この記事では、ラブグラの服用時に起こり得る副作用について詳しく解説します。

ラブグラとは、男性向けのED治療薬バイアグラと同じ有効成分シルデナフィルを含むお薬で、不感症や性交時の痛みを改善する効果が期待できます。

ラブグラは有効成分として、1錠あたりシルデナフィルクエン酸塩が100mg配合されています。

不感症の人やオーガズムを感じにくい人、性的興奮をさらに高めたい人に幅広く用いられています。

ラブグラの服用を検討している人の中には、副作用が不安な人も少なくありません。

代表的な副作用から稀な副作用までを解説しているので、ラブグラの副作用が気になっている人はぜひ参考にしてください。

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ラブグラの副作用を解説

ラブグラの有効成分であるシルデナフィルには、大きく分けて頭痛や眠気・紅潮・鼻詰まりなどの代表的な副作用と、発現頻度の少ない稀な副作用が報告されています。

代表的な副作用と、稀な副作用の両方について詳しく解説します。

頭痛・眠気・紅潮・鼻づまりなど代表的な副作用

ラブグラの有効成分であるシルデナフィルの代表的な副作用は、頭痛や紅潮、鼻づまりなどです。

代表的な副作用として、以下が報告されています。

上記の副作用は、後ほど解説する重大な副作用と比較すると軽い症状です。

頭痛は、ラブグラの副作用の中でも特に多く見られやすいことで知られています。

ラブグラと同じ主成分であるシルデナフィルクエン酸塩が主成分のお薬では、服用した人の3.87％で頭痛の副作用が見られました。

頭痛が生じるのは、頭部の血管が拡張して周囲の神経を刺激するためです。

人によっては、眠気や紅潮、鼻づまりが起こることもあります。

眠気は0.1％〜1％未満、紅潮は5.78％、鼻づまりは0.1％未満の人で報告されています。

ラブグラは、アジャンタファーマ社が開発した女性用バイアグラとも呼ばれるシルデナフィル配合の医薬品です。女性機能障害改善を目的とした治療薬で、不感症改善やオーガズム障害改善、性的興奮を促す効果があります。 1箱：1,400円～

視覚障害などの重大な副作用

ラブグラには発症頻度は少ないものの、重大な副作用も報告されています。

シルデナフィルを服用した人に対して行われた研究では、処方箋なしで初めてシルデナフィルクエン酸塩100mgを服用した後に視覚障害が24時間以上続いた事例として、17例を調査しました。

17例のうち9例で羞明、13例で色覚異常、9例で視力障害、3例で立体視欠陥、6例でコントラスト感度障害、8例で異常な散瞳が見られましたが、全例21日以内に解消しています。

また、心血管系の持病を持つ患者には以下の副作用が起きた例も報告されています。

上記の副作用は、もともと心血管系の疾患や問題を持つ人で多く見られます。

まとめ

ラブグラの有効成分である、シルデナフィルの副作用を大きく分けて2つ解説しました。

代表的な副作用は、頭痛、紅潮、鼻詰まり、消化不良、腹痛、悪心、下痢などが挙げられます。

また、稀な副作用として視覚障害や失神などがあります。

心血管系の持病を持つ患者では、以下の副作用が報告されています。

代表的な副作用があらわれた場合でも、稀な副作用があらわれた場合でも、すぐに医師に相談するようにしてください。