スーパーカマグラは世界初のED治療薬「バイアグラ」の有効成分と、早漏改善薬「プリリジー」の有効成分が配合されたハイブリッドタイプの医薬品です。

医薬品には飲み合わせがあるため、服用する前に併用に注意が必要な医薬品・食品について知っておく必要があります。

スーパーカマグラの併用注意

スーパーカマグラには有効成分としてシルデナフィル、およびダポキセチンが配合されています。

それぞれの併用注意、および服用に際して注意が必要な人について解説します。

シルデナフィルの併用注意薬

シルデナフィルは世界で初めて開発されたED治療薬「バイアグラ」の有効成分として知られています。

シルデナフィルの併用注意薬は以下の通りです。

薬剤名など	臨床症状・措置方法	機序・危険因子
チトクロームP4503A4阻害薬 ・リトナビル ・ニルマトレルビル・リトナビル ・ダルナビル ・エリスロマイシン ・シメチジン ・ケトコナゾール ・イトラコナゾー ル ・エンシトレルビルフマル酸など	左記治療薬の併用により、シルデナフィルの血中濃度が上昇する恐れがある	代謝酵素阻害薬によるクリアランスの減少
チトクロームP4503A4誘導薬 ・ボセンタン ・リファンピシンなど	左記治療薬の併用により、シルデナフィルの効果が減弱する恐れがある	代謝酵素阻害薬によるクリアランスの増加
α遮断剤	α遮断剤との併用で降圧作用が増強し、めまいなどの自覚症状をともなう血圧低下を引き起こすおそれがある	シルデナフィルは血管拡張作用による降圧作用を有 するため、併用すると血圧が下がりすぎるおそれがある
降圧剤	降圧剤の併用 により、血圧が下がりすぎる恐れがある
カルペリチド	併用すると降圧作用増強のおそれがある

シルデナフィルの併用に注意が必要な人

以下に該当する方は、シルデナフィルの服用にあたって注意が必要です。

合併症・既往歴をお持ちの人

下記の合併症・既往歴をお持ちの人は、自分の判断でスーパーカマグラを服用せず、かかりつけ医や薬剤師に相談してください。

陰茎の構造上の欠陥

陰茎の構造上の血管がある方がシルデナフィルを服用すると、痛みにより性交を続けるのが困難になる可能性があります。

持続勃起症の素因となる疾患

鎌状赤血球性貧血や多発性骨髄腫、白血病などを治療している方は、服用前にかかりつけ医の判断を仰いでください。

出血性疾患・消化性潰瘍

出血性疾患・消化性潰瘍を治療中の人に対するシルデナフィルの安全性は確立していません。

多系統萎縮症

スーパーカマグラには血管拡張作用があるため、Shy-Drager症候群などの多系統萎縮症にともなう低血圧症を増悪させる可能性があります。

腎機能障害をお持ちの人

CCr（クレアチニン・クリアランス）＜30mL/minの人は、低用量から服用を開始する必要があります。

軽度から中等度の肝機能障害をお持ちの人

軽度から中等度の肝機能障害をお持ちの人は、低用量（シルデナフィルで25mg）から服用を開始する必要があります。

65歳以上の人

65歳以上の人は一般的に生理機能が低下しているため、低用量（シルデナフィルで25mg）から服用を開始する必要があります。

スーパーカマグラは、ED(勃起不全)と早漏が同時に治療できる人気のジェネリック医薬品です。コストも安くオススメです。 1箱：1,950円～

ダポキセチンの併用注意

ダポキセチンは早漏治療薬としてよく知られている「プリリジー」の有効成分です。ダポキセチンの併用注意薬、および服用に際して注意が必要な人について、プリリジーの添付文書をもとに解説します。

ダポキセチンの併用注意薬

ダポキセチンの併用注意薬は以下の通りです。

ダポキセチンの併用に注意が必要な人

以下に該当する方は、スーパーカマグラを服用する前に医師に相談してください。

スーパーカマグラとの併用に注意が必要な食品

スーパーカマグラに限らず、医薬品を服用する際には乳製品を摂取しないでください。牛乳などで医薬品を服用すると、胃腸に膜ができて有効成分の吸収を妨げる恐れがあります。

医薬品を服用する際には、コップ1杯の水もしくはぬるま湯で服用するのが原則だと覚えておきましょう。

まとめ

スーパーカマグラにはシルデナフィルとダポキセチンの2つの有効成分が配合されており、EDおよび早漏の改善が期待できます。

しかし、医薬品には副作用のリスクがあるため、事前に併用注意薬や服用に際しての注意点を理解しておくことが重要です。