イミクアッドの使用方法は?使用上の注意点も紹介
イミクアッドの使用方法について詳細に解説します。使用するにあたっての注意点も紹介しているので参考にしてください。
お薬通販部スタッフ[監修]

イミクアッドはインドのムンバイ市にある製薬会社「グレンマーク」が製造・販売している尖圭コンジローマおよび日光角化症の治療薬です。
有効成分のイミキモドにはヒトパピローマウイルス(HPV)の増殖を抑制し、感染細胞の働きを阻害する作用があります。
本記事ではイミクアッドの使用方法や注意点について解説します。
目次
イミクアッドの基本的な使用方法

イミクアッドは症状に応じて使用方法が若干異なるため、塗布する前に以下の点をしっかりと確認することをおすすめします。
尖圭コンジローマの場合
尖圭コンジローマの改善目的で使用する方は、肛門および外性器の周辺の疣贅(いぼ)に対して適量を塗布するのが基本です。
適量は人により異なるため、医師の指導に従い塗布するようにしてください。使用量を誤ると肌の赤みやただれなどを引き起こしやすくなります。
日光角化症の場合
顔面および禿頭部に見られるいぼのような皮疹に対し、まず4週間イミクアッドを塗布します。
4週間が経過しても効果が見られない際には4週間の休薬期間ののちさらに4週間塗布しますが、それでも症状に変化が見られない場合は、他の適切な治療に切り替える必要があります。
![]() イミクアッドはグレンマークが開発した尖圭コンジローマと日光角化症に使用される治療薬です。ウイルスの増殖を抑える効果とウイルスに感染した細胞を破壊する効果によって尖圭コンジローマを治療します。 1箱:2,430円~ |
イミクアッドを使用する際の注意点

イミクアッドを使用する際には、以下の5点に注意する必要があります。
患部にのみ塗布する
尖圭コンジローマに対してイミクアッドを使用する際には、肛門および外性器の周囲にできた疣贅(いぼ)に対してのみ塗布するのが原則です。
特に女性が膣口および尿道口付近に塗布する場合、疣贅(いぼ)に対してピンポイントでイミクアッドを用いるのがコツです。
薬剤が疣贅(いぼ)の周囲に付着すると、浮腫や疼痛が生じて排尿困難となるケースがあります。
つけっぱなしにしない
疣贅(いぼ)を改善する目的で塗布したイミクアッドは、長時間つけっぱなしにしないでください。
長時間つけっぱなしにすると、皮膚障害を引き起こすリスクが増加します。塗布する時間の目安はおよそ6〜10時間です。
就寝前に塗布し、起床後に塗布したイミクアッドを洗い流しましょう。
2日続けて使用しない
イミクアッドは1日おきに週3回使用するのが基本です。そのため、月水金・火木土など1日おきに塗布し、2日続けて使用しないようにしてください。
尖圭コンジローマの治療中は性行為を避ける
尖圭コンジローマは感染性の性病のため、治療中は性行為を避けてください。キスやオーラルセックスで感染する可能性もあるため注意が必要です。
日光角化症の治療中は紫外線を避ける
日光角化症を発症している方は、イミクアッドを塗布した箇所に紫外線が当たらないようにしてください。
日光に当たると紫外線によるダメージにより、光線過敏性反応(日光アレルギー)を引き起こす可能性があります。
まとめ

イミクアッドには有効成分としてイミキモドが配合されており、尖圭コンジローマや日光角化症の改善に効果的です。
ただし、期待した効果を得るためには用法用量を守り、正しく使用することが欠かせません。
特に尖圭コンジローマの改善目的でイミクアッドを使用する際には、塗布後6〜10時間で洗い流すのがポイントとなっています。
今回の記事を参考にイミクアッドを正しく使用し、尖圭コンジローマや日光角化症の早期改善を目指しましょう。
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