ロゲインはアメリカの製薬会社であるマクニール・ラボラトリーズが製造・販売しているAGA治療薬です。

ロゲインには有効成分としてミノキシジルが配合されており、使用すると血管拡張作用や毛母細胞の死滅を抑制する効果により、AGA特有の症状を改善する点が特徴です。

しかし、ロゲインに限った話ではありませんが、化学的に製造された医薬品の使用には必ず副作用のリスクを伴います。

AGA治療薬ロゲイン（ミノキシジル）の副作用とは

ロゲインの有効成分であるミノキシジルは、もともとアメリカで高血圧の治療目的で用いられていました。

ところが、ミノキシジル内服薬を服用している方に発毛が見られたため、低用量のミノキシジル外用薬（塗り薬）であるロゲインが開発されました。

ミノキシジルには血管を拡張して血液の循環を促進する作用があるため、頭皮へと送られる血流量を増加させ、髪の毛の成長を促進する働きが期待できます。

ロゲインを始めとするミノキシジル外用薬は頭皮に塗布して使用するため、内服薬ほどの副作用のリスクはありません。

ただし、ロゲインに限らず化学的に製造された医薬品の使用には必ず副作用のリスクがともないます。

ここでは、代表的なロゲイン（ミノキシジル）の副作用を紹介しているのでぜひご確認ください。

ロゲインの使用で起こる主な副作用

・1%以上

皮膚および皮下組織障害

一般・全身障害および投与部位の状態 

・0.1～1%未満

神経系障害

心臓障害

一般・全身障害および投与部位の状態 

臨床検査

ロゲインの使用で起こる主な副作用は上記の通りです。

肌が弱い方やアレルギーをお持ちの方の場合、ロゲインに含まれる成分によって皮膚の赤みやかゆみ、発疹を発症する可能性があります。

また、ロゲインの有効成分であるミノキシジルには血管を拡張する作用があるため、一時的な血流量の増加によって血圧や心拍数が増加する事例もわずかながらあります。

ただし、もっとも多く見られる副作用の適用部そう痒感に関しても、発症率がおよそ4.00%とそれほどリスクは高くありません（平成21年2月23日〜平成25年2月22日に行われた調査の結果より）。

ロゲインはマクニールから販売されているAGAに有効な治療薬です。 1本：6,500円

ロゲインの使用で稀に起こる副作用

・0.1%未満

精神障害

神経系障害

眼障害

耳および迷路障害

心臓障害

血管障害

胃腸障害

皮膚および皮下組織障害 

腎および尿路障害

一般・全身障害および投与部位の状態 

臨床検査

ロゲインの使用で起こる稀な副作用は上記の通りです。

ただし、稀な副作用のうちもっとも多く見られる事例であっても、発症率がおよそ0.07%とそれほどリスクは高くありません（平成21年2月23日〜平成25年2月22日に行われた調査の結果より）。

また、上記の副作用がロゲインの有効成分であるミノキシジルによって引き起こされているとの確証もありません。

ロゲインに危険な飲み合わせはある？併用禁忌に注意すべき人を紹介

AGAの治療薬として知られるロゲインには、基本的に併用禁忌はありません。しかし、何らかの病気をお持ちの方や医薬品を服用中の方は注意が必要です。

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2024.05.27

ロゲインの副作用を強く感じる場合の対処法

ロゲインの副作用を強く感じる方や、頻繁に症状があらわれる方は、ロゲインを持参のうえで専門医の診察を受けてください。

頭皮のかゆみや赤みが見られる場合は皮膚科を、稀な副作用である腹痛やほてりが見られる方は内科を受診するのがおすすめです。

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2024.05.27

まとめ

ロゲインの有効成分であるミノキシジルに関しては、厚生労働省の調査により副作用のリスクが確認されています。

ロゲインの主な副作用は皮膚の赤みやかゆみであり、それほど重篤な副作用の心配はありません。