テンビルEMの副作用とは?症状の種類や発現頻度についてご紹介!
テンビルEMの副作用はAIDSを治療中の方が気になる情報です。テンビルEMの使用で起こり得る主な副作用および発現頻度をご紹介します。
お薬通販部スタッフ[監修]

テンビルEMはツルバダ配合錠のジェネリック医薬品で、ヒト免疫不全ウイルスの増殖を抑制し、AIDSの進行を食い止める作用があります。
テンビルEMに限らず化学的に製造された医薬品には、副作用のリスクがともなうことを知っておかなければなりません。
本記事では先発医薬品ツルバダ配合錠の添付文書を参考に、テンビルEMの服用で起こり得る主な副作用、および発現頻度について解説します。
目次
テンビルEMの重大な副作用

テンビルEMの重大な副作用の例として以下の3つが挙げられています。
腎不全または重度の腎機能障害
テンビルEMを服用すると発症頻度0.3%ながら、腎機能不全、腎不全、急性腎障害、近位腎尿細管機能障害、ファンコニー症候群、急性腎尿細管壊死、腎性尿崩症、腎炎を引き起こす可能性があります。
膵炎
テンビルEMを服用すると、0.1%に膵炎を引き起こす可能性があります。血中アミラーゼやリパーゼ、血中トリグリセリドの数値の上昇が見られる際には、テンビルEMの服用を中止する必要があります。
乳酸アシドーシスおよび脂肪沈着による重度の肝腫大
テンビルEMを服用すると、発症頻度不明ですが乳酸アシドーシスおよび脂肪沈着による重度の肝腫大を引き起こす可能性があります。
この副作用に関しては、どちらかというと女性の発症例が多い点も報告されています。
テンビルEMの一般的な副作用

テンビルEMの一般的な副作用について、発症頻度別に紹介します。
2%以上
2%未満
頻度不明
副作用が強く見られる際の対処法
テンビルEMの服用にともない副作用が強く見られる際には、いったん服用を中断してかかりつけ医の判断を仰いでください。
頻度不明の副作用は多岐にわたっており、テンビルEMが原因とは限りません。AIDS治療を中断しないためにも、速やかに原因を突き止めるのが重要です。
まとめ

テンビルEMの主な副作用は悪心や下痢などの胃腸障害ですが、頻度不明の副作用が多岐にわたっています。
AIDS治療を中断しないためにも、テンビルEMの服用にともない副作用を感じる方は、なるべく早めに医療機関を受診するのがおすすめです。
今回の記事を参考にテンビルEMの副作用について理解し、AIDSを治療する際の参考にしてください。
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