ラブグラの併用禁忌薬と服用してはいけない人について解説

ラブグラには、服用してはいけない人や併用してはいけないお薬があります。本記事では、ラブグラの併用禁忌薬と服用してはいけない人について解説します。ラブグラの服用を検討している人は、ぜひ服用前に参考にしてください。

お薬通販部スタッフ[監修]

ラブグラの併用禁忌薬と服用してはいけない人について解説

本記事では、ラブグラの併用禁忌(併用してはいけないお薬や成分)と、服用してはいけない人について、その理由を解説します。

ラブグラは、女性の性交時の感度を高め、ナイトライフの満足度を高める効果が期待されるお薬です。

しかし、ラブグラには併用禁忌薬や、服用してはいけない人がいます。

ラブグラの服用を検討されている女性の中には、自分が服用して良いのか不安な人も多いのではないでしょうか。

ぜひ、本記事を参考に、ラブグラの併用禁忌と服用してはいけない人についての理解を深めて、安全にラブグラを服用しましょう。

ラブグラの服用を避けるべき人とは

考える女性 画像

ラブグラを服用してはいけない人について解説します。

主に、ラブグラに対して過敏症の既往歴がある人や、心血管系障害など性行為が不適当と診断された人などはラブグラを服用してはいけません。

当てはまる人が、ラブグラを服用すると重いアレルギー症状が起こったり持病が悪化したりする恐れがあります。

ラブグラを服用してはいけない人について、理由を詳しく解説します。

ラブグラに対して過敏症の既往歴がある人

ラブグラの主成分であるシルデナフィルに対して、過敏症を起こしたことがある人は服用できません

過敏症の既往歴がある人がラブグラを服用してしまうと、重いアレルギー症状を引き起こす恐れがあるためです。

重いアレルギー症状の例を列挙すると、以下が挙げられます。

  • 発熱
  • 関節痛
  • 発疹
  • 貧血
  • 肝炎
  • むくみ など



心血管系障害など性行為が不適当と診断された人

心室性不整脈や心不全など心血管系障害などがある人は、性行為のような心臓に負担をかける行為は避けるべきだとされています。

性行為が不適当と診断された人がラブグラを服用して性行為を行うと、重篤な心血管系障害が起こる恐れがあるため、ラブグラを服用しないでください。


脳梗塞や脳出血などの既往歴が最近6ヶ月以内にある人

脳梗塞や脳出血などの既往歴が最近6ヶ月以内にある人に対して、ラブグラの安全性は確立されていません。

過去6ヶ月以内に、脳梗塞や脳出血の既往歴がある人は、ラブグラを服用する前に自己判断ではなく、必ず医師に相談してください


低血圧または高血圧の人

血圧が90/50mmHg以下の低血圧の人がラブグラを服用すると、血圧がさらに下がってふらつき、めまいなどの症状が出る恐れがあります。

高血圧症の人が服用すると、心臓や血管への負担が増加する恐れがあるので、服用に関して医師に相談してください。



ラブグラの商品画像

ラブグラは、アジャンタファーマ社が開発した女性用バイアグラとも呼ばれるシルデナフィル配合の医薬品です。女性機能障害改善を目的とした治療薬で、不感症改善やオーガズム障害改善、性的興奮を促す効果があります。


1箱:980円~


ラブグラとの併用が禁忌とされている医薬品

ラブグラには、併用禁忌(一緒に使用してはいけないお薬の組み合わせ)に指定されている、お薬があります。

ラブグラとの併用が禁忌とされているお薬はアミオダロン塩酸塩、sGC刺激剤、硝酸剤及びNO供与剤の3つで、併用することは大変危険です。

それぞれのお薬の特徴と、なぜ併用してはいけないかを解説します。



アミオダロン塩酸塩

ラブグラの併用禁忌とされている1つ目のお薬は、アミオダロン塩酸塩です。

アミオダロン塩酸塩は、心不全や心室細動などの治療に用いられるお薬です。

アミオダロン塩酸塩には、心臓の筋肉細胞における電気的活動(心臓は、電気的な信号によって収縮と弛緩を繰り返す)に変化をもたらす作用があります。

アミオダロン塩酸塩とラブグラとを併用すると、危険な心拍リズムや、突然死の素因になる心臓の電気的活動の、障害が強くなる恐れがあります。

また、併用によりQTc延長作用がなぜ強くなるのかは、現状不明とされています。


sGC刺激剤

ラブグラの併用禁忌とされている2つ目のお薬はsGC刺激剤です。

sGC刺激剤は、慢性心不全の治療に用いられる医薬品です。

sGC刺激剤は、cGMP(血管を弛緩させる酵素)の生成を促進する働きを持っており、ラブグラはcGMPの分解を抑制する働きを持っています。

ラブグラと併用すると症候性低血圧を起こすことがあるため、併用してはいけません。

症候性低血圧とは、慢性的に続く低血圧のなかでも、原因が特定できるものを指します。

sGC刺激剤であるリオシグアトは、併用できないため注意しましょう。


硝酸剤及びNO供与剤

ラブグラの併用禁忌とされている3つ目のお薬は硝酸剤及びNO供与剤です。

硝酸剤やNO供与剤は、血管を拡張して狭心症による胸痛などの症状を改善するお薬です。

ラブグラにも血管を拡張する働きがあるため、併用すると過度に血圧が低下する恐れがあります。

硝酸剤やNO供与剤は、一酸化窒素(NO)を生成する作用があり、一酸化窒素は血管を弛緩させる酵素であるcGMPの生産を促進させます。

一方、ラブグラはcGMPの分解を抑制する作用があるため、併用することで一酸化窒素による血圧を下げる作用が強く働いてしまうのです。

ニトログリセリンや硝酸イソソルビド、ニコランジルなどは併用できません。



まとめ

まとめの見出し画像

この記事では、ラブグラの併用禁忌と服用してはいけない人を解説しました。

ラブグラの主成分であるシルデナフィルには、血管を拡張する働きがあるため、同様の働きをもつ医薬品とは併用できません。

併用禁忌薬と併用してしまうと過度に血圧が低下する恐れがあるため、アミオダロン塩酸塩やsGC刺激剤、硝酸剤及びNO供与剤などを服用している人はラブグラを服用しないようにしてください。

また、以下に当てはまる人の服用は禁止されています。

  • ラブグラに対して過去にアレルギーを起こしたことのある人
  • 心血管系障害の人
  • 脳梗塞や脳出血を過去6ヶ月以内に起こした人
  • 低血圧及び治療中でない高血圧の人



ラブグラは、女性の性交時の感度を高める効果が期待されるお薬ですが、上記に当てはまる人や、併用禁忌のお薬を服用している人は、自己判断での服用はせず医師へ相談してください。

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