ロリータの副作用とは?症状の種類や発現頻度についてご紹介!
ロリータの副作用は、アレルギー疾患に悩まされている方にとって気になる情報の1つです。ロリータの副作用について解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

ロリータはアレルギー治療薬「クラリチン」のジェネリック医薬品で、有効成分としてロラタジンを配合しています。
ロラタジンにはヒスタミンのはたらきを妨げ、アレルギー疾患によるさまざまな症状を緩和する効果があります。
しかし、ロリータに限らず化学的に製造された医薬品には、副作用のリスクがあることを知っておかなければなりません。
本記事ではロリータの服用で起こり得る副作用の種類、および発現頻度について解説します。
目次
ロリータの基本情報

ロリータはタイのバンコクに本社をおく「ファーマライン(Farmaline) 」が製造・販売しているアレルギー治療薬です。
アレルギー治療薬「クラリチン」のジェネリック医薬品で、有効成分にロラタジンを配合しています。
ロラタジンにはアレルギー反応の原因であるヒスタミンのはたらきを妨げ、炎症状態を鎮める効果が期待できます。
第一世代の抗ヒスタミンに比べて即効性に優れており、効果が長く持続する点がメリットの1つです。
また、第一世代の抗ヒスタミンに比べて副作用のリスクが低い点も特徴となっています。
ロリータの重大な副作用

ロリータの服用で起こり得る重大な副作用は以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
ショック、アナフィラキシー
ロリータの重大な副作用の1つが、ショック、アナフィラキシーです。
服用にともないチアノーゼや呼吸困難、血圧低下、血管浮腫などが見られる際には直ちに服用を中断し、医療機関で適切な処置を受ける必要があります。
ロリータの服用でショック・アナフィラキシー反応が起こる頻度は不明です。
てんかん・けいれん
ロリータを服用すると、発現頻度は不明ながらてんかん・けいれん発作を招く可能性があります。
てんかんをお持ちの方もしくは既往歴がある方は、自分の判断でロリータを服用せず、医師の判断を仰いでください。
肝機能障害・黄疸
ロリータを服用すると頻度不明ながらAST、ALT、γ-GTP、Al-P、LDH、ビリルビンの上昇にともなう肝機能障害、および黄疸を発症する可能性があります。
ロリータに限らず医薬品の多くが肝臓に負担を掛けるため、服用中は定期的に健康診断や血液検査を受けるなど、適切な対策を講じることが重要です。
![]() ロリータは、タイのファルマラインが販売しているアレルギー性疾患治療薬です。クラリチンの後発医薬品にあたるロリータの有効成分はロラタジンです。抗ヒスタミン薬の中でも特に副作用が少ない点が特徴です。 1箱:2,500円~ |
ロリータの主な副作用

ロリータの主な副作用は以下の通りです。
1%以上 | 0.1~1%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
精神神経系 | 眠気 倦怠感 | めまい 頭痛 | ||
呼吸器 | 鼻の乾燥 咽頭痛 | |||
消化器 | 腹痛 口渇 嘔気・嘔吐など | |||
過敏症 | 発疹 | |||
皮膚 | 脱毛 | |||
肝臓 | ALT・AST・ビリルビン値上昇 γ-GTP・Al-P上昇 | |||
腎臓 | BUN上昇 タンパク尿 | 尿閉 | ||
循環器 | 動悸 | 頻脈 | ||
血液 | 好酸球増多 白血球減少 好中球減少など | |||
その他 | 尿糖 眼球乾燥 耳鳴など | 味覚障害 月経不順 胸部不快感 | 不正子宮出血 胸痛 浮腫(顔面・四肢)など |
副作用が強く見られる際の対処法

ロリータの服用にともない副作用が強く見られる方は、服用中の医薬品をすべて携行し医療機関を受診してください。
チアノーゼや呼吸困難、血圧低下、血管浮腫などが見られる方は、アナフィラキシー反応を起こしている恐れもあるため、自分の判断で放置するのは禁物です。
まとめ

ロリータ代表的な副作用は眠気と倦怠感ですが、発現頻度はそれほど高くありません。
ただし、ごく稀にですがチアノーゼや呼吸困難、血圧低下、血管浮腫などアナフィラキシー反応を起こす可能性があります。
また、けいれん発作をともなう病気をお持ちの方や、健康状態に不安がある方は、ロリータの服用前に医療機関で相談するのがおすすめです。
今回の記事を参考にロリータの副作用を理解し、アレルギー疾患の改善にお役立てください。
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