エピデュオゲルの有効成分「アダパレン/過酸化ベンゾイル」とは？

代表的なニキビ治療薬「エピデュオゲル」には、ニキビの改善や予防、健やかな肌づくりに役立つ、2種の有効成分が配合されています。こちらのページではエピデュオゲルの有効成分について、具体的な特徴や効果をわかりやすくご紹介します。

記事公開日：2025.04.02

最終更新日：2025.04.02

お薬通販部スタッフ[監修]

ニキビ治療薬として使用実績が長い「エピデュオゲル」には、「アダパレン/過酸化ベンゾイル」という有効成分が配合されています。

本記事ではエピデュオゲルの効果の元となる有効成分、アダパレン/過酸化ベンゾイルについて、それぞれの特徴や効果を具体的に解説します。

エピデュオゲルの有効成分「アダパレン/過酸化ベンゾイル」の基礎知識

エピデュオゲルに配合されている「アダパレン」と「過酸化ベンゾイル」は、ニキビをはじめさまざまな肌トラブルに効果を発揮する有効成分です。

ここではアピデュオゲルの2種の有効成分について、詳しい特徴や効果をわかりやすくお伝えします。

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エピデュオゲルのひとつめの有効成分「アダパレン」は、健やかな肌づくりのサポートやターンオーバーを正常にする「ビタミンA」を誘導する働きがあります。

そのためエピデュオゲルを使うと、アダパレンのビタミンA誘導作用によってニキビや毛穴詰まりの目立つ肌が修復・再生され、健やかでなめらかな肌質に整います。

エピデュオゲルのふたつ目の有効成分「過酸化ベンゾイル」は、古い角質を剥がしたり毛穴詰まりを防ぐ効果があります。

古い角質や毛穴詰まりは、肌荒れやニキビの原因と考えられています。

エピデュオゲルは、過酸化ベンゾイルの作用によって古い角質の蓄積や毛穴詰まりを防ぐため、ニキビのできにくい肌質づくりにも役立つでしょう。

エピデュオゲルの有効成分・アダパレン/過酸化ベンゾイルがニキビをはじめとするさまざまな肌トラブルに効果を発揮するのは、以下のような作用が関係しています。

アダパレン	皮膚の角化を予防する炎症の鎮静化、予防
過酸化ベンゾイル	ニキビの原因となる「アクネ菌」の増殖を抑制する毛穴詰まりを取り除き、なめらかな肌質に整える

エピデュオゲルは上記のような作用を持つ有効成分が配合されているため、ニキビや毛穴詰まり、角質硬化など幅広い肌悩みに効果を発揮します。

エピデュオゲルの有効成分、アダパレン/過酸化ベンゾイルは、臨床試験において優れた有効性が報告されています。

エピデュオゲルの効果のイメージにもつながる、アダパレン/過酸化ベンゾイルの有効性を詳しく見ていきましょう。

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国内第III相臨床試験の尋常性ざ瘡患者417名を対象とした結果では、以下のような有効性が報告されています。

	エピデュオゲル群（212例）	アダパレン群（101例）	過酸化ベンゾイル群（104例）
総皮疹数減少率	82.7（77.3%）	68.6（62.7％）	81.6（73.5％）

長期投与における、国内第III相臨床試験では、以下のような有効性が報告されています。

統合解析における、海外第III相臨床試験（統合解析）では、以下のような有効性が報告されています。