シアリスの副作用って怖いの?起こりうる副作用や頻度について解説

シアリスはED(勃起不全)治療薬です。試してみたいと思いながらも、副作用が不安な方もいると思います。この記事では、シアリスの副作用に関して説明しました。

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記事公開日:2024.03.08

最終更新日:2024.05.13

お薬通販部スタッフ[監修]

シアリスの副作用って怖いの?起こりうる副作用や頻度について解説

シアリスはペニスの硬さを向上させる、硬さを長続きさせる効果を持つED(=勃起不全)治療薬です。

性行為の前に服用しておくことで、男性としての悩みを解消してくれるでしょう。

EDを抱えている男性にとってはまさに夢のような薬ですが、少なからず副作用が存在します。

今回の記事では、シアリスの副作用の種類やその頻度について紹介していきます。




ED治療薬シアリスの副作用とは

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シアリスは、服用することで副作用が現れるケースがみられます。

副作用の症状は過剰に心配にする必要のない軽いものから、注意しなければならない重い症状とさまざま。

どういった症状が起こるのか、次の項目で解説していきます。




シアリスの副作用は怖いの?

副作用とは、目的とする効果とは別の望まない作用のことを指します。

テレビやニュースなどで様々な医薬品の副作用が大々的に取り上げられており、恐ろしい症状が起こると考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、起こりうる症状のすべてが命に係わる危険があるわけではありません。

シアリスにも重い副作用はあるものの、初期症状などを知っておけば対応も素早く行えますし、症状の悪化を防ぐことができます。

症状を事前に知っておき、万が一のために備えておくことがお薬を飲む上で大切といえるでしょう。




シアリスを服用することで起こる主な副作用

シアリスを服用した人全員で起こるものではないですが、よくある副作用としては

  • ほてり、潮紅
  • 動悸
  • めまい、立ち眩み
  • 消化不良、吐き気
  • 背中の痛み
  • 手足の痛み
  • 頭痛
  • 鼻づまり
  • だるさ

などです。

シアリスはペニスへ血液が集まるよう促す作用を持っているため、血圧の変化や血管の拡張などによるめまいやたちくらみ、頭痛などの症状がみられやすいです。

頭痛や顔のほてりは、他のED治療薬と比較して起こりにくいといわれています。また、ほてりが生じた場合も数時間で収まるケースがほとんどだといえます。

一方で、胸焼け・胃や腸の消化不良、身体の痛みが生じやすいので注意が必要です。

症状が長続きする、頻繁に症状が起きる際には服用を中止して、かかりつけの医師や薬剤師に相談してください。




シアリスを服用することで稀に発現する副作用

めったに起きる副作用ではないですが、次のようなものがあります。

  • 過敏症
  • 持続性勃起(4時間以上勃起が治まらない)
  • 非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)
  • けいれん発作
  • 突発性難聴

これらの稀な副作用には前兆や初期症状があるものもあります。

もしも症状が発現した際は、すぐ医師の診察を受けた方が良いでしょう。

初期症状については以下に記載しておきます。

 初期症状
過敏症 (顔面浮腫、蕁麻疹、剥脱性皮膚炎、スティーブン・ジョンソン症候群)発疹、顔のむくみ、かゆみ、息が苦しくなる、唇が腫れる
持続性勃起勃起が治まらない、痛みのある勃起
非動脈炎性前部虚血性視神経症 (NAION)突発的な視力低下、視野が欠ける
けいれん発作手足がピリピリする、手足の間隔がなくなる、手足が熱くなる、冷たくなる
突発性難聴耳が聞こえにくくなる、耳が詰まっている感じがある、めまい、耳鳴り

非動脈炎性前部虚血性視神経症 (NAION)、けいれん発作、突発性難聴については、シアリスとの因果関係は不確かな部分があり、いずれも国内では報告されたことがないため可能性はあまり高くはないかもしれません。

しかしながら、非動脈炎性前部虚血性視神経症 (NAION)では糖尿病、脂質異常症、喫煙、冠動脈系障害などの持病を持っている人での報告例が海外で上がっていることもあり、なんらかの持病をお持ちの人は注意しながら服用すべきでしょう。




副作用への対処法

副作用への対処法の見出し画像

シアリスにはどのような副作用の可能性があるかについて、わかっていただけたかと思います。

服用した全員に起こることではないですが、他人事ではございません。

もしかしたら、あなたの身にも起こりうるかもしれません。




初めて飲む際には少量から

シアリスに限らず初めてお薬を飲む際は、どの程度効くのか、どんな副作用が起きるのかは不確かです。

そのため、初めてお薬を飲む時には少ない量から開始していき、効果や副作用について確かめながら量を調整していくのが良いでしょう。




すぐ相談するべき?

前述した副作用の症状については、薬の効果が出始めた際や出ている間、繰り返し服用を続けた際に見られるケースがあります。

めまい、立ち眩み、ふらつき、鼻づまりなどよく見られる副作用については、薬の服用を中止することで症状が治まることがほとんどです。

シアリスを服用してみて、「体調の変化を感じる、副作用かな?」と思った際には症状の程度によりますが症状が落ち着くまで様子見をするのも一案です。

症状が続いている、どんどんひどくなっていくなどの症状がみられた際は医療機関に受診することをおすすめします。

また、比較的軽い症状であっても、心配な方はかかりつけの医師や薬剤師にすぐ相談すると良いでしょう。

また、過敏症などで起こりうる初期症状として下記が挙げられます。

  • まぶたが腫れる
  • 唇が腫れる
  • 皮膚が赤くなる
  • かゆみが出る。
  • 息苦しくなる
  • 咳が出る など

上記のような症状がみられた際にはすぐに服用をやめ、受診をしてください。


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報告されているシアリスの副作用頻度

報告されているシアリスの副作用頻度の見出し画像

国内外で報告されている副作用について、以下に記載しておきます。

 1%以上0.2~1%未満0.2%未満頻度不明
循環器潮紅動悸、ほてり血管拡張、心拍数増加、胸痛、狭心症、頻脈、高血圧、低血圧心筋梗塞、心臓突然死、失神、起立性低血圧
感覚器 霧視、眼の充血、眼の異常感耳鳴、視覚障害、眼痛、流涙増加、眼刺激、結膜充血、視野欠損、結膜炎、乾性角結膜炎、眼瞼腫脹色覚変化、回転性眩暈、網膜静脈閉塞、非動脈炎性前部虚血性視神経症、網膜動脈閉塞
消化器消化不良上腹部痛、悪心、胃食道逆流性疾患、下痢、口内乾燥、胃炎、嘔吐、腹痛、胃(胸部)不快感便秘、腹部膨満、軟便、胃刺激症状、嚥下障害食道炎
肝臓 肝機能異常(AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇を含む)ALP上昇 
腎臓  腎機能障害、尿酸値上昇 
筋骨格背部痛、筋痛、四肢痛関節痛、筋痙攣(筋収縮)、筋骨格痛筋骨格硬直、頚部痛、殿部痛 
精神・神経系頭痛めまい、睡眠障害錯感覚、傾眠、不安、片頭痛脳卒中  、感覚鈍麻
泌尿・生殖器  排尿困難、勃起増強、意図しない勃起持続勃起症、勃起の延長
呼吸器鼻閉鼻炎、副鼻腔うっ血呼吸困難、喀血鼻出血、咽頭炎
皮膚  紅斑、多汗、爪囲炎そう痒症
その他 疲労、無力症、疼痛、体重増加、倦怠感熱感、末梢性浮腫、粘膜浮腫、口渇

添付文書 副作用項目より引用

報告されている副作用の中には、糖尿病や高脂血症、心臓や血管になんらかの障害を持つ人など、大きな病気を誘発するリスクを抱えていた人も含まれています。

そのため、シアリスによって症状が引き起こされたのか、もともとの持病が原因なのか、またはその両方なのかについては不確かな部分があります。




まとめ

まとめの見出し画像

シアリスの副作用の種類や頻度について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

副作用は薬を初めて飲んだ際や量を増やした時にあらわれやすいです。

副作用を未然に防ぐためにも、初めて飲む際には少量から開始する、正しい飲み方を守ることは非常に大切です。

事前にどのような副作用が起こるのかを知っておくのも良いでしょう。

万が一、副作用症状が起きてしまった際には慌てずにどのような症状なのかをかかりつけの医師や薬剤師に相談してください。

症状が軽度であれば症状が治まるまで様子見するのも良いでしょう。

ただし、顔の腫れやかゆみ、蕁麻疹といった過敏症の初期症状などが見られる際には症状がひどくなる前にすみやかに医療機関に受診し医師の診察を受けてください。

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