トリキュラーの特徴は?3つの特徴をトリキュラーの基本知識と合わせて解説!

トリキュラーは避妊効果のある低用量ピルです。この記事ではトリキュラーの3つの特徴に関して基本的な知識から解説しています。

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記事公開日:2024.03.25

最終更新日:2024.06.04

お薬通販部スタッフ[監修]

トリキュラーの特徴は?3つの特徴をトリキュラーの基本知識と合わせて解説!

避妊薬として、トリキュラーを聞いたことがある方は多いと思います。

ただし、トリキュラーの特徴や効果、他の避妊薬との違いなど、よく分からないことがたくさんあるのではないでしょうか?

そこで今回は、トリキュラーの特徴を他の避妊薬と比較して、分かりやすく解説します。



トリキュラーとは?

トリキュラーとは?の見出し画像

トリキュラーは、ドイツのバイエル薬品株式会社が製造・販売する避妊薬として知られている、低容量ピルです。

避妊効果以外にも、月経困難症や子宮内膜症の改善効果があり、多くの国で使用されています。

トリキュラーは、21錠タイプと28錠タイプの2種類があります。

それぞれ、服用方法が異なるため、注意が必要です。

トリキュラーには、レボノルゲストレルとエチニルエストラジオールの2種類の成分が配合されています。

レボノルゲストレルは、排卵を抑制する効果があり、エチニルエストラジオールには卵胞ホルモン低下による影響を軽減してくれます。

これらが組み合わさると、避妊薬として効果を発揮します。

トリキュラーは用法・用量を正しく守り服用することで、高い避妊効果を得ることができますよ。



低容量ピルとは?トリキュラーの分類は?

ピルは、ホルモンの種類や量で、低用量ピルと超低用量ピル、中用量ピル、アフターピルの4種類のピルに分けることができます。

また、低容量ピルは、1相性または3相性、第一〜四世代によってピルの種類が分けられています。

トリキュラーは、その中でも3相性の第二世代のピルに該当します。

3相性のピルは、ホルモンの配合量を3段階で変化させるもので、他のピルと比べ不正出血が起こりにくい特徴があります。

3段階とも異なる用量を服用するため、飲み間違いには気をつける必要があります。

また、第二世代の低用量ピルは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンが少量配合されていて、他のピルと比べ比較的不正出血が起こりにくく安定した周期が作りやすいという特徴があります。

しかし、男性ホルモンの作用が増えるため、ニキビや多毛などの副作用が起こりやすくなります。

低容量ピルは、配合されている卵胞ホルモンと黄体ホルモンが少ないため、中用量ピルと比べ副作用が起こりにくい特徴もあります。ただし、超低用量ピルと比べると若干副作用が起こりやすいです。


トリキュラーの特徴3つ

トリキュラーの特徴3つの見出し画像

トリキュラーの特徴を3つ説明します。


避妊効果の高さ

トリキュラーは、用法・用量を正しく守り服用すると、避妊効果が99.7%になります。これは、他の低用量ピルと同じ効果です。

一般的な避妊方法であるコンドームでの避妊効果が98%と言われているため、避妊効果は高いと言えますね。

トリキュラーなどの低用量ピルに含まれる卵胞ホルモンと黄体ホルモンには、子宮に作用することで、子宮内膜を通常よりも薄い状態にする効果があります。

子宮内膜を薄くすることには、受精後着床しにくくする効果があるため、避妊率向上につながります。

ただし、飲み忘れる場合もありますので一般的な避妊効果は91%程度と考えておくのが良いでしょう。


トリキュラー商品画像

避妊薬として知られる低用量ピルで、女性ホルモンの分泌を調整し、避妊効果を発揮します。

1箱:1,800円


不正出血が起こりにくい

一般的にピルの服用中は、ホルモンバランスが崩れ、子宮内膜が剥がれ落ちるため、不正出血が起こりやすいとされています。

その中でも、トリキュラーは、不正出血が起こりにくいピルになります。

理由は、トリキュラーが低用量ピルの中で3相性のピルだからです。

3相性のピルは、ホルモン量を3段階に分けて変化させると、自然な月経周期を作れます。

そのため、ホルモンバランスが崩れにくくなり不正出血を抑えられます


避妊効果以外の多くのメリット

トリキュラーは、避妊効果以外にも以下のように様々な症状改善メリットがあります。

  • 月経前症候群の改善
  • 生理痛の改善
  • ニキビや吹き出物の改善
  • 過多月経の緩和



トリキュラーと他のピルを比較

トリキュラーと他のピルを比較の見出し画像

トリキュラーと同じ避妊効果を持つピルの特徴を比較しました。

成分に若干の違いはありますが、避妊効果はほぼ同等です。

値段は、ネットで購入する場合の参考価格になります。医療機関で処方された際の金額は反映できていません。

基本的に通販で購入可能ですが、生理の状態や副作用、飲み合わせの薬等を専門の医師に確認してもらい、正しく処方してもらうことをお勧めします。

 トリキュラーマーベロンアンジュファボワール
区分先発薬先発薬先発薬ジェネリック
有効成分(含有量)・レボノルゲストレル(0.25mg) ・エチニルエストラジオール(0.1mg)・デソゲストレル(0.15mg) ・エチニルエストラジオール(0.03mg)・レボノルゲストレル(0.25mg) ・エチニルエストラジオール(0.1mg)・デソゲストレル(0.15mg) ・エチニルエストラジオール(0.03mg)
黄体ホルモンの種類第二世代第三世代第二世代第三世代
種類3相性1相性3相性1相性
製薬会社バイエル薬品株式会社オルガノン株式会社あすか製薬株式会社富士製薬工業株式会社
価格1,800〜3,000円/シート1,500〜3,500円/シート2,000〜3,500円/シート1,500〜3,500円/シート
購入方法医師に処方/通販医師に処方/通販医師に処方/通販医師に処方/通販




まとめ

まとめの見出し画像

トリキュラーの特徴や注意点について紹介しました。

トリキュラーは、多くの国で使用されている実績十分な避妊薬です。

あなたの体調や生活スタイルに合わせて、適切な避妊薬を選択するようにしましょう。

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