白ニキビとは?意外と知らないニキビの正しい種類と特徴を解説
ニキビには、白ニキビ以外に黒ニキビや赤ニキビなどさまざまな種類があります。ニキビの種類によって、症状や特徴も異なります。ここでは、意外と知らない白ニキビのことや正しいスキンケアなどを詳しく解説しています。
お薬通販部スタッフ[監修]


顔に小さなブツブツがたくさんあって気になる

ニキビが赤くなる前の状態って何?
と白ニキビの特徴を気にしたことはありませんか。
ニキビは、さまざまな種類があり、初期症状から酷くなると膿が出るまでの症状があります。
白ニキビの特徴や注意すべきことを知るれば、予防につながります。
本記事では、ニキビの正しい種類と特徴や、悪化した際の注意点など解説します。
白ニキビで悩まれている方は、ぜひご参考いただけますと幸いです。
目次
白ニキビの基本的な知識と肌トラブルの仕組みを解説

ニキビは、症状によって黒っぽくなったり炎症が起こり赤くなったりと、段階を踏んで悪化していきます。
顔に小さな白いブツブツを発見した場合、それは初期症状の状態です。
初期症状の白ニキビの間に、対処すると悪化を防ぎ肌トラブルの回避ができます。
ここでは、白ニキビの基本的な知識と肌トラブルの仕組みについて解説します。
白ニキビと他のニキビの違いや見分け方を比較
ニキビには、色の違いによる見た目や炎症でさまざまなタイプがあります。
そのため、症状に合わせた正しいケアが必要です。
ここでは、さまざまなニキビの見分け方を比較します。
種類 | 症状 | 特徴 |
白ニキビ | ぽつぽつとした白く小さなふくらみがみえる | 初期症状で、皮脂が毛穴に詰まった状態 |
黒ニキビ | シミやほくろのように黒っぽく見える | 初期症状で、皮脂や角栓が酸化している状態 |
赤ニキビ | 赤く腫れたようなふくらみがみえる | 毛穴の中でアクネ菌が増殖し、炎症が起きた状態 |
黄ニキビ | 赤く腫れたふくらみの中に黄色い膿がみえる | 炎症が進行し、触れると痛みがあり放置すると跡になる可能性 |
白ニキビが黒ニキビへ進行するメカニズムとは?
白ニキビが進行していくと、毛穴の出口から皮脂が押し出され、空気と触れることで酸化します。
結果、白ニキビが黒く変色し黒ニキビへと進行します。
正しくケアをしていれば、酸化を防ぎ炎症の進行を抑えられます。
また、黒ニキビはまだ初期症状であるため、その状態から悪化させないことが重要です。
肌を清潔に保つために優しく洗顔をすることや、規則正しい生活を送るようにしましょう。
ニキビの種類ごとの治療法や対処法を詳しく解説
前述にもあるように、ニキビにはさまざまな種類が存在します。
ここでは、ニキビの種類ごとの治療法や対処法を解説します。
種類 | 治療法 | 対処法 |
白ニキビ | 市販の塗り薬を使用し、洗顔・保湿を徹底する | 洗顔や保湿など正しいスキンケア |
黒ニキビ | 市販の塗り薬を使用し、洗顔・保湿を徹底する | 洗顔や保湿など正しいスキンケア |
赤ニキビ | 抗菌薬を含む塗り薬と飲み薬を併用する | 正しいスキンケアと炎症を抑える薬を使用 |
黄ニキビ | 皮膚科で抗生物質を含む飲み薬や塗り薬を処方してもらう | 炎症や膿を抑えるために皮膚科へ受診がおすすめ |
白ニキビや黒ニキビの初期症状の場合は、市販の薬を使用し洗顔や保湿で正しいスキンケアを意識するとよいでしょう。
しかし、黄ニキビまで進行していくと炎症が起こり膿が発生するため、抗生物質を含む飲み薬や塗り薬が効果的です。
ニキビを見つけたら、早めの対処が重要です。
白ニキビができやすい人の特徴や肌質を徹底分析

年齢により、白ニキビができやすい原因はさまざまです。
思春期は、ホルモンバランスの変化が大きいためニキビが発生しやすいことが特徴です。
しかし、大人になっても生活習慣の乱れにより白ニキビができやすくなります。
ここでは、大人や思春期、白ニキビが繰り返し発生しやすい人の特徴や、改善策などを解説します。
大人でも白ニキビができる原因と予防法を解説

大人でも白ニキビができる原因は、主にターンオーバーの乱れや、皮脂の過剰分泌が考えられます。
ターンオーバーの乱れの原因は、睡眠不足やストレス、スキンケア不足が挙げられます。
原因が改善されなければ、大人でも白ニキビが今後も発生するため予防が大切です。
主な予防方法は以下の通りです。
食事では、ビタミンやミネラルを多く含む食品を積極的に摂るようにしましょう。
反対に、脂っこい食事やスナック菓子などはニキビを悪化させる要因であるため避けましょう。
大人で白ニキビができる原因として、ストレスも関係します。
ストレスをため込まないよう、睡眠を多く取るなど休息も大切です。
思春期に白ニキビが多い理由とその適切なケア方法
思春期に白ニキビが多い理由は、ホルモンバランスの変化により、皮脂の分泌が過剰になるからです。
成長ホルモンが活発になることの身体の変化や、学校生活での変化による心の変化でもホルモンバランスが乱れが起きます。
そのため、思春期にニキビの悩みがあったひともたくさんいるでしょう。
しかし、適切なケアを行えば、ニキビ跡による将来の肌トラブルを回避できます。
適切なケア方法は以下の通りです。
思春期であっても、大人になってできる白ニキビへの適切なケアとほとんど同じです。
特に、洗顔はニキビを潰さないよう優しく行い、保湿ケアも忘れないようにしましょう。
白ニキビが繰り返し発生する人の肌習慣と改善策
白ニキビがくり返し発生する人の肌習慣は、生活習慣の乱れや正しいスキンケアを行えていないことが原因として挙げられます。
また、洗顔による強い摩擦や、乾燥により白ニキビを悪化させる要因のひとつです。
改善策としては、食生活での暴飲暴食や過度の飲酒、睡眠不足にならないよう気を付けましょう。
規則正しい生活習慣を意識し、正しいスキンケアで繰り返される白ニキビへ対策をすることが大切です。
白ニキビが悪化した時の症状と注意点を詳しく解説

白ニキビは、痛みの症状がない特徴からそのまま放置する人もなかにはいるでしょう。
しかし、正しいケアをせずそのままの状態にしておくと、白ニキビが悪化する恐れがあります。
症状の悪化は主に、赤ニキビへ進行し痛みが生じたり、しこりができたりするなどの症状が挙げられます。
症状を悪化させないためにも、正しいスキンケアや適切な投薬治療、皮膚科への受診が必要です。
ここでは、白ニキビが悪化した時の症状と注意点を詳しく解説します。
白ニキビが炎症を起こす原因とその時の症状とは
白ニキビは、毛穴に皮脂が詰まっている状態ですが、炎症が起こっていない初期症状です。
したがって、炎症を起こす原因には何か理由があります。
ここでは、白ニキビが悪化したことで炎症が起きた原因や症状を解説します。
炎症を起こす原因 | 症状 | |
白ニキビ | 手で潰すことによる雑菌の侵入や紫外線 | 痛みが伴ってくる |
手でつぶすことで、手に付着していた雑菌がニキビに侵入し炎症が起こります。よって、痛みも伴い、赤ニキビへ進行する恐れがあります。
白ニキビは、初期症状のため痛みがほとんどないことが特徴です。
ニキビができても、手で直接触れないことや潰さないようにしましょう。
白ニキビが悪化してしこりになるケースと対処法
白ニキビには根本的な治療方法はありません。
しかし、放置しておくと白ニキビが悪化し、しこりになるケースがあるため注意が必要です。
しこりは、毛穴の奥深くでアクネ菌が増殖し炎症を引き起こすことで赤ニキビへと進行し悪化します
特に、毛穴の出口が塞がっている状態であると、膿が排出されずしこりになってしまいます。
しこりになったニキビは、市販の治療薬での治療が難しくなるため、対処するには皮膚科へ受診するようにしましょう。
悪化してしこりを引き起こさないためには、肌を清潔に保ち保湿ケアの徹底を心がけることが大切です。
白ニキビ跡にしないためのスキンケア方法を紹介
白ニキビは初期症状であるため、跡には残りにくいことが特徴です。
しかし、触れることや潰すことで炎症が起こり、跡が残る可能性があります。
そのため、正しい洗顔や保湿、肌に刺激を与えないように注意することが大切です。
白ニキビ跡にしないためには、以下のスキンケア方法を意識するとよいでしょう。
洗顔は、ニキビを傷つけないよう優しく行いましょう。
また、生活習慣の乱れが起きている場合、ニキビが発生しやすい原因です。バランスの摂れた食事を行い、十分な睡眠をとるようにしましょう。
まとめ

今回は、白ニキビについて正しい種類と特徴、悪化した際の注意点などを解説しました。
白ニキビは、初期症状の段階であるため、炎症が起こっていません。
しかし、放置しておくと症状が悪化し、跡が残る恐れがあります。
そのため、日頃の洗顔や保湿ケア、生活習慣を正しくすることが大切です。
白ニキビの特徴を知ることで、早めに予防や対処ができますが、改善が難しい場合は皮膚科への受診も検討しましょう。
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