リピトール

リピトールの商品詳細

特徴

脂質異常症とは、コレステロール値が過度に上昇あるいは逆に低下して起こる病気です。

食生活が偏っている人や運動不足の人が増加傾向にある現代では、特にコレステロール値が上昇して起こる脂質異常症が問題視されています。
自覚症状がほとんどないうえ、重症化すると動脈硬化やそれに伴う合併症を引き起こす可能性があります。

コレステロールは脂質の一種で、細胞膜を形成したり副腎皮質ホルモンの原料になったりと、人体に必要不可欠な成分です。
しかし、特に肝臓で生成されるLDLコレステロールが増加すると、人体に悪影響が及ぶリスクが高まります。

本来、LDLコレステロールは全身にコレステロールを供給する重要な役割を担いますが、増加すると血管壁に付着し血流の妨げになります。

さらに、LDLが付着した箇所が傷つくと血管壁の内側に侵入し、酸化LDL(悪玉コレステロール)へと変化。
血管壁をコブ化させて血管を狭め、また傷口に血小板が集まることで血栓(血液の塊)ができると、血管を詰まらせる原因になります。

心臓周辺の血管が詰まると心筋梗塞、脳の血管が詰まると脳梗塞といった病気を引き起こすこともあります。
コレステロール値が高くなると、このような危険な状態に発展するリスクが高まります。

リピトールは、そのリスクを軽減させるための医薬品です。
リピトールを使用することで有効成分のアトルバスタチンがHMG-CoA還元酵素の働きを阻害し、コレステロールの生成が抑制されます。

こうして、無理なくコレステロール値を下げることができます。
コレステロールは食生活の改善や適度な運動によって減らすこともできますが、これらの方法は生活習慣を変えるのが難しい方には不向きであるといえます。

また、生活習慣を改善させるだけでは時間がかかってしまいます。
それに比べて、リピトールなら毎日用法用量を守って服用することですみやかに効果を発揮し、効率的に病気のリスクを軽減させることが可能です。

効果

肝臓のコレステロール合成を阻害し、血液中のコレステロールを低下させることで、脂質異常症の治療や予防に効果があります。

適応症状

リピトールは下記の方におすすめです。

・コレステロール値が高い方
・脂質異常症の治療や予防をしたい方

有効成分

有効成分はアトルバスタチンです。
血栓の原因となるコレステロールを合成する酵素の働きを阻害する作用があります。

含有量・内容量

1箱30錠入りとなっています。

リピトール1錠あたりアトルバスタチン10㎎/20㎎/40㎎を含有した3種類があります。

製薬会社

ヴィアトリス

ヴィアトリス社は前身がスウェーデンの大手製薬会社です。
2020年には米国の製薬会社大手ファイザーと統合し、ジェネリック医薬品事業の長期戦略的業務提携を開始しました。一般用医薬品やヘルスケア用品などの豊富な商品を取り扱っています。

リピトールの用法用量

服用方法

1回2錠（アトルバスタチンとして10mg）を1日1回水かぬるま湯にて服用してください。

なお、年齢・症状により適宜増減されますが、重症の場合は1日4錠（20mg）まで増量できます。

リピトールの副作用

主な副作用

主な副作用として、胃不快感、かゆみ、四肢しびれ、不眠、下痢、胸やけ、便秘、頭痛、全身倦怠感などが報告されています。
このような症状に気づいたら、かかりつけの医師にご相談ください。

稀な副作用

まれに横紋筋融解症、ミオパチー、免疫介在性壊死性ミオパチーなどの報告がされています。
筋肉痛、脱力感、赤褐色尿などの症状が出ましたら使用を中止し、医師の診察を受けてください。

リピトールの使用上の注意

服用に注意する人

次の人は使用に注意してください。

・肝障害又はその既往歴のある患者
・アルコール中毒の患者
・腎障害又はその既往歴のある患者
・フィブラート系薬剤（ベザフィブラート等）、免疫抑制剤（シクロスポリン等）、ニコチン酸製剤（ニセリトロール等）、アゾール系抗真菌薬（イトラコナゾール等）、エリスロマイシンを投与中の患者
・糖尿病の患者
・甲状腺機能低下症の患者、遺伝性の筋疾患（筋ジストロフィー等）又はその家族歴のある患者、薬剤性の筋障害の既往歴のある患者
・高齢者

併用注意

併用を注意するものがあります。

・フィブラート系薬剤
・免疫抑制剤
・免疫抑制剤
・アゾール系抗真菌薬
・エリスロマイシン
・クラリスロマイシン
・HIVプロテアーゼ阻害剤
・グラゾプレビル
・レテルモビル
・グレープフルーツジュース
・エファビレンツ
・リファンピシン
・ベキサロテン
・陰イオン交換樹脂
・ジゴキシン
・経口避妊薬

服用してはいけない人

次の人は使用できません。

・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
・肝代謝能が低下していると考えられる以下のような患者
・妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳婦
・グレカプレビル・ピブレンタスビルを投与中の患者

併用禁忌薬

この薬には併用してはいけない薬があります。

・グレカプレビル・ピブレンタスビル

リピトールの保管方法と取り扱い上の注意

保管方法

・直射日光が当たる場所や高温多湿になる場所は避けて、冷暗所で保管してください。
・匂いの強いものと一緒に保管しないでください。
・子供の手の届かないところに保管してください。

取り扱い上の注意

・薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

リピトールの商品情報

商品分類

医療用医薬品：先発医薬品

先発医薬品とは、新しく開発された薬で新薬とも呼ばれています。
新薬が発売されるまでには、長い研究期間と膨大な費用が掛かります。
そのため特許を出願してからは、開発した製薬会社が独占して、製造・販売することができ、その間、有効性や安全性の調査や再審査も行われます。

形状・剤形

経口服用タイプの錠剤

対象性別

脂質異常症の治療を目的とした成人男性・女性

リピトールの発送・梱包

発送国

・香港

梱包状態

差出人名は『お薬通販部』の名称では、ございません。
発送国名のみの記載、もしくは発送国業者名となります。
不在伝票投函の際には、発送国名を記載されることがほとんどですので、あらかじめご了承ください。

外箱にご注文の商品名や医薬品名が表記されることはございませんので、配送員の方やご家族の方などに内容物を知られることなく受け取ることができます。

梱包状態について詳しくはこちら
>>梱包について

医薬品等の通販・個人輸入について

医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法（旧薬事法）により規制があります。
個人レベルでの購入と定められており誰かの代わりに通販購入する、購入後に第三者への譲渡などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。

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>>個人輸入とは

• 参考文献
  医薬品の個人輸入について詳しくはこちら
  厚生労働省：医薬品等の個人輸入について

リピトールのよくある質問