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トピロールの併用注意とは?服用に注意が必要な人もご紹介!

トピロールはてんかん発作の改善に効果的な医薬品ですが、飲み合わせを知らないと思わぬ危険を招く恐れがあります。トピロールの併用注意について解説します。

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記事公開日:2025.04.09

最終更新日:2025.04.09

お薬通販部スタッフ[監修]

トピロールの併用注意とは?服用に注意が必要な人もご紹介!

トピロールはインドの大手製薬会社「サンファーマ」が製造・販売している、てんかん発作の治療薬です。

トピロールに限らず医薬品には飲み合わせがあるため、服用する方は併用注意について知っておく必要があります

本記事ではトピロールの併用注意および、服用に注意すべき人について徹底解説します。




トピロールの併用注意薬一覧

薬剤名など臨床症状・措置方法機序・危険因子
CYP3A4誘導作用薬
・フェニトイン
・カルバマゼピンなど
左記薬剤の服用量を減らしたり、服用を中断したりすると、トピロールの血中濃度が上昇する可能性がある先治療薬を併用するとCYP3A4誘導作用により、トピロールの血中濃度が非併用時に比べ低下する
フェニトイン併用するとフェニトインの血中濃度が上昇する可能性があるトピロールがフェニトインの代謝を阻害する可能性がある
中枢抑制薬 
・バルビツール酸誘導体など
相互に作用を増強する可能性がある両剤の中枢神経抑制作用による
炭酸脱水酵素阻害剤 
・アセタゾラミドなど
腎・尿路結石を形成する恐れがあるトピロールは弱い炭酸脱水酵素阻害作用を有する
リスペリドンリスペリドンの血中濃度が 低下する可能性があるリスペリドンのクリアランスが上昇する可能性がある
メトホルミンメトホルミン血中濃度が上昇し、血糖降下作用が増強する可能性があるメトホルミンのクリアランスが低下する可能性がある
ピオグリタゾンピオグリタゾンの血中濃度が低下し、血糖降下作用を減弱させるおそれがあるピオグリタゾンのクリアランスが上昇する可能性がある
アミトリプチリンアミトリプチリンの血中濃度が上昇する可能性がある機序不明
リチウムリチウムの血中濃度が上昇もしくは低下する可能性がある機序不明
ジゴキシンジゴキシンの血中濃度が低下する可能性がある機序不明
ヒドロクロロチアジドヒドロクロロチアジドの血中濃度が上昇する可能性があるヒドロクロロチアジドによりトピロールの腎排泄が低下し、血中濃度が上昇すると考えられる
経口避妊薬
・エチニルエストラジオールなど
エチニルエストラジオールなどの血中濃度が低下し、効果の減弱化・不正性器出血の発現増大を招くおそれがあるトピロールにより誘導されたCYP3A4が、エチニルエストラジオールなどの代謝を促進する可能性がある
セイヨウオトギリソウ含有食品トピロールの血中濃度が低下する可能性があるセイヨウオトギリソウ含有食品により誘導されたCCYP3A4)が、トピロールの代謝を促進する可能性がある






トピロールは、サンファーマが開発した抗てんかん薬で、トピナのジェネリック医薬品です。他の抗てんかん薬で十分な効果が認められない場合のてんかん患者の部分発作治療に使用されています。

1箱:4,153円~


トピロールの服用に注意が必要な人

以下の該当する方はトピロールの服用に際して注意が必要です。

  • 特定の背景をお持ちの人
  • 妊婦
  • 授乳婦
  • 小児
  • 65歳以上の人




特定の背景を有する人

以下の特定の背景を有する人はトピロールの服用にあたって注意が必要です



持病がある人・治療中の人

何らかの持病をお持ちの人や病気を治療中の人は、自分の判断でトピロールを服用しないでください。場合によっては副作用の発現リスクを高める可能性があります。



腎機能・肝機能障害をお持ちの人

腎機能障害や肝機能障害をお持ちの人がトピロールを服用すると、クリアランスの低下により有効成分が強く働きすぎる可能性があります。有効成分の働きが強くなると、副作用のリスクが増加するため注意が必要です。



結石ができやすい人

トピロールの重大な副作用の1つが腎・尿路結石です。そのため、トピロールの服用中は十分に水分を摂取してください。



虚弱者

虚弱者の方はトピロールの服用を自分の判断で中断しないでください。服用を中止するためには、用量を少しずつ減らしていく必要があります。



妊婦

妊婦に関してはトピロールの有益性が危険性を上回るケースにおいてのみ、服用が認められています。



授乳婦

授乳婦がトピロールを服用する場合は、母乳育児を中断する必要があります



小児

小児は成人に比べてトピロールの服用にともない、腎・尿路結石や代謝性アシドーシス、乏汗症(発汗減少)を起こしやすいため注意が必要です



65歳以上の人

65歳以上の方は一般的に生理機能が低下しているため、トピロールの効果および副作用が強く出すぎる恐れがあります。



併用注意薬を服用した際の対処法

併用注意薬を服用した際の対処法の見出し画像

トピロールの併用注意を知らずに健康被害を招いた場合、すぐに服用を中断してかかりつけ医の診察を受けてください




まとめ

まとめの見出し画像

トピロールの有効成分であるトピラマートには、脳の神経細胞の異常な興奮を抑制する作用があり、てんかん発作に対して効果的です。

しかし、トピロールに限らず医薬品には副作用のリスクがあるため、事前に併用注意薬や服用に際しての注意点を理解しておくことが重要です

また、トピロールは海外製の医薬品のため、購入の際には信頼できる個人輸入代行サイトを利用してください。

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