• 処方箋不要
  • 正規品販売・配送100%保証!
  • 郵便局留めOK

トラセミドの併用注意薬は?服用に気をつけたい人も詳しく解説!

心性・腎性・肝性等浮腫の代表的な治療薬「トラセミド」には、複数の併用注意薬があります。こちらのページではトラセミドの併用注意薬と、同時に服用する影響、服用に気をつけたい方について詳細に解説します。

トラセミド

トラセミド

トラセミドは、インスタファーマが開発した利尿剤です。有効成分トラセミドを含有したルプラックのジェネリック医薬品で、体のむくみをとる薬です。

1箱:3,000円~

商品ページを見る

記事公開日:2025.06.10

最終更新日:2025.12.11

監修:お薬通販部 医療監修チーム


トラセミドの服用をしている際に他の治療薬を用いる必要が出てきた場合は、併用に問題がないかを確認しておくことが、改善・予防のポイントになります。

トラセミドには、同時服用において効果の減弱や増強、副作用の原因となる併用注意薬があります。

本記事ではトラセミドの併用注意薬と、服用に気をつけたいケースをご紹介します。

トラセミドの併用注意薬について

トラセミドの併用注意薬について、具体的な種類と同時服用の影響を詳しく見ていきましょう。



昇圧アミン

昇圧アミンは低血圧症におけるふらつきやめまいの症状を緩和する治療薬です。

トラセミドは血圧に作用する薬のため、似たような作用を持つ昇圧アミンを併用してしまうと、昇圧アミンの作用が減弱するおそれがあります。

ツボクラリン及びその類似物質

ツボクラリン及びその類似物質は、筋肉の過緊張を和らげる薬のことを言います。

トラセミドとツボクラリン及びその類似物質を同じタイミングで服用してしまうと、麻痺作用が増強するとの注意喚起があります。

降圧剤

降圧剤は高血圧の治療に用いられる薬のことを言います。

トラセミドは高血圧症の治療に用いられる薬のため、同じ作用を持つ降圧薬と併用してしまうと、血圧が著しく下がり、副作用発現の原因になることがあります

アミノグリコシド系抗生物質

アミノグリコシド系抗生物質は、細菌感染症の治療に用いられる抗菌薬です。

トラセミドとアミノグリコシド系抗生物質を同時に服用してしまうと、聴力障害の増強につながるおそれがあります。

セファロスポリン系抗生物質

セファロスポリン系抗生物質は、強力な殺菌作用で細菌感染症の治療に用いられる抗菌薬です。

トラセミドとセファロスポリン系抗生物質を併用してしまうと、浮腫や高血圧症の原因となるナトリウムの吸収が高まるとの注意喚起があります。

ジギタリス剤

ジギタリス剤は、心不全や心臓疾患における浮腫の治療に用いられる薬です。

トラセミドは心性等が原因の浮腫に効果を発揮する薬のため、似た作用を持つジギタリス剤と併用すると、不整脈を引き起こすおそれがあります。

糖質副腎皮質ホルモン剤

糖質副腎皮質ホルモン剤は、アレルギー性疾患や血液性疾患の治療薬です。

トラセミドと糖質副腎皮質ホルモン剤を同時に服用してしまうと、カリウムの過剰な排出が起こるとの注意喚起があります。

糖尿病用剤

糖尿病用剤は糖尿病治療に用いられる薬で、トラセミドと併用してしまうと糖尿病用剤の効果が著しく減弱するとの報告があります。

リチウム

リチウムは過剰なうつ・躁状態の治療に使用される薬です。

トラセミドとリチウムを併用してしまうと、リチウムの血中濃度が高まるとの注意喚起があります。

サリチル酸誘導体

サリチル酸誘導体は、ニキビや毛穴詰まりなどの皮膚領域疾患に用いられる薬です。

トラセミドとサリチル酸誘導体を併用してしまうと、サリチル酸中毒になるおそれがあります。

非ステロイド性消炎鎮痛剤

非ステロイド性消炎鎮痛剤は、鎮痛や解熱、炎症を抑える治療薬です。

トラセミドと非ステロイド性消炎鎮痛剤を同時に使用してしまうと、トラセミドの利尿作用が弱まり、本来の効果が発揮されなくなるおそれがあります。

尿酸排泄促進剤

尿酸排泄促進剤は尿酸を下げる治療薬で、プロベネシドなどがあります。

トラセミドとプロベネシド等の尿残排泄促進剤を併用すると、尿酸排泄作用が減弱するとの注意喚起があります。

カルバマゼピン

カルバマゼピンは、うつや躁状態の治療に用いられる薬です。

トラセミドとカルバマゼピンを併用してしまうと、ナトリウムの排泄作用が高まり、低ナトリウム血症になるおそれがあります。





トラセミドは、インスタファーマが開発した利尿剤です。有効成分トラセミドを含有したルプラックのジェネリック医薬品で、体のむくみをとる薬です。

1箱:3,000円~

トラセミドの服用に気をつけたい人について

トラセミドには、前項までにご紹介した併用注意薬以外にも、服用に気をつけたいケースがあります。

トラセミドの服用に気をつけたい人と、服用における影響を以下にまとめてみました。

服用に気をつけたい人 服用における影響
重篤な冠動脈硬化症又は脳動脈硬化症の人 血栓塞栓症誘発のおそれ
本人又は両親、兄弟に痛風、糖尿病のある人 痛風発作のおそれ
下痢、嘔吐のある人 電解質失調のおそれ
手術前の人 麻痺作用の増強
減塩療法時の人 低ナトリウム血症のおそれ
腎機能障害のある人 腎機能障害の増強
進行した肝硬変症のある人 肝性昏睡のおそれ
肝疾患・肝機能障害のある人 肝性昏睡のおそれ
妊婦 動物実験(ラット)で、生後には消失する一過性の骨格異常
胎児の化骨遅延及び出生児の体重増加抑制ウサギの動物実験における母体毒性
授乳婦 本剤の乳汁移行
小児等 小児等を対象とした臨床試験がない乳児の服用では電解質バランスがくずれやすい
高齢者 低血圧等による立ちくらみ
めまい
失神等のおそれ





関連記事

トラセミドの効果を実感する正しい服用方法は?用量や用法、服用における注意点を解説!

まとめ

トラセミドには、併用注意の薬と服用に気をつけたいケースが複数あります。

トラセミドを服用する際は本記事を参考に、併用注意薬や服用に気をつけたいケースを理解し、正しい使用で症状改善・予防につなげていきましょう。

関連記事

トラセミドにはどんな副作用がある?主な症状と発現頻度を詳しく解説!

おすすめ商品



トラセミドは、インスタファーマが開発した利尿剤です。有効成分トラセミドを含有したルプラックのジェネリック医薬品で、体のむくみをとる薬です。

1箱:3,000円~



専門家と共に、正確で安心できる医療・健康情報をお届けします。
販売意図に偏らず、一時情報に基づき制作・監修しています。

お薬通販部 医療監修チームの詳細を見る