アタカンド

アタカンドの商品詳細

特徴

アンジオテンシンIIには、血管を収縮させる働きがありますが、血管が収縮すると血行が悪くなります。
血液は全身に栄養と酸素を運んでいるため、血液の循環が悪くなって栄養状態が低下することによって、さまざまな弊害が現れることとなります。

そのようなリスクを下げるため、血管が収縮した場合、脳から心臓へ「もっと血液をたくさん送り出すように」というサインが出されます。
それによって心臓の拍動が強くなる、すなわち血圧が高くなるわけです。

アタカンドには、アンジオテンシンIIの働きを抑制することによって血管の収縮を緩和し、それによって心臓へとかかる負担を減らすことが可能となっています。

効果

高血圧症治療、腎実質性高血圧症治療の効果が見込めます。

適応症状

アタカンドは下記の方におすすめです。

・高血圧の方
・脳卒中や心臓病、腎臓病の予防をしたい方

有効成分

アタカンドには、主成分として「カンデサルタンシレキセチル」が配合されています。

血圧があがるのは先にも述べたアンジオテンシンが主要因と考えられています。
アンジオテンシンが変換酵素によってアンジオテンシンIIへと変化し、それがアンジオテンシンII受容体に反応することで、心臓や血管へと作用します。
カンデサルタンには、アンジオテンシンIIが、アンジオテンシンII受容体へ反応するのを阻害し、アンジオテンシンによって心臓や血管へと負担を軽減します。

含有量・内容量

1箱30錠入り/28錠入りがあります。

アタカンド1錠あたりカンデサルタンシレキセチル4mg/8mg/16mgを含有した3種類があります。

製薬会社

アストラゼネカ

アタカンドの用法用量

服用方法

高血圧症にアタカンドを用いる際には、1回につき1錠から2錠を服用することとなります。
場合によっては1回につき3錠の服用を支持されることもあります。
服用回数は1日に1回です。

高血圧の治療にアタカンドを服用しているときに、もし服用を忘れた場合、速やかに服用するようにします。
ただし、次の服用まで8時間以上を空けることが重要です。
飲み忘れたからと言って、2回分を1度に飲むことは絶対に避けましょう。

アタカンドの副作用

主な副作用

主な副作用として、発疹、かゆみ、立ちくらみ、低血圧、ふらつき、貧血、めまい、徐脈、動悸、ほてり、頭痛、眠気、不眠、頭重感、しびれ、吐き気、みぞおちの痛み、便秘、胃潰瘍、口渇、味覚異常、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、倦怠感、脱力感、咳、浮腫、視覚異常などが報告されています。

このような症状に気づいたら、かかりつけの医師に相談してください。

重大な副作用

重大な副作用として血管浮腫 、 顔面腫脹 、 腫脹 、 口唇腫脹 、 舌腫脹 、 咽頭腫脹 、 喉頭腫脹などが報告されています。

アタカンドの使用上の注意

服用に注意する人

次の人は、使用に注意してください。

・両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者
・高カリウム血症の患者
・腎障害のある患者
・肝障害のある患者
・薬剤過敏症の既往歴のある患者
・高齢者

併用注意

併用を注意する必要があります。

・カリウム保持性利尿剤
・利尿剤
・アリスキレンフマル酸塩
・アンジオテンシン変換酵素阻害剤
・リチウム
・アンジオテンシン変換酵素阻害剤及びβ遮断剤
・非ステロイド性消炎鎮痛剤（NSAIDs）・COX-2選択的阻害剤

服用してはいけない人

次の人は使用できません。

・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
・妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
・アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者

アタカンドの保管方法と取り扱い上の注意

保管方法

・直射日光が当たる場所や高温多湿になる場所は避けて、冷暗所で保管してください。
・匂いの強いものと一緒に保管しないでください。
・子供の手の届かないところに保管してください。

取り扱い上の注意

・薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

アタカンドの商品情報

商品分類

医療用医薬品：先発医薬品

先発医薬品とは、新しく開発された薬で新薬とも呼ばれています。
新薬が発売されるまでには、長い研究期間と膨大な費用が掛かります。
そのため特許を出願してからは、開発した製薬会社が独占して、製造・販売することができ、その間、有効性や安全性の調査や再審査も行われます。

形状・剤形

服用タイプの錠剤

対象性別

高血圧症治療を目的とした成人男性・女性

アタカンドの発送・梱包

発送国

・香港

梱包状態

差出人名は『お薬通販部』の名称では、ございません。
発送国名のみの記載、もしくは発送国業者名となります。
不在伝票投函の際には、発送国名を記載されることがほとんどですので、あらかじめご了承ください。

外箱にご注文の商品名や医薬品名が表記されることはございませんので、配送員の方やご家族の方などに内容物を知られることなく受け取ることができます。

梱包状態について詳しくはこちら
>>梱包について

医薬品等の通販・個人輸入について

医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法（旧薬事法）により規制があります。
個人レベルでの購入と定められており誰かの代わりに通販購入する、購入後に第三者への譲渡などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。

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>>個人輸入とは

• 参考文献
  医薬品の個人輸入について詳しくはこちら
  厚生労働省：医薬品等の個人輸入について

アタカンドのよくある質問