【服用禁忌】本当にエスゾピクロンを服用しても大丈夫?不安な人は必見です!
エスゾピクロンは入眠障害による不眠症に有効性があるお薬です。エスゾピクロンは高い有効性があるものの、人によっては服用してはいけない場合もあることから服用時には確認が必要です。この記事ではエスゾピクロンを服用してはいけない人の特徴や、併用が禁止されている飲み合わせについてご説明します。
お薬通販部スタッフ[監修]

エスゾピクロンは主に眠りにつけない不眠症の症状改善への有効性が臨床試験で証明されていますが、基礎疾患や既往歴によっては服用が禁止とされている場合があります。
この記事ではエスゾピクロンを服用できない人の特徴や、エスゾピクロンと併用が禁止されているお薬についてご説明します。
目次
エスゾピクロンを服用してはいけない人

エスゾピクロンを服用すると催眠作用にともなって、抗不安作用や筋肉に力が入らなくなる筋弛緩作用が現われることがあります。
これらの作用が原因で基礎疾患が悪化したり、致命的な影響を与えたりする場合があります。
ここでは、エスゾピクロンを服用してはいけない人の特徴についてご説明します。
エスゾピクロン過敏症である
以前にエスゾピクロンを含むお薬を服用して、過敏症(薬疹)の症状が現われた経験がある人はエスゾピクロンを服用することができません。
過敏症では、主に以下のような症状が現われる可能性があります。
重症筋無力症である
重症筋無力症を患っている人は、エスゾピクロンを服用することができません。
重症筋無力症は末梢神経と筋肉を接続する部分が破壊される病気であり、自己免疫疾患の1つです。
全身の筋力が低下したり、疲れやすくなることが特徴であり、まぶたが上がらなくなる眼瞼下垂や物が二重に見える複視の症状をおこしやすいと言われています。
重症筋無力症を患っていると、エスゾピクロンの服用による筋弛緩作用により症状が悪化する可能性があるため、服用が禁止されています。
急性閉塞隅角緑内障である
緑内障の持病がある人のうち急性の閉塞隅角緑内障にかかっている場合は、エスゾピクロンの服用が禁じられています。
閉塞隅角緑内障は、房水という目の中を流れる水の出口である隅角という部分が塞がることによって眼圧が上がる緑内障です。
急激に閉塞隅角緑内障が進行した場合には、エスゾピクロンの服用で引き起こされる抗コリン作用によって眼圧がさらに上昇し、症状の悪化を引き起こす可能性があります。
服用後に車の運転をする予定がある
エスゾピクロンの服用では催眠作用が期待できますが、お薬の作用が翌朝以降にも強く残る場合があります。
眠気の症状が残っていたり、注意力や集中力の低下をきたしたり、とっさの判断が遅れたりする可能性があるため、車の運転をはじめとした危険をともなう作業は控えましょう。
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併用することが禁止されているお薬

エスゾピクロンの服用では、併用が禁止されているお薬は特にありません。
筋弛緩薬や中枢神経抑制薬、麻酔薬、エスゾピクロンの代謝に影響を与えるお薬を服用している場合は、服用時に注意が必要となります。
併用が禁止されているお薬はありませんが、エスゾピクロンをアルコールと併用すると健康への悪影響をきたす可能性があります。
アルコールとエスゾピクロンを併用すると、それぞれの働きが強められることで中枢神経抑制作用が強まり、催眠作用が増強される可能性があります。
エスゾピクロンを服用している場合には、アルコールの摂取を避けましょう。
まとめ

エスゾピクロンは眠りにつきにくい不眠症状の悩みを改善してくれる睡眠薬です。
高い有効性があるお薬ですが、持病や過去の副作用歴によっては服用ができなかったりアルコールとは併用ができない性質があり、控える必要があります。
禁忌事項を確認したうえで、安全にお薬を服用しましょう。
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