ボミストップ

商品詳細

ボミストップの特徴

ボミストップは、ドパミン受容体拮抗薬に分類される消化管運動改善薬で、錠剤タイプの内服薬(服用薬)になります。吐き気の抑制、消化管の運動機能を調節させる効果があり、幅広く利用されている医薬品になります。
本剤は、国内で協和発酵キリン株式会社より製造販売されている医療用医薬品ナウゼリンの同有効成分が配合されているジェネリック医薬品で、有効成分は国内では医師の処方が必要になります。

ボミストップの効果

消化管や脳のCTZ(化学受容器引金帯)に存在するドパミン受容体を阻害することで、延髄の嘔吐神経への刺激伝達を遮断し、吐き気・嘔吐の抑制効果があります。また、抗ドパミン作用は、ドパミンに拮抗するアセチルコリンの作用増強に繋がり、消化管運動を亢進させる効果があります。

ボミストップの作用時間

単回投与した場合、最高血中濃度到達時間は約30分、半減期は約1時間となっており、服用から4時間後には、有効成分は最高血中濃度の20％以下になっています。効果は3～4時間とされています。

ボミストップの適応症状

・吐き気、嘔吐がある方
・胸やけ、食欲不振がある方
・腹部膨満感、腹痛がある方

ボミストップの有効成分

有効成分はドンペリドンになります。
消化管機能改善に用いられるドパミン受容体拮抗薬の中では、血管脳関門を通過しにくいため、中枢系副作用が起こりにくい成分として知られています。

ボミストップの含有量・内容量

1箱100錠入りとなっています。

ボミストップにはドンペリドン10mg含有しています。

製薬会社

シプラ

用法用量

ボミストップの服用方法

1回量を水またはぬるま湯で服用してください。食事による胃もたれや吐き気を予防する目的で食前服用が原則ではありますが、慢性的な消化器症状・飲み忘れ防止のために、食後に処方されることもあります。

ボミストップの推奨用量

通常、成人にはドンペリドンとして1回10㎎を1日3回食前(食事の30分前)に経口投与してください。症状により増減は可能ですが、1回用量は10㎎まで、1日用量は30㎎までにしてください。
服用期間に特に指定はありませんが、症状が治まってからも3～4日の継続を推進しています。また、期間制限もありませんので、長期服用も基本的には問題ありません。

ボミストップの服用時の注意

・国内では、医師による処方が必要な薬剤になります。定められた用法・用量守り服用してください。
・初回服用時は効果に加え、副作用も強く現れやすくなります。
・服用前後のアルコール摂取は、なるべく避けるようにしてください。

副作用

主な副作用

下痢・便秘・腹痛などの消化器症状が引き起こされることがあります。また、ドパミン受容体の遮断作用により、乳汁分泌・乳房膨満感・月経不順などの副作用が現れる場合もあります。

稀な副作用

肝機能障害、めまい、眠気などの症状が頻度不明で報告されています。また、完全に血管脳関門を通過しないわけではなく、中枢のドパミン受容体遮断作用はパーキンソン症候群の発現の原因になります。
海外では、重篤な心室性不整脈を引き起こした事例もあります。

効果・副作用が強いと感じた場合

直ちに服用を中止してください。症状がひどい場合は病院へ受診しましょう。
特に、パーキンソン症候群や不整脈などの副作用は、放置すると重篤化する恐れもあるため、注意する必要があります。

使用上の注意

ボミストップの服用に注意する人

・心疾患のある方
・肝機能障害、腎機能障害のある方
・高齢者

ボミストップの併用注意

・フェノチアジン系精神神経用剤(プロクロルペラジン・クロルプロマジンなど)
・ブチロフェノン系製剤(ハロペリドールなど)
・ラウオルフィアアルカロイド製剤(レセルピンなど)
・ジギタリス製剤
・抗コリン剤(ブチルスコポラミン臭化物・チキジウム臭化物など)
・制酸剤・H2受容体拮抗薬(シメチジン・ラニチジンなど)・プロトンポンプ阻害薬(オメプラゾールなど)
・CYP3A4(代謝酵素)を阻害する薬剤(イトラコナゾール・エリスロマイシンなど)

ボミストップを服用してはいけない人

・本剤または成分に対して過敏症の既往歴がある方
・消化管出血・機械的イレウス・消化管穿孔の方
・プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)の方
・妊娠または授乳中、妊娠の可能性がある方(動物実験で催奇形作用が報告されているため)
・小児(体重等で用量が異なるため、単独での使用は禁止)

ボミストップの併用禁忌薬

現在、国内でドンペリドン製剤において併用禁忌に指定されている薬剤等はありません。しかし、薬剤の作用効果・治療の経過監査への影響を考慮して、医師の判断により禁忌となる場合があります。

保管方法と取り扱い上の注意

保管方法

・極端な高温や低温、湿度の高い場所での保管は避けてください。
・直射日光を避けて保管してください。
・乳幼児の手の届かないところへ保管してください。

取り扱い上の注意

・使用期限が過ぎたものは使用しないでください。
・自己判断で粉砕しないでください。
・自己判断で他人に勧めないでください。

発送・梱包

発送国

・インド
・シンガポール

梱包状態

差出人名は『お薬通販部』の名称では、ございません。
発送国名のみの記載、もしくは発送国業者名となります。
不在伝票投函の際には、発送国名を記載されることがほとんどですので、あらかじめご了承ください。

外箱にご注文の商品名や医薬品名が表記されることはございませんので、配送員の方やご家族の方などに内容物を知られることなく受け取ることができます。

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医薬品等の通販・個人輸入について

医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法（旧薬事法）により規制があります。
個人レベルでの購入と定められており誰かの代わりに通販購入する、購入後に第三者への譲渡などの行為は禁じられています。
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• 参考文献
  医薬品の個人輸入について詳しくはこちら
  厚生労働省：医薬品等の個人輸入について
  

ボミストップのよくある質問