ダパリルの有効成分ダパグリフロジンとは
糖尿病治療薬のダパリルには、有効成分としてダパグリフロジンが配合されています。有効成分ダパグリフロジンについて解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

ダパリルは糖尿病治療薬「フォシーガ」のジェネリック医薬品で、製造・販売元はインドのアフマダーバードに本拠地を置くインタスファーマです。
ダパリルはSGLT2阻害薬の一種で、有効成分であるダパグリフロジンには腎臓における糖の吸収を妨げ、血糖値をコントロールする効果が期待できます。
本記事ではダパリルの有効成分であるダパグリフロジンの歴史や効果、適応症状などについて解説します。
目次
ダパグリフロジンとは

糖尿病治療薬のダパリルには、有効成分としてダパグリフロジンが配合されています。
はじめに、ダパグリフロジンの特徴や歴史、効果・効能などについて解説します。
SGLT2阻害薬の一種
ダパリルは糖尿病治療薬「フォシーガ」のジェネリックで、SGLT2阻害薬に分類される医薬品です。
SGLT2には尿細管から血管内へと糖を運ぶ働きがありますが、ダパリルの有効成分としてダパグリフロジンには、選択的にSGLT2を阻害する作用があります。
ダパグリフロジンの作用により血管内へ糖を運ぶ働きが阻害されると、血糖値を下げる効果が期待できます。
ダパグリフロジンの歴史
ダパリルをはじめとするSGLT2阻害薬の歴史は古く、1835年にリンゴの皮からフロリジンが発見されたのがきっかけとされています。
およそ100年後の1933年には、フロリジンに尿糖排泄作用があることが分かりました。
1987年にいたり、動物実験においてフロリジンに血糖値を下げる効果があると証明されています。
その後、複数の製薬会社による共同開発が進み、2012年にダパグリフロジンが世界初の糖尿病治療薬として認可されました。
ダパグリフロジンの効果・効能
ダパグリフロジンには腎臓における糖の吸収を妨げ、尿からの排出を促進する作用があります。
そのため、1型糖尿病および2型糖尿病の改善に効果的です。
また、腎臓における糖の吸収を阻害する作用や、尿の排泄を促す作用があるため、腎臓や心臓にかかる負担が軽減することも分かっています。
糖の吸収が妨げられると、糖質制限ダイエットに近い効果も期待できます。
ダパグリフロジンの適応症状
ダパグリフロジンの適応症状は以下の通りです。
ただし、ダパグリフロジンはインスリンの代替薬ではないため、1型糖尿病に対して用いる際には、インスリン製剤の服用を中断しないでください。
また、1型糖尿病を合併する慢性心不全・慢性腎臓病患者に対しては、専門医の指導下で経過を十分に観察しながらダパグリフロジンを用いる必要があります。
ダパグリフロジンの構造

ダパリルの有効成分であるダパグリフロジンの分子式は「C21H25ClO6」、分子量は「408.87」です。
ダパリル(ダパグリフロジン10mg)を服用するとおよそ1時間〜2時間程度で効果が最大になり、およそ8時間で効果が半減します。
ダパグリフロジンの作用機序
ダパグリフロジンを服用すると尿糖排泄作用によって、血糖値を下げる効果が期待できます。
また、腎臓における糖の吸収を阻害する作用、および尿の排泄を促す作用により、腎臓や心臓にかかる負担が軽減されます。
まとめ

ダパリルの有効成分としてダパグリフロジンには、尿糖排泄作用により血糖値を下げる効果が期待できます。
専門医の指導下でダパグリフロジンを服用すると、1型糖尿病を併発する慢性心不全・慢性腎臓病に対しても効果的です。
ダパリルを購入した際には用法用量を守って正しく服用し、糖尿病の改善やダイエットにお役立てください。
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