ラニタブ

商品詳細

ラニタブの特徴

胃粘膜に多く分泌されているヒスタミン受容体（H2）という物質の働きを邪魔する作用があります。このためH2ブロッカーと呼ばれるタイプの胃腸薬です。ヒスタミンは粘膜組織にある重要な免疫系で、ばい菌やウィルスの侵入を検知すると胃粘膜を刺激して胃酸の分泌を促します。
しかし、何らかの原因で胃粘膜の機能や自律神経の働きが乱れると、H2の働きが不安定になりちょっとした刺激でも胃酸の分泌量が増え、炎症を起こすことになります。ザンタックは胃酸を強力に抑え、胃腸粘膜を保護するための薬です。

ラニタブの効果

胃酸の分泌を強力に抑制することで胃痛・悪心・嘔吐・胃粘膜びらん・胃粘膜出血・呑酸・胃液の逆流などの胃腸障害の諸症状を改善します。
作用時間が長いので1日1回〜2回の服用ですみます。

ラニタブの作用時間

ラニタブの排泄に要する時間は24時間になります。

ラニタブの適応症状

・慢性胃炎の方
・胃粘膜びらんの方
・逆流性食道炎の方
・胃潰瘍の方

ラニタブの有効成分

ラニチジン塩酸塩が主成分です。ラニチジンは胃粘膜にあるH2ヒスタミン受容体の働きを強力に抑制する作用があり、H2受容体拮抗剤、H2遮断薬、H2ブロッカーなどと呼ばれるタイプの胃腸薬です。

ラニタブの含有量・内容量

1箱60錠入りとなっています。

ラニタブにはラニチジン150mg含有しています。

製薬会社

デヴァーホールディング

用法用量

ラニタブの服用方法

症状により1日150mg〜300mgを1回〜2回に分けて服用します。服用時は食後、胃の働きが活発になる時に飲むのが一般的ですが、胃痛や呑酸が激しい時は屯用としても用いられます。
服用時は錠剤をそのまま水かぬるま湯で服用します。

ラニタブの推奨用量

胃酸を抑える作用が強いので、胃腸不良やげっぷ、呑酸（すっぱいものがこみ上げてくる症状）、悪心などの頻度が高くても、用法を守って正しく服用してください。
万が一ザンタック（ジェネリックを含む）だけでは症状の改善が見られない時は処方医または薬剤師に相談してください。
自己判断での増減は体がザンタックに対して耐性をもち、薬の効き目が弱まる可能性があるので必ず医師に相談の上でその指示に従ってください。

ラニタブの服用時の注意

持病やアレルギーのある方は医師に伝えておいてください。また服用中の薬がある場合は薬の手帳や薬剤情報などを持参して医師に前もって提示しておいてください。高齢の方は排泄が遅れがちになるので低容量から開始するのが一般的です。

副作用

主な副作用

比較的副作用は少ないと言われていますが、肝機能の値に異常が現れたり便秘しがちになります。この他には便秘があり、そこから下腹部痛・切れ痔・下腹部膨満感・不定愁訴（イライラするなど）を起こすことがあります。

稀な副作用

稀な副作用としては血球異常（血小板や白血球が減少して免疫力が低下する症状）・出血傾向・アナフィラキシーショック（ラニチジンに対するアレルギー）・腎障害・肝障害・心臓機能低下・意識障害などを起こすことがあります。

効果・副作用が強いと感じた場合

上記の副作用以外にも幻覚・せん妄状態・傾眠・頭痛・抑うつ感・乳首の腫れや痛み・生理不順なども報告されています。こうした副作用または薬の効き目が強すぎる（便秘が1つの目安になります）場合には主治医に相談してその指示に従ってください。

使用上の注意

ラニタブの服用に注意する人

・慢性便秘の方
・腎障害のある方
・高齢者
・生理不順の方
・PMS（月経前症候群）の方
・胃の摘出術を受けたことのある方
・持病があり服薬治療を受けている方
・アレルギー体質の方

ラニタブの併用注意

便秘薬（飲み薬または浣腸薬）を使用している方は薬が吸収される前に排泄されてしまう可能性があります。また、アルコールとの併用は薬の効き目や副作用を不安定にする可能性が高いので、薬を服用している時は禁酒を心がけてください。

ラニタブを服用してはいけない人

胃腸障害では第一選択肢に選ばられることが多い薬ですが、胃酸が抑制されることで他の薬の吸収に影響が出る場合があります。特にワルファリン製剤やトリアゾラム、アタザナビルなどの併用禁忌があるので他の薬を投与されている方は医師に正確に伝えるようにしてください。
そして妊婦や生理の重い女性も服用できません。

ラニタブの併用禁忌薬

・クマリン系抗凝血剤
・ワルファリン製剤
・トリアゾラム
・アタザナビル
・グフィチニブ

保管方法と取り扱い上の注意

保管方法

・小児の手の届かないところに保管してください。
・直射日光や湿気を避けて保管してください。
・常温で保管してください。

取り扱い上の注意

・腎臓の悪い方や高齢者は薬の排泄が遅れがちになるので、少量からスタートするようにします。
・胃酸抑制作用が強いので、他の薬の吸収に影響する恐れがあります。服用中の薬は事前に医師に伝えるようにしてください。
・自己判断で薬の中止や減薬を行うと反発的に胃酸の分泌が急増することがあるのでやめてください。

発送・梱包

発送国

・シンガポール

梱包状態

差出人名は『お薬通販部』の名称では、ございません。
発送国名のみの記載、もしくは発送国業者名となります。
不在伝票投函の際には、発送国名を記載されることがほとんどですので、あらかじめご了承ください。

外箱にご注文の商品名や医薬品名が表記されることはございませんので、配送員の方やご家族の方などに内容物を知られることなく受け取ることができます。

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>>梱包について

医薬品等の通販・個人輸入について

医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法（旧薬事法）により規制があります。
個人レベルでの購入と定められており誰かの代わりに通販購入する、購入後に第三者への譲渡などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。

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>>個人輸入とは

• 参考文献
  医薬品の個人輸入について詳しくはこちら
  厚生労働省：医薬品等の個人輸入について
  

ラニタブのよくある質問