ファロバクト

ファロバクトの商品詳細

ファロバクトの特徴

ファロバクトの有効成分は、ファロペネムナトリウムでグラム陽性菌、グラム陰性菌、アクネ菌など幅広い菌に対して抗菌作用を持つ医薬品です。

ペニシリンとセファロスポリンの骨格をもち、抗生物質のβラクタム環が原因菌の細胞壁合成酵素(PBP)と直接結合して細胞壁の合成を阻害します。

殺菌的に作用しますが、βラクタム環を分解する酵素があるため抗生物質の耐性菌が問題となります。

ファロバクトは耐性菌に対しても安定的に作用するため、持続的に効果を発揮します。

ファロバクトの効果

ファロバクトの有効成分ファロペネムナトリウムが幅広い菌種のグラム陽性菌を中心に、グラム陰性菌や嫌気性菌に対し殺菌的に働きます。

• 参考文献
  ファロバクト（ファロペネムナトリウム）の効果について詳しくはこちら
  おくすり110番：ファロペネムナトリウム（作用）

ファロバクトの適応症状

ファロバクトは、抗菌作用により次の症状を改善します。

・慢性膿皮症・化膿性炎症を伴うざ瘡・尋常性ざ瘡（ニキビ）でお悩みの方
・肺炎・肺膿瘍・気管支炎など呼吸器疾患でお悩みの方
・副鼻腔炎・外耳炎・中耳炎・扁桃炎などでお悩みの方
・涙嚢炎、麦粒腫(ものもらい)、瞼板腺炎、角膜炎などでお悩みの方

性感染症について詳しくはこちら
>>性感染症とは

ファロバクトの有効成分

ファロバクトは、有効成分ファロペネムナトリウム含有しています。

ファロペネムナトリウムは感染症治療に用いられるペネム系の構成物質で、ニキビで知られるアクネ菌を始め、膿や局所の炎症を起こすブドウ球菌やレンサ球菌属・肺炎球菌を殺菌します。

• 参考文献
  ファロバクト（ファロム）の有効成分について詳しくはこちら
  KEGG：ファロム(薬効薬理)

ファロバクトの含有量・内容量

1箱6錠入りとなっています。

ファロバクト1錠あたりファロペネムナトリウム200mgを含有しています。

製薬会社

シプラ

シプラはインドに拠点を置く80年以上の歴史を誇る製薬会社です。
新興国のHIV患者向けに安価のエイズ治療薬を製造しています。
AGA治療薬「フィンペシア」、ED治療薬「タダシップ」など数多くのジェネリック医薬品を取り揃えています。

製薬会社>>シプラ

ファロバクトの関連商品

その他のニキビ治療薬

ファロバクト以外のニキビ治療薬です。

・クリンダマイシンゲル
化膿したニキビの原因菌も殺菌する治療薬

・トレティバ
ニキビの原因菌の繁殖と皮脂の分泌を抑制する治療薬

・アダフェリンジェル
ニキビの毛穴のつまりと炎症を治療するディフェリンゲルのジェネリック医薬品

この他のニキビ治療薬はこちら
>>ニキビ

ファロバクトの用法用量

ファロバクトの服用方法

通常、成人は1回150〜300mgを1日3回服用します。

対象となる疾患や症状・年齢・体重等により、適宜増減する必要があります。

ファロバクトの推奨用量

感染症など以下の症状の場合
(表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡（ニキビ：化膿性炎症を伴うもの）、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎（単純性に限る）、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫(ものもらい)、瞼板腺炎、角膜炎（角膜潰瘍を含む）、外耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎の場合)
成人1回150～200mgを1日3回服用します。

呼吸器など以下の症状の場合
(肺炎、肺膿瘍、膀胱炎（単純性を除く）、腎盂腎炎、前立腺炎（急性症、慢性症）、精巣上体炎（副睾丸炎）、中耳炎、副鼻腔炎の場合)
成人1回200～300mgを1日3回服用します。

ファロバクトの服用時の注意

飲み忘れた場合

飲み忘れた場合は1日以内に気づいた場合であれば、気づいた時点で1回分を服用します。
次に飲む時間が近い場合はその時間まで待ち、1錠飲むようにし2回分をまとめて飲むことはしないでください。

翌日以降は、決めた時間に服用してください。

症状がよくなったからといって自分の判断で服用を辞めずに最後まで飲みきりましょう。

• 参考文献
  ファロバクト（ファロム）の用法用量について詳しくはこちら
  KEGG：ファロム(用法用量)

ファロバクトの副作用

ファロバクトの主な副作用

主な副作用として、下痢、腹痛、軟便、発疹などがあります。

副作用として低頻度ですが、AST上昇、ALT上昇、過敏症などがあります。

上記の症状が現れた場合は、使用を中止した後に医師または薬剤師にご相談ください。

ファロバクトの稀な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、中毒性表皮壊死融解症等の症状が報告されています。

中毒性表皮壊死融解症は、薬剤の服用で高熱（38°C以上）、目の充血、くちびるのただれ、のどの痛み、皮膚の広い範囲が赤くなるなどがあり、その症状が持続したり、急激に悪くなったりします。

この場合は、すみやかにかかりつけの医師、もしくは内科・泌尿器科・専門外来にて、診断を受けてください。

ファロバクトの効果・副作用が強いと感じた場合

ファロバクトの服用にて、効果の効力や副作用が強く感じる場合は、1/2量・1/4量と調節し服用ください。

• 参考文献
  ファロバクト（ファロム）の副作用について詳しくはこちら
  KEGG：ファロム(副作用)

ファロバクトの使用上の注意

ファロバクトの服用に注意する人

下記症状のがある方は使用に注意し医師と相談してください。

・ファロバクトに対し過敏症の既往歴のある方
・本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者の方
・高度の腎障害のある患者の方
・高齢者の方（65 歳以上）
・経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者の方
・全身状態の悪い患者の方

他に服用している薬がある場合は、飲み合わせにより薬の効果を強めたり弱めたりする恐れがあります。

ファロバクトの併用注意

併用注意薬は、ファロバクトと併用して服用するにあたり注意が必要なお薬です。

・イミペネム、シラスタチンナトリウム
動物実験でファロペネムナトリウムの血中濃度が上昇することが報告されています。

・フロセミド（ラシックス）
動物実験でファロペネムナトリウムの腎毒性が強まることが報告されています。

・バルプロ酸ナトリウム
てんかん様発作が再発することが報告されています。

過去に医薬品の使用にて、かゆみ、発疹などのアレルギー症状を発症した方は、服用前にかかりつけ医師にご相談をしてください。

ファロバクトを服用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

・ファロバクトに含まれる成分に対して過敏な反応を経験したことがある方

上記に該当する人が、この薬を使用することにより、副作用が強く出る場合があります。

• 参考文献
  ファロバクト（ファロム）の使用上の注意について詳しくはこちら
  KEGG：ファロム(使用上の注意)

ファロバクトの保管方法と取り扱い上の注意

ファロバクトの保管方法

・直射日光・高温多湿を避けて常温（15～25℃）で保管してください。

・乳幼児、小児の手の届かないところで保管してください。
　誤って服用する可能性は避けましょう。

ファロバクトの取り扱い上の注意

・消費期限が過ぎた薬は、服用しないでください。
　効果が発現しない場合や、身体に影響をおよぼすおそれがあります。

・他の薬剤との保管はお控えください。
　成分の作用により、性質の変化や形状が変わるおそれがあります。

ファロバクトの商品情報

商品分類

医療用医薬品：ジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間が終わった後に他の製薬会社から同じ有効成分を使って開発され、有効性・安全性が新薬と同等であることが前提として、厳しい試験に合格したうえで、国が承認した医薬品のことです。

ジェネリック医薬品について詳しくはこちら
>>ジェネリック医薬品とは

形状・剤形

経口服用タイプの錠剤

対象性別

感染症やニキビ、副鼻腔炎、麦粒腫(ものもらい)の治療を目的とした成人男性・女性

関連ページ

>>性感染症とは
性感染症とは性感染症（STD）とは性行為により感染する病気の総称であり、俗に性病とも呼ばれます。
日常生活で感染することはなく、基本的な感染経路は性行為になります。種類や症状、検査方法、治療方法を説明しています。

>>性感染症治療薬とは
性行為をすることで感染してしまう病気を総称して、性感染症といいます。
性感染症といっても、実にさまざまな種類があり、種類が異なれば、もちろん治療法も異なります。性感染症の種類・治療方法や治療薬の入手方法について解説しています。

参考文献

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
お薬通販部では正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

医薬品情報サイト
おくすり110番
病院で処方される医薬品の効果や有効成分、服用方法、併用禁忌薬など詳しい情報が検索できるサイトです。
各医薬品の添付文書が見られるほか、病気別の薬の検索や禁忌薬に特化したページ、薬価の検索、薬用植物図鑑など幅広い情報が載っています。　

KEGG
日本医薬情報センター（JAPIC）から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。

製薬会社サイト
シプラ
シプラはインドに拠点を置く80年以上の歴史を誇る製薬会社です。
新興国のHIV患者向けに安価のエイズ治療薬を製造しています。
AGA治療薬「フィンペシア」、ED治療薬「タダシップ」など数多くのジェネリック医薬品を取り揃えています。

行政機関サイト
厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。

発送・梱包

発送国

・インド

梱包状態

差出人名は『お薬通販部』の名称では、ございません。
発送国名のみの記載、もしくは発送国業者名となります。
不在伝票投函の際には、発送国名を記載されることがほとんどですので、あらかじめご了承ください。

外箱にご注文の商品名や医薬品名が表記されることはございませんので、配送員の方やご家族の方などに内容物を知られることなく受け取ることができます。

梱包状態について詳しくはこちら
>>梱包について

医薬品等の通販・個人輸入について

医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法（旧薬事法）により規制があります。
個人レベルでの購入と定められており誰かの代わりに通販購入する、購入後に第三者への譲渡などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。

医薬品等の通販・個人輸入について詳しくはこちら
>>個人輸入とは

• 参考文献
  医薬品の個人輸入について詳しくはこちら
  厚生労働省：医薬品等の個人輸入について

ファロバクトのよくある質問