梅毒の感染経路は?症状が出たら早期に検査を!原因と注意する事
最近増加傾向にある梅毒。放置してしまうと重症化する可能性もあるので、まずは感染経路を知ることが重要です。本記事では梅毒が感染する主な経路について解説しつつ、検査方法・注意点などについても紹介しています。予防の意味でも梅毒感染の正しい知識を知っておきましょう。
お薬通販部スタッフ[監修]

性病の代表例の1つとも言われている梅毒。できるだけ感染したくないですよね!
その梅毒ですが、長い期間で見ると感染者数が右肩上がりになっています。梅毒の感染者数が増加しているのことが現在の状況と考えられるでしょう。
2023年の10月29日まででは、12,434名が全国にて梅毒感染している報告がされているほど、目を向けなくてはいけない問題へと発展しつつあります。
最悪な場合は、死亡に至ってしまうケースも否定できません。これからも注目される問題になることでしょう。感染者層の多くは、20~30代女性の傾向がありますが、男性女性ともに多くの感染報告があります。
梅毒は、完治できるため感染してから早い時期に治療することをおすすめします!
気になっている、あるいは心配な方は、本記事を通して梅毒の代表的な感染経路、日常生活でも感染してしまうケース、梅毒の感染予防策について一緒に見ていきましょう。
目次
梅毒の代表的な感染経路は?病原体に接触をしたら治療を!

梅毒の代表的な感染経路として、性交渉にて感染する場合、オーラルセックスで粘膜感染する場合、キスや皮膚にある傷口に病原菌が感染してしまうという3事例が挙げられます。
いずれの場合も、早い時期の治療で、完治が見込まれます!
上記3パターンのケースについて1つずつ詳しく解説していきます。
性行為で性感染症になる場合
梅毒の病原菌であるトレポネーマ・パリダムは、感染者の粘膜や血液、または滲出液などの体液に含まれてます。
非感染者の粘膜と接触することで感染するメカニズムになっています。
性交渉することで粘膜や体液で梅毒が感染しやすい原因と同時に、感染する可能性が高い感染経路になっています。
オーラルセックスでも粘膜感染する
オーラルセックスとは、口や舌を用いて相手の性器やその周辺を刺激する性行為の一種であり、オーラルセックスでも性感染症を患うリスクがあります。
口から性器へ、性器から口へ、という2通りの感染があります。
後者の性器から口への場合、口内に性感染症の病原体が感染しても症状が出ないことが普通であり、それが要因となって喉に感染していることに気づかないままオーラルセックスをして、口から性器へと、相手に病原体を移してしまっているケースが多くなっています。
オーラルセックスでも性感染症になってしまう危険性があることを理解しておきましょう。
キスや皮膚にある傷口でも移る
性行為でなくても、キスによって梅毒が感染してしまうこともあります。さらに、傷口からに浸出液によっても梅毒が感染します。感染経路は想像以上にあるということを忘れないようにしましょう。
このように、梅毒に感染する代表的な感染経路は3つあります。
梅毒に感染した女性が妊娠してしまうと、胎盤を通じてお腹にいる赤ちゃんにも梅毒が感染してしまうリスクがあるため、気を付けましょう!
この胎児に梅毒が感染してしまうことを先天性梅毒と言われ、それを患ってしまうと生後数か月以内に水疱性発疹、斑状発疹、丘疹状の皮膚症状などに加えて、全身性リンパ節腫脹、骨軟骨炎、鼻閉じなどといった症状が表れる危険性があります。
上記の病気以外にも、流産や早産の原因にもなります。
梅毒感染者本人のみならず、パートナー、それから子どもまでも病原菌を移してしまう可能性が生じてしまうことも、しっかりと把握をしておきましょう。
実際に、感染者数が増えていることからも、感染者本人だけの問題にとどまりません。完治することは可能なため、治療や予防が重要です!
梅毒の感染経路に心当たりがない!日常生活で移る場合

ここまで、いくつかの梅毒の感染経路について確認をしてきました。デリケートな部分の接触によって、梅毒に感染してしまうことが分かりました。
それら以外に、梅毒の感染経路としてタオルの使いまわしやトイレもあるという情報を耳にした経験はないでしょうか?そちらの疑問についても言及していきます。
また、梅毒になる可能性も気になりますね。
これらの疑問点をこの章にて一気に解消していきましょう!
梅毒の感染経路がタオル?
トレポネーマ・パリダムは、熱または感想に対する抗体を持っていないため、一度粘膜や液体から離れると生存が困難になります。
これにより、梅毒の感染者とタオルを共有したことで感染することがほとんどないでしょう。
もし気になるようでしたら、念入りに洗濯をするか、使用するタオルを変えるといった選択肢を採ってみてください!
梅毒はトイレでも感染経路になる
トイレの場合では、便座にトレポネーマ・パリダムが付着していた場合、感染のリスクが全くないとは言い切れません。
トイレはどうしても下半身を露出するため、トイレによる感染経路を否定しづらいです。
使用前にトイレットペーパーを濡らして便座を拭くことや、トイレットペーパーを便座にかけて用を足すといった工夫をすることで感染リスクをより減らすことが可能になるかもしれません。
また、お風呂でもごく稀に梅毒に感染してしまうことがあります。
こちらもトイレの使用と同様に、トレポネーマ・パリダムが付いていた風呂イスなどとご自身の性器が接触することで感染してしまうケースがあります。
使用前にシャワーで洗い流すことや、お湯に浸かることで感染リスクをできるだけ削減することができるでしょう。
タオル、トイレ、お風呂では、性行為ほど梅毒に感染する可能性は極めて低いですが、完全に感染しないとは言い切れないことを覚えておきましょう。使用前にちょっとしたひと手間が予防に繋がります!
梅毒に感染する確率は?
感染経路についていくつか見てきましたが、梅毒に感染してしまう確率は以下の通りです。
梅毒の感染力の強さが分かります。想像以上の高確率だったのではないでしょうか?梅毒に感染しないように、しっかりと気を付てください。
特に、お産が近い方は、お子さんにも悪影響を及ぼすことを、再度確認してより気を引き締めましょう!
![]() ビクシリン・ジェネリック(アンピシリン)はカディラ・ファーマシューティカルズが開発した医薬品で、淋病や梅毒をはじめとした、多くの炎症や感染症に効果的な抗生物質です。日本の製薬会社であるMeiji Seika ファルマ株式会社が開発したビクシリンのジェネリック医薬品です。 1箱:4,800円 |
梅毒の感染予防の仕方!病原菌は自然発生するのか?

性病感染者の多さや感染経路・確率から、梅毒は意外と身近で危険な菌であると考えられますね。
梅毒の予防策や、そもそもなぜ感染者が急増しているのかという根本的な問題について見ていきましょう。
感染者数が急増している原因は?
梅毒の感染者数が増加している原因として3つ挙げられます。それらについて1つずつ順を追って紹介します。
性行動の多様化
インターネットやSNSの普及にともなって不特定多数の人と性行為が増加し、それが要因となり梅毒の感染者数も増加している傾向があります。
自己判断
梅毒には、典型的でない症状が多く、インターネット上にて典型的な症状を調べ、ご自身が該当してないから関係ないという判断を下して治療しないことで感染者数が増加しています。
服用コンプライアンスを守れない
医師から処方された治療薬を感染者が用法または容量を順守して服用する服用コンプライアンスを守ることができず、治療が完了していないケースがあることです。
用法や用量も守れない以外にも、治療薬の服用を途中でやめるという事例からも梅毒が完治されず、感染者が急増している原因にもなっています。
以上のように、感染者が急増している原因がいくつかあります。
それらを改善させることで、現状のような急増は抑えられるかもしれませんね!
コンドームで梅毒はうつらない?
梅毒の予防として、コンドームの使用が有効的です。
コンドームは有効であるものの、ゴムが覆われていない部分での接触で感染する可能性があることや、オーラルセックスによっても梅毒が感染するリスクがあります。
予防策としては得策ではあるが、100%の予防ではないということは覚えておいてください!
予防や検査を心がけよう
上述してありますが、感染の予防をするにはコンドームの使用が欠かせないでしょう。
また、オーラルセックス、キスや傷口にも気を付ける必要があります。
梅毒感染の心当たりがあるようでしたら、医療機関または保健所で検査してもらうことをおすすめします!皮膚科や感染症科、男性は泌尿器科、女性なら産婦人科で診察してもらえます。
口腔内に異常が生じている場合は、耳鼻咽喉科でも診てもらえます。
内服薬が必要でしたら、こちらのECサイトにて梅毒の内服薬を購入することができます!
まとめ

いかがでしたでしょうか?これまで、梅毒の感染経路と予防について見てきました。
性行為などによる粘膜感染が主な原因であり、露出している部分でも感染してしまう可能性があることが分かりました。梅毒に感染しないよう、性行為をする際には必ずコンドームを着用して予防に務めましょう!
梅毒に感染してから時期によって症状が異なります。
判明する時期が遅くなればなるほど、進行して症状が重くなってしまうため、心当たりある方は早期治療できるよう早い時期に診断・治療しましょう。
先ほども紹介しましたが、梅毒のサプリを気になる方がいらっしゃいましたら、こちらをご確認ください。
おすすめ商品
-
ビクシリン・ジェネリック(アンピシリン)
ビクシリン・ジェネリック(アンピシリン)はカディラ・ファーマシューティカルズが開発した医薬品で、淋病や梅毒をはじめとした、多くの炎症や感染症に効果的な抗生物質です。日本の製薬会社であるMeiji Seika ファルマ株式会社が開発したビクシリンのジェネリック医薬品です。
4,800円
この記事を書いた人
お薬通販部スタッフ