抑えられるため、局所麻酔以外に点鼻薬ややけどの外用薬などにも用いられています。
形状
リドカインは白色〜微黄色の結晶、もしくは結晶状の粉末でメタノールやエタノール、酢酸、ジエチルエーテルに溶けやすい性質を持ちます。
医療機関では液状のリドカインを注射器で注入するのが一般的ですが、市販の軟膏に配合されるケースもあります。
作用時間
リドカインの作用時間には個人差がありますが、一般的に塗布してからおよそ5〜15分で効果があらわれ始め、100分ほど効果が持続します。
まとめ

キシロカインゼリーの有効成分であるリドカインは、医療機関において局所麻酔として用いられている成分の1つです。
リドカインには神経の伝達を妨げる作用があるため、男性の陰茎に塗布すると射精までの時間を長くする効果が期待できます。
キシロカインゼリーは海外製の医薬品のため、購入の際には信頼できる個人輸入代行サイトを利用するのがおすすめです。
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キシロカインゼリーは、アストラゼネカが販売している即効性の高い局所麻酔薬です。一時的に神経を麻痺させることで、痛みを緩和します。いろいろな部位に使用できますが、男性の陰茎部位(亀頭など)に塗布して感覚を鈍らせ、早漏改善・防止薬として使用する方法があります。
2,600円~
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