梅毒とは何か?性感染症の原因や症状、治療方法など体験談を紹介します

近年、梅毒患者数は全国的に増加しています。梅毒は、自分だけでなくパートナーに感染させてしまう危険性があるため、正しい知識をもつことが重要です。本記事では、梅毒に感染する原因・感染してしまった時の症状などを分かりやすく解説しています。

お薬通販部スタッフ[監修]

梅毒とは何か?性感染症の原因や症状、治療方法など体験談を紹介します

近年、全国的に増加の一途をたどっている“梅毒”。

梅毒を含め、性感染症にはつらい症状に悩まされるものもあれば全く症状を感じないケースも。場合によっては、うっかりパートナーに病気をうつしてしまうこともあるかもしれません。

デリケートゾーンの病気ですので、人に話すことも難しく悩んでしまうかもしれませんよね?

この記事を読んでいる人の中には、実際に起きている症状について、梅毒かもしれないと不安になっている人もいるかもしれません。

今回の記事では、「梅毒とは?梅毒を含む性感染症の原因や治療方法などについて解説」を紹介したします。



梅毒は治るのか?写真などを使って症状を見てみよう

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梅毒は梅毒トレポネーマと呼ばれる細菌によって感染します。

古くは江戸時代から死をもたらす病として知られていましたが、抗生物質の発展によって現在ではそこまで脅威ではなくなりました。

しかしながら、治療せずに放置しておけば細菌が全身に巡って深刻な症状を引き起こしてしまうかもしれません。



早期発見で治療をしよう!まずは検査から!

とにもかくにも、まずは早期発見が治療のカギです。

梅毒は感染してから一定期間経過しなければ症状が出ないため、感染していることに気づかないケースもあります。梅毒の症状が悪化する前に治療したいのであれば、必ず検査を受けるべきでしょう。

検査によって感染しているかどうかがはっきりすれば、早期治療もできますし、大切なパートナーに病気をうつすリスクも減らせるでしょう。



ゴム腫とは?梅毒との関連性

梅毒を長期間放置すると「ゴム腫」と呼ばれるゴムに似た柔らかい腫瘤ができます。

感染してから3年以上経っても治療されないままでいると、症状があらわれるといわれています。症状の範囲は頭皮、顔面、足、腕などと広範囲で、すべての臓器にもゴム腫ができる可能性も。

ゴム腫は表面が破れるとただれたようになり、周囲の組織を破壊してしまいます。



先天性梅毒とは?トレポネーマが感染!

先天性梅毒とは、母子感染により胎児が梅毒に感染してしまうことをいいます。

妊娠中の人が梅毒に感染、もしくは梅毒に感染していることに気づかずに妊娠してしまうと、胎盤を通じて梅毒トレポネーマに感染してしまうかもしれません。

感染するリスクは60~80%といわれており、妊娠後期であるほどリスクは高いといわれています。

赤ちゃんが先天性梅毒になると、手のひらや足の裏に水ぶくれのような発疹や斑状の皮疹などの症状を引き起こし、重篤なケースでは発育不全に陥ってしまうことも。

このような事態を避けるためにも、妊娠を予定している人は事前にブライダルチェックや定期的な性病検査が重要といえるでしょう。



梅毒になってしまった!感染症の予防と感染経路対策

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「もしも梅毒になってしまったら。」家族に性病をうつしてしまったりしないか心配になってしまうことでしょう。

事実、梅毒は人から人へと感染していく病気です。大切なパートナー、既婚者であればわが子が感染してしまったらと考えてしまうかもしれません。

感染してしまったらすみやかに治療することが大前提ですが、可能な限り感染は避けたいですよね?

梅毒がどのようにして人へと感染しておくのか、性感染症予防のためにも知っておくとよいでしょう。



家族に梅毒は移るのか?

家族やパートナーと日常生活を共にしているとしても、性行為がなければ梅毒の感染リスクはそれほど高くはありません。

梅毒は粘膜同士の接触により感染するといわれており、身体から離れて空気に触れてしまうとすぐに死んでしまう細菌です。同じ空間で過ごす、会話をする、手をつなぐ、一緒にお風呂に入るなどではまず感染することはないでしょう。

ただし、稀ではありますが、コップや箸の共有、バスタオルの共有によって感染するケースもあるため注意が必要です。

感染を防ぐためにもコップやタオルなどの共有は避けておいた方が良いでしょう。



キスでも感染?トイレやお風呂で移るのか?

梅毒はキスによっても感染する可能性があります。粘膜同士の接触により病原菌の梅毒トレポネーマが付着することが要因といえるでしょう。

また、トイレやお風呂でも感染する可能性があります。トイレの便座、お風呂の椅子など、陰部が当たる場所などに病原菌が付着し、座ることで感染してしまうかもしれません。

梅毒は熱や乾燥に弱い上、体外で空気中に触れてしまうとすぐに死滅してしまうので、化膿性は必ずしも高くはないでしょう。

とはいえ、まったくないわけではないので、トイレの使用後はしっかりと消毒する、お風呂の椅子は使用前後で洗い流し、清潔に保つなどの予防が必要です。



感染力は強い!皮膚の傷口や粘膜に直接触れるだけでも?

梅毒は低酸素状態でしか生存できない細菌です。ただし、低酸素状態が維持されていれば、感染する力は強いといえるでしょう。

性行為においても、15~30%の確率で感染するといわれ、粘膜同士だけではなく、傷口からも感染します。そのため、性器への挿入によるセックス以外に、オーラルセックス、アナルセックスなどでも感染はあり得るでしょう。

感染を防ぐためにはコンドームの使用が有効です。ただし、コンドームの予防率も100%ではありませんし、傷口からも感染することから完全には防ぎきれないでしょう。

コンドームも併用しながら、定期的な性病検査を行うのがおすすめです。



ビクシリン・ジェネリック(アンピシリン) 商品画像

アンピシリンはカディラ・ファーマシューティカルズが開発した医薬品で、淋病や梅毒をはじめとした、多くの炎症や感染症に効果的な抗生物質です。日本の製薬会社であるMeiji Seika ファルマ株式会社が開発したビクシリンのジェネリック医薬品です。

1箱:4,800円


梅毒になったら治療薬を飲もう!治った人の体験談は?

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梅毒にかかってしまったら、すぐに治療を受けましょう。早期発見であれば、治療薬を飲むことで完治できます。

しっかり治療されなければ、悪化して体調を崩してしまうこともあるでしょう。



梅毒になった人の体験談は?

実際に梅毒になった人の体験談についてみていきましょう。

40代男性
40代男性

はじめはダニに刺されたのかな?お腹のあたりにプツプツしたものがあるなーと思い皮膚科へ受診しました。
皮膚科の先生に見せたところ「ダニじゃないと思うよ」といわれ検査。梅毒といわれました。


さらに「最近しこりとかなかった?」と聞かれ、思い直してみると口の中にしこりみたいなものがあったことを思い出しました。
最初は口内炎かな?と思っていたのですがどうやらそれが梅毒の初期症状だったようです。

20代女性
20代女性

性風俗店で2年ほど働いていました。

最初は大学の学費がどうしても払えず、やむなく風俗へ足を踏み入れたのがきっかけ。普通のバイトとはけた違いの収入に、心が浮いてしまったのかもしれません。

性病の検査は定期的に行っていましたが、幸いなことに性病にはほとんどかかりませんでした。
検査費用も安くはないですし、「しっかり予防しているから性病にならない」と高をくくり、しばらく性病検査をしていませんでした。


ある日、肛門付近にできものがあることに気づきました。

痔になるとそういった症状があるともいわれましたが、出血や痛みなどの症状はなく、「これはひょっとして・・・」と思いレディースクリニックへ。検査の結果、梅毒でした。

先生から話を聞けば聞くほど、どんどん怖くなっていったのを覚えています。

幸い薬の服用によって治るとのことでしたが、風俗はもうやめようと思い、それからは普通のバイトをするようにしています。



治療薬を服用した体験談は?

実際に梅毒の治療薬を服用した人の体験談についても紹介します。

30代女性
30代女性

梅毒と診断され、ペニシリンを処方するといわれました。

医師からは「飲み始めに風邪っぽい症状になるかも」といわれましたが、特段そういったことはなく、薬を飲み続けることができました。

お腹の善玉菌もやっつけてしまうらしく、治療中はずっとお腹がゆるめなのがつらかったです。

あとは、抗体検査?をするらしく、それがある一定の数値にならないといけないそうで、何度か病院に通うのが大変でした。



梅毒に感染しない為に注意する事

梅毒は自覚症状があまり多くなく、自分で気づく前に誰かにうつしてしまうリスクを孕んでいます。

コンドームをつけていたとしても完全に防ぎきれるものではないため、十分注意する必要があるでしょう。今現在、梅毒は増加し続けており、今後あなたも感染してしまうかもしれません。

梅毒に感染しないためにも、必ずコンドームを装着しましょう。挿入時だけではなく、オーラルセックスの際にもコンドームの着用が有効です。

更に、不特定多数の相手との性行為は避け、定期的な性病検査を受けることをおすすめします。



まとめ

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「梅毒とは?梅毒を含む性感染症の原因や治療方法などについて解説」を紹介しましたがいかがでしょうか。

梅毒は粘膜同士の接触により感染し、病気の進行によってさまざまな症状を引き起こします。感染に気付きにくく、気づいた時には重症化しているかもしれません。

早期発見早期治療が有効ですので、必ず性病検査を受けた方が良いでしょう。

梅毒は空気に触れる、熱、乾燥などに弱く、体外から離れてしまえばすぐに死滅してしまいますが、性行為以外でもうつってしまうこともあります。

コップやタオルの共有は控えるべきですし、挿入のないオーラルセックスでも感染してしまうリスクがあるため、十分注意すべきでしょう。

重症化により怖い症状をもたらす梅毒ですが、早期治療により完治が可能です。

梅毒の重症化を防ぐためにも徹底したコンドームの使用が望ましいですし、定期的な性病検査を受けた方が良いでしょう。

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