タイレノールの併用禁忌とは?服用してはいけない人もご紹介!
すべての医薬品には飲み合わせがあるため、タイレノールに関しても併用禁忌を知っておかなければなりません。タイレノールの併用禁忌について解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

タイレノールはアメリカを代表する製薬会社「Johnson&Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)」が製造・販売している、アセトアミノフェン錠の一種です。
アセトアミノフェンには腰痛症や頭痛の症状を緩和したり、風邪にともなう熱を下げたりする効果が期待できます。
本記事ではタイレノールの併用禁忌、および服用してはいけない人について解説します。
目次
併用禁忌とは

併用禁忌は特定の治療薬との併用を禁止されている医薬品、もしくは有効成分を意味します。
なんらかの治療薬を服用中に併用禁忌薬を服用すると、思わぬ健康被害を引き起こす恐れがあります。
タイレノールに限らず何らかの医薬品を購入したら、まずは添付文書で併用禁忌や服用方法を確認しておきましょう。
タイレノールの併用禁忌

タイレノールには併用禁忌薬はありません。
しかし、薬局やドラッグストアで購入できる市販薬のなかには、タイレノールと同じ有効成分「アセトアミノフェン」を含む商品があります。
アセトアミノフェンを含んでいると知らずにタイレノールと併用した場合、思わぬ健康被害を招く恐れがあるため注意が必要です。
![]() タイレノールは、アセトアミノフェンを含有している解熱鎮痛剤です。アメリカの大手製薬会社Johnson&Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)が製造販売。解熱以外にも、痛みを伴う様々な症状の治療薬として使用されています。 1箱:4,240円~ |
タイレノールを服用してはいけない人

以下に該当する方は、自分の判断でタイレノールを服用しないでください。
タイレノールに対して過敏症の既往歴をお持ちの人
過去にタイレノールを服用して過敏症を起こしたことがある人は、自分の判断でタイレノールを服用しないでください。
重篤な肝機能障害をお持ちの人
重篤な肝機能障害をお持ちの人は、タイレノールの服用が禁止されています。
誤って服用すると重篤な転帰をとる恐れがあります。
アセトアミノフェンを含む他の薬剤を服用している人
アセトアミノフェンを含む他の薬剤を服用している人は、タイレノールを服用しないでください。
タイレノールにも有効成分としてアセトアミノフェンが配合されているため、併用すると過剰摂取による弊害を招く可能性があります。
アセトアミノフェンの過剰摂取による弊害としては、重度の代謝性アシドーシスや嗜眠、昏睡、高血糖などが挙げられます。
何らかの医薬品を服用中の方は、タイレノールを服用する前に添付文書を精読し、アセトアミノフェンが配合されていないか確認してください。
低出生体重児・新生児・3ヶ月未満の乳児
低出生体重児・新生児・3ヶ月未満の乳児に関しては、アセトアミノフェンの有効性・安全性が確認されていません。
タイレノールの服用で健康被害を生じた際の対処法

タイレノールの服用にともなって何らかの健康被害が見られる方は、すぐにかかりつけ医の診察を受けてください。
タイレノールには併用禁忌がありませんが、場合によってはショックやアナフィラキシーなど重大な副作用を引き起こす可能性があります。
まとめ

タイレノールには有効成分としてアセトアミノフェンが配合されており、頭痛や腰痛症にともなう痛みを緩和する際に効果的です。
また、アセトアミノフェンには中枢神経にはたらきかけて血管や汗腺を拡張し、体内の熱を体外へ放出するはたらきがあります。
ただし、タイレノールに限らず化学的に製造された医薬品を服用する際には、併用禁忌について十分に理解しておく必要があります。
今回の記事を参考にタイレノールを正しく服用し、つらい頭痛や腰痛などの改善にお役立てください。
おすすめ商品
-
タイレノール
タイレノールは、アセトアミノフェンを含有している解熱鎮痛剤です。アメリカの大手製薬会社Johnson&Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)が製造販売。解熱以外にも、痛みを伴う様々な症状の治療薬として使用されています。
4,240円~
この記事を書いた人
お薬通販部スタッフ