ベキサゾン

商品詳細

ベキサゾンの特徴

ベキサゾンは、チアゾリジン系血糖降下剤に分類される錠剤タイプの内服薬(服用薬)で、血管のダメージの原因である血糖の上昇を抑える効果のある医薬品になります。2型糖尿病投薬治療の第一選択薬の1つとして、世界中で使用されている薬剤になります。
本剤は、国内で武田薬品から先発医療用医薬品として発売されているアクトスと同有効成分配合の医薬品で、ジェネリック医薬品になります。

ベキサゾンの効果

細胞内のインスリン情報伝達機構を正常化させることによるインスリン抵抗性の軽減、肝臓における糖生成の抑制、筋肉などの組織における糖利用の促進などの作用があり、血糖値を下げる効果が期待できます。

ベキサゾンの作用時間

有効成分を単回投与した場合、成人で、最高血中濃度到達時間が約2時間、半減期が約6時間になります。その後、反復投与し6～7日で血中濃度が定常状態に達し安定します。

ベキサゾンの適応症状

2型糖尿病で下記の条件とインスリン抵抗性が推定される場合。
・食事療法、運動療法を行い効果が十分に得られない方
・食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用し効果が十分に得られない方
・食事療法、運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害薬を使用し効果が十分に得られない方
・食事療法、運動療法に加えてビグアナイド系薬剤を使用し効果が十分に得られない方

ベキサゾンの有効成分

有効成分はピオグリタゾン塩酸塩になります。
インスリン抵抗性改善に高い効力を持っており、他の血糖降下剤との併用事例も多くなっています。また、作用機序でペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ(PPARγ)を刺激する過程が、うつ病や認知症改善に効果が期待できると、治療・予防の選択肢として研究がなされています。

ベキサゾンの含有量・内容量

1箱90錠入りとなっています。

ベキサゾンにはピオグリタゾン15mg/30mg/45mg含有しています。

製薬会社

マイラン

用法用量

ベキサゾンの服用方法

1回量を水またはぬるま湯で服用してください。本剤は食後過血糖改善薬ではなく食前服用が必須ではないので、特に理由がなければ、食後に服用することが多い薬剤になります。

ベキサゾンの推奨用量

通常、成人にピオグリタゾンとして15～30㎎を1日1回、朝食前又は朝食後に服用してください。性別・年齢・症状に応じて増減しますが、上限量は1日45㎎となります。
インスリン製剤を使用している場合は、1日15㎎を同用法で服用し、上限は30㎎となります。
女性に副作用である浮腫の発現が多く報告されており、15㎎からの開始が望ましいとされています。また、高齢者の場合も生理機能の低下を考慮し、15㎎からの開始が望ましいとされています。

ベキサゾンの服用時の注意

・糖尿病予防には用いることはできません。
・国内では、医師による処方が必要な薬剤成分になります。糖尿病治療において、薬剤の選択は、医師の定期的な検査での判断で段階的に行うものになるので、慎重に服用しましょう。
・服用前後の飲酒は避けましょう。

副作用

主な副作用

浮腫(特に女性)、胃潰瘍・吐き気などの消化器症状が最も報告例の多い副作用になります。また、血糖の降下により低血糖症状(脱力感・空腹感・発汗など)を引き起こす場合もあります。

稀な副作用

心不全・肝機能障害・腎障害・血小板減少・間質性肺炎・横紋筋融解症(骨格筋の変性・壊死により筋肉痛やこわばり)・黄疸・アナフィラキシー反応なども、頻度不明で報告されています。

効果・副作用が強いと感じた場合

直ちに服用を中止してください。
本来は、年齢や症状に応じて血液検査など経過監査を行いながら用量を維持・増減していく薬剤になります。適切な使用を望む場合・副作用症状がひどい場合は、病院に受診し医師へ相談してください。

使用上の注意

ベキサゾンの服用に注意する人

・現在、糖尿病治療中で、他の血糖降下剤を服用中の方
・過度な食事制限など栄養不良の方
・過度な筋肉運動を行っている方
・過度のアルコール摂取者
・高齢者

ベキサゾンの併用注意

・その他血糖降下剤
・血糖降下作用を増強する薬剤(β-遮断薬・サリチル酸剤・モノアミン酸化酵素阻害薬)
・血糖降下作用を減弱する薬剤(アドレナリン・副腎脂質ホルモン・甲状腺ホルモン)
・ジゴキシン(ジゴキシンの血中濃度の上昇が見られる)

ベキサゾンを服用してはいけない人

・本剤または有効成分に対し過敏症の既往歴のある方
・重症ケトーシス・糖尿病性昏睡・１型糖尿病患者
・重症感染症・手術前後・重篤な外傷のある方
・肝機能障害のある方
・腎機能障害、透析等を要する腎不全の患者
・妊娠または授乳中、妊娠の可能性がある方(安全性が確立していない)
・小児

ベキサゾンの併用禁忌薬

現在、ピオグリタゾン製剤において併用禁忌に指定されている薬剤等はありません。
薬剤の作用効果・治療の経過監査への影響を考慮して、医師の判断により禁忌となる場合があります。

保管方法と取り扱い上の注意

保管方法

・極端な高温や低温、湿度の高い場所での保管は避けてください。
・直射日光を避けて保管してください。
・乳幼児の手の届かないところへ保管してください。

取り扱い上の注意

・使用期限が過ぎたものは使用しないでください。
・自己判断で粉砕しないでください。
・自己判断で他人に勧めないでください。

発送・梱包

発送国

・香港

梱包状態

差出人名は『お薬通販部』の名称では、ございません。
発送国名のみの記載、もしくは発送国業者名となります。
不在伝票投函の際には、発送国名を記載されることがほとんどですので、あらかじめご了承ください。

外箱にご注文の商品名や医薬品名が表記されることはございませんので、配送員の方やご家族の方などに内容物を知られることなく受け取ることができます。

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>>梱包について

医薬品等の通販・個人輸入について

医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法（旧薬事法）により規制があります。
個人レベルでの購入と定められており誰かの代わりに通販購入する、購入後に第三者への譲渡などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。

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• 参考文献
  医薬品の個人輸入について詳しくはこちら
  厚生労働省：医薬品等の個人輸入について
  

ベキサゾンのよくある質問