ノルレボの服用に注意が必要な人は?誰でも服用できる?

ノルレボは世界中で使用される緊急避妊薬ですが、過去に薬の成分にアレルギー反応が出た事がある方などは注意が必要です。正しく使用すれば、安心して妊娠を回避できます。

緊急避妊・アフターピル

記事公開日:2024.03.11

最終更新日:2024.06.03

お薬通販部スタッフ[監修]

ノルレボの服用に注意が必要な人は?誰でも服用できる?

女性の妊娠の不安を取り除き、健康を守る緊急避妊薬「ノルレボ」。

世界中で使用されており、WHO(世界保健機関)のエッセンシャルドラッグ(必須薬)に指定されており、世界中で使用されています。

しかし、誰でも気軽に服用できるわけでなく、服用の際に注意が必要な人もいます。

ノルレボの服用に注意が必要な人を解説していきます。




ノルレボの服用に注意が必要な病気

ノルレボの服用に注意が必要な病気の見出し画像

特定の病気を患っている場合、ノルレボの効果が弱くなる場合や、臓器への負担が大きくなる場合があります。

たとえば、ノルレボは肝臓で代謝されるため、肝臓が弱っている人には、肝臓への負担が大きくなります。

次に示す病気を持っている方は注意が必要です。




現在心臓に障害のある人・もしくは過去に心臓に障害があった人

副作用として末梢性浮腫が挙げられ、電解質代謝への影響によるナトリウムや体液の貯留が起きる可能性があります。

結果的に血液を送り出す心臓への負担が上昇し、心臓の障害が悪化する可能性があります。


重い消化管障害の人・または消化管からの吸収が悪い状態の人

消化管からの吸収が悪くなっている場合は注意が必要です。

ノルレボが正常に吸収されず、期待通りの効果が発現しない可能性があります。


腎臓に障害のある人・過去に腎臓に障害のあった人

心臓と同様、腎臓も体液が増加すると水分量が増加します。

結果として心臓と同様に腎臓への負担が大きくなり、腎障害が悪化する可能性があります。


肝臓に障害のある人

ノルレボの代謝は肝臓で行われます。肝臓に障害のある方は、その代謝が低下しており、肝臓への負担が増加します。

その結果、肝機能障害が悪化する場合があります。



ノルレボの商品写真

ノルレボは、日本で初めて発売された緊急避妊薬であり、副作用が少ない点が特徴です。

1箱:4,300円


ノルレボ服用に注意すべき身体の状態

ノルレボ服用に注意すべき身体の状態の見出し画像

身体の状態次第ではノルレボの服用ができない場合もあります。

次に該当する人は注意をしてください。




妊娠している人

妊娠している場合は、ノルレボを服用はできません。

服用する場合には、妊娠の有無を確認しましょう。ただし、仮に緊急避妊薬服用後に妊娠が発覚した場合でも心配ありません。

妊娠時にはアフターピルの10倍以上の女性ホルモンが分泌されているため、胎児にはピルやアフターピルの影響はまったくありません。


授乳中の人

ノルレボの成分は、母乳へ移行します。

もしも、授乳中に緊急避妊が必要になった場合には、授乳中と医師に伝えてください。

また、ノルレボを服用した場合には、服用後24時間は授乳を控えるようにしてください。


薬の成分にアレルギーがある人

まれではありますが、ノルレボの主成分である「レボノルゲストレル」にアレルギー反応が出る場合があります。

もし以前にアレルギー反応が出たことがある場合は、ノルレボの服用は避けてください。

ほかの緊急避妊薬を使用するようにしましょう。

また、過去にレボノルゲストレル 以外でもホルモン剤を処方され、次の症状が出たことのある方は、服用前に必ず医師に伝えてください。

アレルギー反応
  • 薬疹(皮膚の広い範囲に発疹が出る)
  • 38℃以上の高熱
  • 息苦しい
  • リンパ節が腫れる
  • 全身がだるい
  • のどの痒み、痛み




まとめ

まとめの見出し画像

ノルレボの服用に注意する人について解説してきました。

心臓や腎臓、肝臓に障害のある方が注意事項について知ることで、ノルレボの効果を最大限発揮させやすくなります。

正しくノルレボを使うと、望まない妊娠の回避や、健康を守ることにつながるでしょう。

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