ケアプロストの副作用とは？使用時の注意点も詳しく解説！

まつ毛を長く濃くする効果が期待されるケアプロスト。しかし、副作用のリスクも伴う医薬品です。本記事では、ケアプロストの副作用や注意点を初心者にもわかりやすく解説し、安全に使用するためのポイントをお伝えします。

記事公開日：2025.04.08

最終更新日：2025.04.08

お薬通販部スタッフ[監修]

「まつ毛がもっと長かったら…」そんな悩みをお持ちのあなたへ。

ケアプロストが、まつ毛を長く、濃く、太くするという夢を叶えるかもしれません。しかし、ケアプロストは医薬品。効果があるということは、副作用のリスクも存在するということ。

安全にケアプロストを使うためにも、どんな副作用があるのか、事前にしっかりと理解しておくことが重要です。

このコラムでは、ケアプロストの副作用について、まつ毛貧毛症の方や初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

ケアプロストって何の薬？

ケアプロストは、まつ毛貧毛症に効果的な医薬品です。

まつ毛貧毛症とは、その名の通りまつ毛が短い、または少ない状態のこと。遺伝や加齢、ホルモンバランスの乱れなど、様々な原因で起こることがあります。

ケアプロストの有効成分は「ビマトプロスト」と言い、もともとは緑内障という目の病気の治療薬として開発されました。

その過程で、ビマトプロストにまつ毛を長く、濃く、太くする効果があることが発見され、まつ毛貧毛症の治療薬として応用されるようになったのです。

ケアプロストは効果の高い医薬品ですが、一方で副作用のリスクも少なからず存在します。安全にケアプロストを使用するためにも、どのような副作用が起こりうるのか、事前に知っておくことが大切です。

ここでは、ケアプロストで起こりうる副作用について、重大な副作用とその他の副作用に分けて解説します。

ケアプロストの使用で起こる可能性のある重大な副作用には、以下の2つがあります。

虹彩色素過剰: 虹彩は、眼球の中で瞳孔の周りに位置する、茶色や青色など、人によって色が異なる部分です。虹彩色素過剰とは、この虹彩の色が濃くなってしまう副作用のこと。
ケアプロストの使用を中止すれば、それ以上濃くなることはありませんが、一度濃くなった色は元に戻らない可能性が高いと言われています。
眼瞼溝深化: 眼瞼溝とは、まぶたにある溝のこと。眼瞼溝深化とは、この溝が深くなってしまう副作用です。ケアプロストの使用を中止しても、元に戻らない可能性があります。

重大な副作用以外にも、ケアプロストの使用によって、以下のような副作用が起こる可能性があります。

副作用の種類	2％以上	2％未満	頻度不明
眼	結膜充血眼脂眼乾燥点状角膜炎眼瞼紅斑眼瞼そう痒症眼そう痒症眼瞼刺激眼刺激	結膜濾胞眼瞼障害睫毛乱生眼瞼炎麦粒腫	眼痛眼瞼痛眼部腫脹眼瞼浮腫流涙増加霧視灼熱感（眼瞼）眼の異物感眼瞼色素沈着眼瞼皮膚乾燥眼瞼下垂
皮膚			皮膚色素過剰毛質異常睫毛眉毛脱落症（部分的な一時的睫毛眉毛の脱落も含む）毛髪成長異常裂毛（一時的な睫毛の裂毛）発疹（眼瞼及び眼窩周囲に限定された斑状発疹、紅斑性発疹、そう痒性発疹を含む）皮膚変色（眼窩周囲）眼窩周囲紅斑皮膚剥脱（眼瞼及び眼窩周囲）
その他			顔面痛頭痛過敏症（局所的アレルギー反応）