シアリスの副作用って怖いの?起こりうる副作用や頻度について解説
シアリスはED(勃起不全)治療薬です。試してみたいと思いながらも、副作用が不安な方もいると思います。この記事では、シアリスの副作用に関して説明しました。
お薬通販部スタッフ[監修]

シアリスはペニスの硬さを向上させる、硬さを長続きさせる効果を持つED(=勃起不全)治療薬です。
性行為の前に服用しておくことで、男性としての悩みを解消してくれるでしょう。
EDを抱えている男性にとってはまさに夢のような薬ですが、少なからず副作用が存在します。
今回の記事では、シアリスの副作用の種類やその頻度について紹介していきます。
目次
ED治療薬シアリスの副作用とは

シアリスは、服用することで副作用が現れるケースがみられます。
副作用の症状は過剰に心配にする必要のない軽いものから、注意しなければならない重い症状とさまざま。
どういった症状が起こるのか、次の項目で解説していきます。
シアリスの副作用は怖いの?
副作用とは、目的とする効果とは別の望まない作用のことを指します。
テレビやニュースなどで様々な医薬品の副作用が大々的に取り上げられており、恐ろしい症状が起こると考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、起こりうる症状のすべてが命に係わる危険があるわけではありません。
シアリスにも重い副作用はあるものの、初期症状などを知っておけば対応も素早く行えますし、症状の悪化を防ぐことができます。
症状を事前に知っておき、万が一のために備えておくことがお薬を飲む上で大切といえるでしょう。
シアリスを服用することで起こる主な副作用
シアリスを服用した人全員で起こるものではないですが、よくある副作用としては
などです。
シアリスはペニスへ血液が集まるよう促す作用を持っているため、血圧の変化や血管の拡張などによるめまいやたちくらみ、頭痛などの症状がみられやすいです。
頭痛や顔のほてりは、他のED治療薬と比較して起こりにくいといわれています。また、ほてりが生じた場合も数時間で収まるケースがほとんどだといえます。
一方で、胸焼け・胃や腸の消化不良、身体の痛みが生じやすいので注意が必要です。
症状が長続きする、頻繁に症状が起きる際には服用を中止して、かかりつけの医師や薬剤師に相談してください。
シアリスを服用することで稀に発現する副作用
めったに起きる副作用ではないですが、次のようなものがあります。
これらの稀な副作用には前兆や初期症状があるものもあります。
もしも症状が発現した際は、すぐ医師の診察を受けた方が良いでしょう。
初期症状については以下に記載しておきます。
初期症状 | |
過敏症 (顔面浮腫、蕁麻疹、剥脱性皮膚炎、スティーブン・ジョンソン症候群) | 発疹、顔のむくみ、かゆみ、息が苦しくなる、唇が腫れる |
持続性勃起 | 勃起が治まらない、痛みのある勃起 |
非動脈炎性前部虚血性視神経症 (NAION) | 突発的な視力低下、視野が欠ける |
けいれん発作 | 手足がピリピリする、手足の間隔がなくなる、手足が熱くなる、冷たくなる |
突発性難聴 | 耳が聞こえにくくなる、耳が詰まっている感じがある、めまい、耳鳴り |
非動脈炎性前部虚血性視神経症 (NAION)、けいれん発作、突発性難聴については、シアリスとの因果関係は不確かな部分があり、いずれも国内では報告されたことがないため可能性はあまり高くはないかもしれません。
しかしながら、非動脈炎性前部虚血性視神経症 (NAION)では糖尿病、脂質異常症、喫煙、冠動脈系障害などの持病を持っている人での報告例が海外で上がっていることもあり、なんらかの持病をお持ちの人は注意しながら服用すべきでしょう。
副作用への対処法

シアリスにはどのような副作用の可能性があるかについて、わかっていただけたかと思います。
服用した全員に起こることではないですが、他人事ではございません。
もしかしたら、あなたの身にも起こりうるかもしれません。
初めて飲む際には少量から
シアリスに限らず初めてお薬を飲む際は、どの程度効くのか、どんな副作用が起きるのかは不確かです。
そのため、初めてお薬を飲む時には少ない量から開始していき、効果や副作用について確かめながら量を調整していくのが良いでしょう。
すぐ相談するべき?
前述した副作用の症状については、薬の効果が出始めた際や出ている間、繰り返し服用を続けた際に見られるケースがあります。
めまい、立ち眩み、ふらつき、鼻づまりなどよく見られる副作用については、薬の服用を中止することで症状が治まることがほとんどです。
シアリスを服用してみて、「体調の変化を感じる、副作用かな?」と思った際には症状の程度によりますが症状が落ち着くまで様子見をするのも一案です。
症状が続いている、どんどんひどくなっていくなどの症状がみられた際は医療機関に受診することをおすすめします。
また、比較的軽い症状であっても、心配な方はかかりつけの医師や薬剤師にすぐ相談すると良いでしょう。
また、過敏症などで起こりうる初期症状として下記が挙げられます。
上記のような症状がみられた際にはすぐに服用をやめ、受診をしてください。
報告されているシアリスの副作用頻度

国内外で報告されている副作用について、以下に記載しておきます。
報告されている副作用の中には、糖尿病や高脂血症、心臓や血管になんらかの障害を持つ人など、大きな病気を誘発するリスクを抱えていた人も含まれています。
そのため、シアリスによって症状が引き起こされたのか、もともとの持病が原因なのか、またはその両方なのかについては不確かな部分があります。
まとめ

シアリスの副作用の種類や頻度について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
副作用は薬を初めて飲んだ際や量を増やした時にあらわれやすいです。
副作用を未然に防ぐためにも、初めて飲む際には少量から開始する、正しい飲み方を守ることは非常に大切です。
事前にどのような副作用が起こるのかを知っておくのも良いでしょう。
万が一、副作用症状が起きてしまった際には慌てずにどのような症状なのかをかかりつけの医師や薬剤師に相談してください。
症状が軽度であれば症状が治まるまで様子見するのも良いでしょう。
ただし、顔の腫れやかゆみ、蕁麻疹といった過敏症の初期症状などが見られる際には症状がひどくなる前にすみやかに医療機関に受診し医師の診察を受けてください。
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