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トピロール副作用とは?症状の種類や発現頻度についてご紹介!

トピロールの副作用は、てんかんの部分発作にお悩みの方にとって気になる情報の1つです。トピロールの副作用について解説します。

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記事公開日:2025.04.09

最終更新日:2025.04.09

お薬通販部スタッフ[監修]

トピロール副作用とは?症状の種類や発現頻度についてご紹介!

トピロールはインドのムンバイ市に本拠地を置く「サンファーマ」が製造・販売している、てんかんの治療薬です。

有効成分のトピラマートには脳の神経細胞の異常な興奮を鎮める作用があり、てんかんの部分発作や二次性全般化発作に対して効果的です

しかし、トピロールに限らず化学的に製造された医薬品には、副作用のリスクがあることを知っておく必要があります。

本記事ではトピロールの服用で起こり得る副作用の種類や発現頻度について解説します。



トピロールの重大な副作用

トピロールの重大な副作用としては以下の4点が挙げられています。

  • 腎・尿路結石
  • 代謝性アシドーシス
  • 乏汗症およびそれにともなう高熱
  • 続発性閉塞隅角緑内障およびそれにともなう急性近視

トピロールは先発医薬品「トピナ」のジェネリック医薬品のため、トピナの添付文書を参考に重大な副作用について解説します




腎・尿路結石

トピロールの重大な副作用の1つが腎・尿路結石です。服用にともない腎疝痛腹部痛などの症状がみられる際には、服用の中断を含めた適切な対処が必要です。

トピロールの服用により腎・尿路結石を引き起こす頻度はおよそ2.3%とされています。



代謝性アシドーシス

トピロールを服用すると、およそ1.8%に代謝性アシドーシスの副作用が見られます。

発症すると意識がもうろうとして吐き気を催すうえ、重症例ではショックや昏睡を起こし、最悪のケースでは死に至る恐れもあります

トピロールの服用にともない過換気や不整脈、昏睡などの症状がみられる際には、服用の中断を含めた適切な対処が必要です。

また、疲労や食欲不振などの症状が見られる際には、重炭酸イオン濃度の測定が必要なケースもあります



乏汗症およびそれにともなう高熱

トピロールを服用すると、およそ0.3%に乏汗症およびそれにともなう高熱が見られます。

服用にともない発汗減少や体温上昇などの症状がみられる際には、服用の中断を含めた適切な対処が必要です




続発性閉塞隅角緑内障およびそれにともなう急性近視

発症頻度は不明ですが、トピロールの副作用として続発性閉塞隅角緑内障、およびそれにともなう急性近視が挙げられています

トピロールの服用にともない視力の急激な低下、眼痛などの症状がみられる際には、服用の中断を含めた適切な対処が必要です。

続発性閉塞隅角緑内障およびそれにともなう急性近視に関しては、服用開始から1ヶ月以内に起こるケースが多いため、慎重に経過を見守る必要があります。





トピロールは、サンファーマが開発した抗てんかん薬で、トピナのジェネリック医薬品です。他の抗てんかん薬で十分な効果が認められない場合のてんかん患者の部分発作治療に使用されています。

1箱:4,153円~



トピロールの主な副作用

トピロールの主な副作用は以下の通りです。

10%以上5%~10%未満0.1~5%未満頻度不明
精神・神経系傾眠(30.3%)
めまい
摂食異常
しびれ感
頭痛
思考低下
不安
抑うつ
不眠など
錯乱
離人症
興奮
消化器悪心
嘔吐
胃腸炎など
嚥下障害
唾液分泌過多
便失禁など
代謝および栄養血中重炭酸塩 減少
電解質異常
トリグリセリド上昇
血中アンモニア値上昇
血中コレステロール増加など
低血糖
視覚異常
眼痛
視力低下など
肝臓肝機能異常ウロビリノーゲン陽性
胆石症
血液白血球減少・増加
貧血
血小板減少など
プロトロンビン量増加
鼻出血
腎臓・泌尿器血尿
頻尿
尿失禁など
循環器胸痛
起立性低血圧
動悸など
徐脈
血圧上昇
呼吸器呼吸困難
咳嗽
鼻炎
皮膚発汗減少発疹
脱毛・多毛
皮膚炎など
脂漏
感覚器耳鳴
聴力低下
筋骨格筋肉痛
関節痛
四肢重感など
内分泌月経異常乳房痛
その他体重減少(21.3%)倦怠感発熱
脱力
四肢冷感など
悪寒
性欲減退
体臭




副作用が強く見られる際の対処法

トピロールの服用にともない副作用が強く見られる方は、服用中の医薬品を携行して専門医の診察を受けてください。

最悪のケースでは死に至る副作用もあるため、自分の判断で放置するのは厳禁です




まとめ

まとめの見出し画像

トピロールの主な副作用は傾眠や体重減少ですが、場合によっては重篤な副作用を引き起こす可能性があります。

特に何らかの医薬品を服用中の方や持病をお持ちの方は、トピロールを服用している間の体調変化に注意する必要があります

トピロールの服用にともない副作用が強く出る方は、服用をいったん中断して医師の判断を仰ぐようにしてください。

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