バイアグラやカマグラゴールドの有効成分シルデナフィルのメリットとは?
バイアグラやカマグラゴールドの有効成分として有名なシルデナフィルの隠されたメリットを解説!肺動脈高血圧症やアルツハイマー、うつ病にも効果があるとされる理由や臨床試験を教えていきます!
お薬通販部スタッフ[監修]

バイアグラの成分シルデナフィルのメリットと言われると

EDの治療薬なんだからEDの改善だよね

30代40代でも若い頃の勃起を取り戻せる

女性の感度アップに効く!
など、周知されてる事実から頭に浮かぶのではないでしょうか?
しかし誰もが知ってる当たり前のメリットだけではなく、実はシルデナフィルには他にもメリットが隠されていると、開発されて20年以上経過した今もなお、世界中で様々な効果に対する試験や検証か行われているのです。
この記事ではそれらのメリットを解説していきたいと思います!
目次
バイアグラやカマグラゴールドから得られる隠れた効果

ED治療薬として使用したいのであれば先発薬のバイアグラ、バイアグラ ジェネリックとして知名度もコスパも高いカマグラゴールドなどを用いるのが人気です。
今でこそ勃起薬の成分として認知されているシルデナフィルですが、もとは狭心症の治療薬として開発された成分なのです。
シルデナフィルの狭心症治療効果
狭心症の治療に使用されるニトログリセリンという薬があります。
この薬の効果は血管を拡張し、血圧を下げることで心臓の負担を軽くして、心臓の酸素必要量を減らすことで心筋の酸欠状態を緩和させることで効果を発揮します。
シルデナフィルも同様に血管を拡張する効果があるため同じ効果があると研究されているうちに、治験患者さんが勃起不全の改善を報告したことにより開発の路線がED治療に変更されたと言われています。
しかしながら、実際にニトログリセリンのような血圧を下げる薬はバイアグラ やカマグラゴールドなど、シルデナフィルが含まれているお薬は、相乗効果により血圧の急降下が危険視されていることから併用禁忌とされていますので治療のために服用している方はシルデナフィルの服用は控えてくださいね!
難病指定されている肺動脈性肺高血圧症への効果
肺動脈性肺高血圧症と言われてもピンと来ない方が多いかもしれませんが、日本国内で難病として指定されています。
遺伝性があるということ以外は原因も不明で、年々患者数も増加傾向にあるこの病気ですが、簡単にどういう経過をたどるのかを説明いたします。
肺動脈の圧力が上昇する理由は、肺の細い血管が異常に狭くなり、硬くなることで、血液の流れが悪くなるからです。
必要な酸素を体に送るためには、心臓から出る血液量を一定以上に保つ必要がありますが、狭い細い血管の中に無理に血液を流すためには心臓に通常以上の負担がかかるために、肺動脈の圧力(血圧)が上昇してしまいます。
肺動脈の血流悪化から
息切れ |
呼吸困難 |
疲労 |
運動能力低下 |
などがあらわれ、日常生活にも支障がでてきます。進行すると心不全を引き起こし、予後も好ましくありません。
シルデナフィルを服用すると、バイアグラやカマグラゴールドを服用した時と同様に、血管拡張物質であるcGMPを増やして動脈を広げ、肺動脈圧を低下させます。
肺の血流が改善されると、息切れや呼吸困難がやわらぎ、運動耐容能の向上にも繋がるのです。
またそれにより、病気の進行を遅らせ、より長生きできる可能性があるそうです。
その効果から、バイアグラとして製造されたり、カマグラゴールドとして製造されたお薬を難病の患者さんにそのまま使用するのではなく、新たに「レバチオ」とういう薬品名で開発されました。
有効性を評価するための臨床試験として服薬前と服薬3カ月後の6分間歩行距離の平均変化量を調査したものがあります。
シルデナフィルを飲んでいた人達67人の3カ月後の6分間歩行距離の平均変化量は+41m(346→387m)、プラセボの人達66人では-4m(348→344m)でした。プラセボで4m減少したのに対し、明らかに運動能力が向上できたのです。
もちろん、カマグラゴールドやバイアグラなどは1日1回の服用までとし、推奨用量は25mg~50mgとされていますが、レバチオは1回20mgを1日3回までとされていますので用量や用法でも違う効果が期待されるのだということがわかります。
全く同じ成分で、同じ作用があったとしても、効果が出る箇所は色々なところにあるのです。
バイアグラでアルツハイマー病を予防?
バイアグラでアルツハイマー病を予防できる可能性があるとアメリカの科学誌「Nature Aging」に掲載されたことがあり、それを紹介する記事の中で
”バイアグラの商品名で知られる医薬品、シルデナフィルの700万人以上のデータで服用者は非服用者に比べてアルツハイマー病の発症が69%少ないことを発見した”
と記載があります。
シルデナフィルが直接アルツハイマー病のリスクを低減させることを試験したわけではないので注意が必要ですが、勃起不全や高血圧の治療に使用されている薬が、アルツハイマー病の治療薬として「研究されるべき」であることを示唆していると述べたことから様々な角度から研究が行われています。
カマグラゴールドを飲んで、勃起力もつき、アルツハイマーも予防できる可能性があるなら定期的に使用してしまいたくなりますよね?
新しい研究結果などを見つけましたら、こちらの記事でお伝えしていきます。
バイアグラやカマグラゴールドを飲むメリット

シルデナフィルが身体に作用して生まれる様々な効果以外にも、効果があるとお伝えしましたが、それ以外にも人によっては「メリット」と捉えられる点があります。
うつ病とEDの関係性
うつ病とEDは双方で関係性を持つと言われています。
これは、EDが身体的な機能障害が原因となる器質性EDと、メンタル面が原因となる心因性ED、その両方が原因となる混合性ED、そしてお薬の服用が原因となる薬剤性EDがあがりますが、それぞれEDになる原因とうつ病になる原因が全て当てはまることが分かっています。
ケースにもよりますが、どちらが先に発症したかもわからない場合もあるたため、それぞれの理由が原因でEDになったことで、うつ病になった可能性もあれば、うつ病になってしまったことであわせてEDになってしまった可能性も否定できません。
しかし、バイアグラやカマグラゴールドを服用することでEDの症状が改善され、性欲や家族関係、そして全体的な幸福度が増しうつ症状が改善されるというケースもありますし、ED症状がないという人の方がうつ病と診断されにくいという調査結果もあるため、うつ病予防にもなると考えられています。
2023年現在も様々な研究により賛否両論はありながらも、アルツハイマー病発症率の減少を裏付けるものも沢山ありますので興味がある方は調べてみると良いでしょう。
シルデナフィルが早漏防止に効く!?
カマグラゴールドを使ったことがある人はご存じかもしれませんが、スーパーカマグラという早漏防止薬の成分であるダポキセチンも配合されているハイブリッド薬も人気を集めています。
これは射精のメカニズムと関係しており、ダポキセチンによって射精への時間を最大で4倍にまで引き延ばせるという優れものなのですが、バイアグラやカマグラゴールドを飲むだけで早漏を防止できるという見解があります。
早漏には様々な原因があるとされており、その中のひとつに「心因性早漏」とういうものがあります。
これは精神的な原因で

「このまえ失敗してしまったからまたすぐ出ちゃうんじゃないか…」

「ちゃんと勃つか心配だ…」

「相手を気持ちよくさせられるだろうか…」
など心理的な不安やストレスが原因で射精コントロールが出来なくなってしまう現象です。
しかしながらシルデナフィルを服用することで

「カマグラゴールドでこのまえの失敗を取り戻す!」

「今日はバイアグラを飲んでるから勃起力は大丈夫!」

「エンドレスで気持ちよくさせる!」
などという気持ちの大きさに繋がるプラセボ効果のようなものもあるのかもしれません。
下記の臨床試験でも結果が証明されていますがどういう原理なのか気になりますね。
賢者タイムの短縮で連続射精
シルデナフィルを平均年齢32歳の男性参加者60名に対して服用してもらい、服用前と服用後でアンケートを実施したところ、平均14.9分だった賢者タイムが5.5分にまで短縮されたという研究があります。
バイアグラやカマグラゴールドは勃起がOFFになるスイッチとして機能する「PDE5」を抑制し、cGMPで陰茎の血管を拡張させ勃起を継続させます。
そのため、シルデナフィルが血液中にとどまる4~5時間は勃起を可能とする状態になっていることで前回の勃起後の陰茎への血液の流れが速くなり、不応期間(賢者タイム)が短縮される可能性があると理論づけています。
勃起がずっと収まらない・・・なんてことはありませんのでご安心ください。
万が一収まらない場合は稀な副作用の可能性もあるので必ず病院を受信しましょう。
まとめ

バイアグラの有効成分、シルデナフィルにはいくつかの効果が隠されていることを紹介してまいりましたが、これらの効果を最大限に得たいと考えている方たちには、もっと適した治療法や治療薬が存在します。
あくまでもカマグラゴールドなどバイアグラジェネリックやバイアグラを使った場合にはプラスαとして期待できるものがある程度に頭の片隅に置いておく程度にしましょう。
女性への効果も研究されるほど沢山の研究がなされ、効果が期待されているシルデナフィル。
今後の研究に期待はしながら、ひとりひとりに適した使い方をしていきましょう。
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