アジーにはどんな効果がある?お薬の特徴と治療できる病気について解説

クラミジアや淋菌の治療で使われるアジーは、抗生物質により細菌感染を治すお薬です。この記事では、アジーの効果についてご説明します。

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記事公開日:2024.08.21

最終更新日:2024.08.21

お薬通販部スタッフ[監修]

アジーにはどんな効果がある?お薬の特徴と治療できる病気について解説

アジーは幅広い細菌に効果をもつお薬です。

アジスロマイシン系の抗生物質のお薬であるアジーは、細胞分裂に必要なタンパク質の合成を阻害することにより細菌を治療します。

クラミジアのような性感染症のみならず、細菌感染をした場合や耳鼻科における細菌性の疾患でもよく利用されています。

この記事では、アジスロマイシン系のお薬であるアジーの効果と治療できる病気について解説します。



アジーの特徴

アジーの特徴の見出し画像

アジーは抗生物質のアジスロマイシンを有効成分として含むお薬です。

アジーにはどんな効果があるのか、詳しく見ていきましょう。

アジーの効果

アジーは、抗生物質という種類のお薬です。

抗生物質とは、細菌の感染に効果があるお薬であり、さまざまな疾患の治療に利用されています。

抗生物質には細菌を治療するために、細菌自体を破壊するものや、増殖を妨害することで細菌を治療するものがあります。

アジスロマイシンは増殖を防ぐことによって細菌を治療するタイプのお薬です。

人間の細胞分裂を妨害することはなく、細菌にだけ作用するお薬なので人体にとって安全であることも特徴の1つです。

アジスロマイシンが含まれる有名なお薬には、ファイザー社のジスロマックがあります。

アジーは、ジスロマックのジェネリック医薬品であるため、同じ成分のお薬を安価に購入できるところがメリットです。



アジーの作用時間

アジーを服用した場合、お薬の効果が最大になるのは服用してから2時間半後であることがわかっています。

またアジーは体にとどまっている時間が長いお薬であるため、作用が長く続きます。

1000mg錠の場合、血中のお薬の濃度が半分に減る時間は68時間であり、お薬の効果がなくなるまでには340時間、つまり14.2日間の効果があります。

服用の頻度が低くて便利である反面、副作用が現れる期間も長くなるので注意が必要です。



アジーはジスロマックのジェネリックで、アジスロマイシンを有効成分とするマクロライド系抗生物質です。

1箱:1,650円~



アジーの適応疾患

アジーの適応疾患の見出し画像

アジーはさまざまな細菌に対して効果を発揮します。

具体的に医療現場で使われるシチュエーションや、治療できる病気について解説します。

アジーが効果を発揮する細菌と治療できる疾患

アジーの有効成分であるアジスロマイシンは、治療できる細菌の幅が広いことが特徴です。

アジーが効果を持つ細菌のうち、代表的なものは次のとおりです。

対応菌種


以上の細菌により引き起こされる次のような疾患に対して、アジーは有効性があります。

適応症状
  • 尿道炎
  • 子宮頸管炎
  • 骨盤内炎症性疾患
  • マイコプラズマ肺炎
  • 副鼻腔炎
  • 歯周組織炎、歯冠炎症炎

利用されることが多いケースは、クラミジア淋菌により引き起こされる尿道炎子宮頸管炎骨盤内炎症性疾患の治療です。

また細菌によって引き起こされるマイコプラズマ肺炎では、アジスロマイシンをはじめとしたマクロライド系の抗生物質の服用が第一選択とされています。

そのほか、耳鼻科では副鼻腔炎の治療として、歯科では抜歯後に感染が起きた場合に利用されることも多いです。

アジーのメリットは扱いやすさにあります。

すでに服用しているお薬がある場合、種類によっては併用できない抗生物質があります。

それに対してアジスロマイシンは、副作用が現われにくく併用に注意が必要な医薬品が少ないことから重宝されています。



まとめ

まとめの見出し画像

アジーは幅広い細菌の治療に効果があるお薬です。

中でもクラミジアや淋菌のような性感染症の治療で利用されており、高い有効性が報告されています。

また細菌だけに作用して人体に影響を与えないことや、お薬の持続時間が長いことから幅広い細菌性の感染症に利用されています。

服用の際には、用法用量を守って服用しましょう!

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