ニナゾールの併用注意とは?服用に注意が必要な人もご紹介!

ニナゾールは有効成分にケトコナゾールを配合した抗真菌薬ですが、飲み合わせを知らないと思わぬ危険を招く恐れがあります。ニナゾールの併用注意について解説します。

お薬通販部スタッフ[監修]

ニナゾールの併用注意とは?服用に注意が必要な人もご紹介!

ニナゾールはニゾラールタブレットのジェネリック医薬品で、ケトコナゾールを有効成分として配合しています。

ニナゾールに限らず医薬品の多くに飲み合わせがあるため、併用に注意が必要な医薬品について知っておく必要があります。

本記事では、ニゾラールクリームの併用注意について海外の文献をもとに解説します。

ニナゾールの併用注意薬一覧

ニナゾールの主な併用注意薬は以下の通りです。

  • ベンゾジアゼピン系睡眠薬
  • ED治療薬
  • スタチン系の治療薬
  • H2ブロッカー
  • プロトンポンプ阻害薬
  • リファマイシン系の治療薬



ベンゾジアゼピン系睡眠薬

ニナゾールとベンゾジアゼピン系睡眠薬を併用した場合、睡眠薬の効果が強く出すぎる恐れがあります。

睡眠障害をお持ちの方は医師に相談して薬剤の減量を検討してください。

主なベンゾジアゼピン系睡眠薬としては以下の薬剤が挙げられます。

  • ミダゾラム
  • ブロチゾラム
  • アルプラゾラム



ED治療薬

ED治療薬を服用中の方がニナゾールを併用すると、勃起不全を改善する作用が強く出すぎる恐れがあります。

ニナゾールとの併用に注意が必要なED治療薬は以下の2つです。

  • シルデナフィル(バイアグラおよびジェネリック医薬品)
  • タダラフィル(シアリスおよびジェネリック医薬品)



スタチン系の治療薬

スタチン系の治療薬には、血液中のコレステロール値を下げる作用があります。

スタチン系治療薬のなかでも、アトルバスタチンとニナゾールと併用した場合、横紋筋融解症の発症リスクが増加するため注意が必要です。

H2ブロッカー

ファモチジンやシメチジン、ラニチジンなどのH2ブロッカーには胃酸の分泌を抑制し、胃炎や十二指腸潰瘍の改善効果が期待されています。

H2ブロッカーとニナゾールを併用した場合、真菌の繁殖を抑制する作用が低下するおそれがあります。

H2ブロッカーとニナゾールを併用する際には、両剤の服用間隔を空けるようにしてください。

プロトンポンプ阻害薬

胃酸の分布を抑制するプロトンポンプ阻害薬とニナゾールを併用すると、真菌の繁殖を抑制する作用が低下するおそれがあります。

プロトンポンプ阻害薬とニナゾールを併用する際には、両剤の服用間隔を空けるようにしてください。

主なプロトンポンプ阻害薬の種類は以下の通りです。

  • オメプラゾール
  • ランソプラゾール 
  • ラベプラゾール 
  • エソメプラゾール 
  • ボノプラザンフマル酸塩



リファマイシン系の治療薬

リファマイシン系の治療薬には、細菌が遺伝物質を作り出す働きを阻害する作用があります。

ニナゾールと併用した場合、ニナゾールの効果を減弱させる恐れがあるため、両剤は間隔を空けて服用してください。

主なリファマイシン系の治療薬は以下の通りです。

  • リファンピシン 
  • フェニトイン 
  • イソニアジド 
  • フェノバルビタール 
  • エファビレンツ
  • ネビラピン





ニナゾールは服用タイプの抗真菌薬です。有効成分のケトコナゾールが塗り薬では効きにくい症状に体内から働きかけます。

1箱:5,350円



ニナゾールの服用に注意が必要な人

以下の該当する方は、ニナゾールの服用にあたって注意が必要です。

  • 肝機能障害がある方
  • 飲酒の習慣がある方



肝機能障害がある方

ニナゾールを服用すると肝障害や胆汁うっ滞、黄疸などの副作用を引き起こす可能性があるため、肝機能障害がある方は自分の判断でニナゾールを服用しないでください。

飲酒の習慣がある方

飲酒の習慣がある方は肝臓の働きが低下している可能性があるため、ニナゾールを服用する前に医師に相談してください。



まとめ

まとめの見出し画像

ニナゾールは内服タイプの抗真菌薬で外用薬より高い効果が期待できますが、その分だけ副作用のリスクも大きくなります。

何らかの病気をお持ちの方や、服用中の医薬品がある方は、ニナゾールの服用に際して必ず医師に相談してください。

ニナゾールを購入する際には信用できる個人輸入代行サイトを利用し、用法・用量を守って正しく使用してください。

おすすめ商品

  • ニナゾール

    ニナゾール

    ニナゾールは服用タイプの抗真菌薬です。有効成分のケトコナゾールが塗り薬では効きにくい症状に体内から働きかけます。

    5,350円

この記事を書いた人

お薬通販部スタッフ

関連記事

症状から探す

薬品・成分で探す

お薬通販部

おすすめ記事

ページの先頭へ
タイトルとURLをコピーしました
タイトルとURLをコピーしました