服用中の医薬品に要注意!男性型脱毛症治療薬「フィナステリド」の併用注意薬とは
男性型脱毛症治療薬「フィナステリド」の併用注意薬について紹介しています。フィナステリドの服用前のチェック事項や使用上注意が必要な方といった、専門性の高い情報をわかりやすく説明しています。購入前にこちらを読んで参考にしてください。
お薬通販部スタッフ[監修]

目次
フィナステリドの併用注意薬

「 フィナステリド 」は併用注意の薬剤、併用禁忌薬はありません。
ただし、服用前にはいくつか注意したことがありますので、以下で紹介していきます。
フィナステリドを服用する前にチェックしたいこと

フィナステリドを服用する前に、以下の点をチェックしましょう。
注意事項 | 詳細 |
アレルギー | フィナステリド、他の薬剤、またはフィナステリド錠剤の成分にアレルギーがある場合は、医師または薬剤師に伝えてください |
他の薬の摂取 | 服用している、または摂取する予定の処方薬および非処方薬、ビタミン、栄養補助食品、ハーブ製品を医師や薬剤師に伝えてください |
病歴 | 肝臓病や前立腺がんに罹患している、または罹患したことがある場合は、医師に伝えてください |
性別 | フィナステリドは男性のみに使用できます。特に妊娠中または妊娠の可能性がある人は、割れたり砕けたりしたフィナステリド錠に触れないようにしてください |
生殖能力 | フィナステリドは男性の生殖能力を低下させる可能性があります。治療の中止中および中止後に、性的欲求の低下、射精の問題、勃起または勃起の維持不能が発生する可能性があります |
フィナステリドを服用する際に注意すべき人

フィナステリドを服用する際に注意すべき人は以下の通りです。
フィナステリドの効能効果に関連する使用上の注意

フィナステリドの効能効果に関連する使用上の注意として、以下の点があげられます。
服用する際は注意しましょう。
フィナステリドと相互作用のある医薬品

フィナステリドと併用注意薬はありませんが、同時に服用することで中程度、または軽微な相互作用のある医薬品は以下の通りです。
不安がある方はフィナステリドを使用する前に、服用しているすべての薬について医師または薬剤師に伝えてください。
フィナステリドと相互作用のある医薬品

フィナステリドと併用注意薬はありませんが、同時に服用することで中程度、または軽微な相互作用のある医薬品は以下の通りです。
以下ですべての医薬品を記載しているわけではありませんので、不安がある方はフィナステリドを使用する前に、服用しているすべての薬について医師または薬剤師に伝えてください。
医薬品名 | 医薬品クラス | 効能 | 分類 |
リファンピシン (JP18) | 抗生物質 | 結核 | (P) CYP induction: CYP3A4 |
デキサメタゾン (JP18) | ステロイド | 抗炎症作用 | (P) Enzyme: CYP3A4 / CYP induction: CYP3A4 |
ジアゼパム (JP18), ミダゾラム (JAN), クロバザム (JAN) | ベンゾジアゼピン | 抗不安作用、筋弛緩作用、抗てんかん作用 | (P) Enzyme: CYP3A4 |
ミトタン (JAN) | 抗がん剤 | がん治療 | (P) unclassified |
ネビラピン (JAN) | 非ヌクレオシド逆転写酵素阻害薬 | HIV感染 | (P) Enzyme: CYP3A4 |
フェノバルビタール (JP18), フェノバルビタールナトリウム (JAN) | バルビツレート系 | 抗てんかん作用、鎮静作用 | (P) unclassified |
フェニトイン (JP18), フェニトインナトリウム (JP18) | 抗てんかん薬 | 抗てんかん作用 | (P) unclassified |
アミオダロン塩酸塩 (JP18) | 抗不整脈薬 | 心室細動、心房細動 | (P) Enzyme: CYP3A4 |
メフロキン塩酸塩 (JP18), アルテメテル・ルメファントリン | 抗マラリア薬 | マラリア予防・治療 | (P) unclassified |
ビカルタミド (JP18) | 抗アンドロゲン薬 | 前立腺がん | (P) CYP inhibition: CYP3A4 |
アタザナビル硫酸塩 (JAN) | プロテアーゼ阻害薬 | HIV感染 | (P) CYP inhibition: CYP3A4 |
ペロスピロン塩酸塩水和物 (JAN) | 精神安定薬 | 不安障害 | (P) unclassified |
ソマトロピン (遺伝子組換え) (JAN) | 成長ホルモン | 成長障害 | – |
まとめ

フィナステリドの併用注意について解説しました。
フィナステリドの禁忌は、フィナステリドに過敏症の既往歴のある方、妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性です。
服用しない場合でも、フィナステリドの錠剤を分割する際や誤って破損させた場合に、有効成分に触れること自体を避けてください。取り扱いには十分に注意しましょう。
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