ケトコナゾールの使用に注意が必要な人の特徴。併用時の注意点とは?

ケトコナゾールは表在性の皮膚真菌症に効果を発揮するお薬です。使用する前に知っておきたい、ケトコナゾールを使う際の注意点をご説明します。

お薬通販部スタッフ[監修]

ケトコナゾールの使用に注意が必要な人の特徴。併用時の注意点とは?

ケトコナゾールは高い有効性と副作用の少なさから医療現場で多用されていますが、中には使用に注意が必要な人もいます。

この記事では、ケトコナゾールを使用する際のお薬や食事の制約、使用できない人や注意が必要な人の特徴について解説します。

併用薬や食事の制約について

ケトコナゾールでは併用できないお薬や食事に関する制約はありません

臨床試験の結果によると、患部に塗布して使用するケトコナゾールは、皮膚から吸収された成分の大半が角質層や顆粒層という角質層の内側の組織に長く留まり続けることがわかっています。

皮膚に塗布したケトコナゾールクリームのうち2.5%~12.5%が体内へ移行するものの、血中への移行は非常に低く、測定した血中濃度が検出限界以下であったことが報告されています。

血中に移行する有効成分が非常に少なく、身体の中で相互作用が起きないことから併用を禁止するお薬や食事に関する制約は特に指定されていません



ケトコナゾールを使用できない人

過去にケトコナゾールの使用で過敏症の症状が出た場合は、使用することができません

薬剤過敏症はお薬の使用によるアレルギー反応が原因である場合が多く、主な症状として38℃以上の高熱をともなった、全身の赤い斑点や首や脇、足の付け根などのリンパの腫れが見られます。*1

以前にケトコナゾールや、成分の近いイミダゾール系の抗真菌薬を使用してアレルギー反応が見られた場合には、過敏症の症状が現れるリスクが高いと報告されています。

このため過去に過敏症の症状が現れたことがある人は使用することができません。






日本でも処方されれているニゾラルクリームと同成分となり、ニゾラールのジェネリック医薬品となります。カンジダ菌などカビの細胞膜は「エルゴステロール」という成分で構成されており、ケトコナゾールはこのエルゴステロールの繁殖を阻害するはたらきがあります。


1箱:5,350円


健康影響が出やすい人の特徴

ケトコナゾールは安全性の高いお薬ですが、使用に注意が必要な人や、誤った使用により健康への影響が現れる可能性があります。

ここでは、ケトコナゾールの使用で健康影響が出やすい人の特徴をご説明します。

妊婦・授乳婦

妊娠中の人や授乳中の産婦は、ケトコナゾールの使用に注意が必要です。

第一に、妊娠中のケトコナゾールの使用については安全性が確立されていません。

また母乳に使用したケトコナゾールが母乳に移行する確率は低く、問題にはならないと報告されているものの、誤って口に入れてしまった場合には注意が必要です。

動物実験の結果によると、ケトコナゾールクリームを口から投与した場合に、胎児に先天異常を生じさせる催奇形作用が見られたことが報告されています

このため妊娠中や授乳中でケトコナゾールの使用を検討している人は、副作用のリスクと治療により得られるメリットを比較することが大切です。

使用を検討している場合には、医師や薬剤師に相談しましょう

小児

小児に対するケトコナゾールの使用については、年齢とお薬のタイプによっては安全性が確立されていないものがあります。

クリームタイプのお薬では使用経験が少ない低出生体重児や、新生児への安全性が確立されておらず、ローションタイプでは使用経験がない小児全般の使用に対して安全性が確立されていません。 

低出生体重:出生体重が2500g未満の赤ちゃん

新生児:生後4週間までの赤ちゃん

誤って口に入れてしまったり、使用してしまわないように、小児の手の届かない場所にお薬を保管しましょう。



まとめ

まとめの見出し画像

ケトコナゾールは併用できないお薬や食事の制約がなく、扱いやすいことがメリットです。

お薬を使う人が妊婦・授乳婦や小児の場合には、使用の可否を医師や薬剤師に相談すると安心です。

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