バイアグラで胸焼けが起きるのはなぜ?バイアグラの副作用を徹底解説!
バイアグラはEDが(勃起不全)の改善に効果的な治療薬ですが、服用することによって副作用が起こる場合もあります。この記事では、バイアグラの服用によって起こる胸焼けの原因や副作用について解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

この記事では、バイアグラの服用によって胸焼けが起きる原因について解説します。
ED治療薬の1つであるバイアグラには、いくつかの副作用が存在します。
添付文書などの副作用に「胸焼け」は記載されていませんが、症状がある場合は消化器系などの関連する副作用が生じているおそれがあるでしょう。
この記事では、バイアグラの副作用を紹介しながら胸焼けの原因を紐解いていきます。バイラグラの服用を検討している人は、ぜひ最後までお読みください。
バイアグラがEDにもたらす治療効果とは

ED(勃起不全)は、心理的・精神的な問題が原因となって起こる機能性EDと、陰茎海綿体や血管、神経などが原因となって起こる器質性EDに大別されます。
勃起しづらくなったり維持力がなくなったりするのは、ホスホジエステラーゼ(PDE5)と呼ばれる酵素が原因です。
PDE5が過剰に働くと、平滑筋の血管が収縮して勃起機能に影響が出ます。
バイアグラは、陰茎海綿体のPDE5を阻害させることを通して、平滑筋を弛緩させ海綿体に血液を流すことで勃起を促します。
力強い勃起力を発揮するほか、満足のいく性行為を行えるようになることで楽しみが倍増し、自信の回復に繋がるでしょう。
また、バイアグラの主成分であるシルデナフィルは、早漏 (PE) の治療にも有効であることが実証されています。
バイアグラで胸焼けが起きるのは副作用?

必ずしもいえることではありませんが、バイアグラの服用後に胸焼けの症状が出た場合、副作用が原因の可能性があります。
症状が軽い場合は一度様子見してから判断しても良いですが、副作用が強く出ている場合は早めに医師に相談しましょう。
胸焼けはバイアグラ服用時に消化器系に起こりうる副作用の1つであるため、その点を詳しく解説します。
胸焼けはバイアグラの消化器系の副作用
胸焼けは、バイアグラの服用による消化器系の副作用が生じているおそれがあります。
消化器系の症状として、主に以下の副作用が報告されています。
0.1〜1%未満 | 0.1%未満 | |
消化器 | 悪心 胃腸障害 口渇 消化不良 腹痛 | おくび 胃炎 胃不快感 下痢 口唇乾燥 舌障害 白舌 腹部膨満 便秘 嘔吐 嚥下障害 |
バイアグラ承認時の国内データによると、消化不良や胃不快感、腹部膨満感の発現率はすべて0.64%でした。
評価の対象となった157例のうち、それぞれの副作用は1例ずつしか報告されていません。
消化器系の副作用がバイアグラで出る人はそれほど多くないといえますが、もし服用後に目立つ症状が出た場合は医師や薬剤師に相談することを推奨します。
バイアグラジェネリックでも副作用は変わらない?

バイアグラジェネリックにおいても、先発薬と同様の副作用が起こるおそれがあります。
国内で医療用医薬品として承認されているシルデナフィルのデータを見ると、副作用がバイアグラと同様であることがわかります。
ジェネリック医薬品はバイアグラと同様、主に以下の副作用が報告されています。
なお、副作用の頻度においてもバイアグラと同様です。
そもそも、ジェネリック医薬品は先発薬と同じ成分が同じ量だけ含まれているものであり、治療学的にも同等であるとされています。
そのため、バイアグラで報告されている副作用はバイアグラジェネリックでも出るおそれがあります。
どうしても副作用が気になる場合は医師に相談した上で、1回あたりの用量を減らしてみたり胃薬と併用したりなどの対策を検討してください。
まとめ

バイアグラに胸焼けの副作用は報告されていませんが、服用後に症状が出た場合は消化不良などの消化器系によるものだといえます。
他にも、胃部不快感や悪心、消化不良や胃炎などの症状も報告されているので、服用後に見られた場合は副作用を疑いましょう。
バイアグラの有効成分であるシルデナフィルは、陰茎海綿体以外に存在する平滑筋にも作用し、胸焼けなどの症状が出るおそれがあります。
なお、バイアグラジェネリックでも同様の副作用が出るおそれがあります。
副作用が気になる人や、副作用が重く服用が困難だと感じる人は医師に相談してください。
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