カマグラゴールドは、バイアグラのジェネリック医薬品として販売されているED治療薬です。

主成分であるシルデナフィルは、勃起不全の改善だけでなく、早漏（PE）の改善にも効果があることがわかっています。

しかしながら、どのようなお薬にも一緒に飲んではいけないお薬があります。

この記事では、カマグラゴールドの併用禁忌薬や服用できない人の特徴などについて解説します。
カマグラゴールドを安全に服用するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

>>カマグラゴールドの通販・購入はこちら

カマグラゴールドの併用禁忌薬一覧

併用禁忌薬とは、カマグラゴールドと一緒に飲んではいけないと決められているお薬のことです。

カマグラゴールドと併用禁忌薬を同時に服用することは、深刻な副作用を引き起こすおそれがあり、最悪のケースでは命にかかわる事例も国内外で報告されているほどです。

カマグラゴールドには、バイアグラと同じ主成分であるシルデナフィルが含まれています。

シルデナフィルは、以下のお薬と一緒に飲んではいけません。

カテゴリ	具体的なお薬	用途	影響	併用禁忌の理由
硝酸薬およびNO供与薬	ニトログリセリン 亜硝酸アミル 硝酸イソソルビド ニコランジルなど	心臓病や狭心症の治療の使用	過度に血圧が下がる可能性がある	降圧作用が増強される
アミオダロン塩酸塩	アンカロン	不整脈の治療に使用	QTc延長作用が増強する恐れがある	作用機序は不明だが、QTc延長があらわれる恐れがある
sGC刺激剤	リオシグアト	慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療に使用	慢性的に低血圧の状態が続く症候性低血圧を引き起こす可能性がある	血管拡張に関わるcGMPの濃度が増大し、血圧に相加的な影響を及ぼす恐れがある

ここからは、前述した3種類の併用禁忌薬について、さらに詳しく解説します。

「硝酸剤及びNO供与剤」：急激な血圧の低下の危険がある

硝酸剤およびNO（一酸化窒素）供与剤は、狭心症や心不全を治療するお薬です。

このお薬はcGMP（環状グアノシン一リン酸）の活性を促し血管を拡張させる効果があります。

しかし、カマグラゴールドがPDE5（ホスホジエステラーゼ5）を阻害する作用と相まって、併用すると血管の拡張が過度に起こってしまい、急激な血圧の低下を引き起こすリスクがあります。

「アミオダロン塩酸塩」：QT延長により危険な不整脈を引き起こす

アミオダロン塩酸塩は、再発性不整脈などの治療に使用されるお薬です。

このお薬は心臓の興奮を抑制し、脈拍を正常に戻す効果があります。

カマグラゴールドとアミオダロン塩酸塩を併用した場合、心電図上で心拍の開始から終了までを示すQT間隔が延長するリスクが生じます。

QT時間の延長は、トルサード・ド・ポワンツと呼ばれる致死的な不整脈を誘発することがあります。

「sGC刺激剤」：症候性低血圧を引き起こす

sGC（可溶性グアニル酸シクラーゼ）刺激剤は、肺高血圧症の治療に用いられるお薬であり、体内のcGMP合成を促進して血管を拡張させる効果があります。

カマグラゴールドはPDE5（ホスホジエステラーゼ5）の阻害作用により血管を拡張します。

この2つの薬剤の作用が組み合わさることで、急激な血圧低下を引き起こすでしょう。

カマグラゴールドの併用禁忌薬を飲んでしまった場合の対処法

もし、カマグラゴールドと併用禁忌薬を飲んでしまった場合に重要な対処法は、直ちに医師に相談する、または命の危険がある場合はすぐに救急を呼ぶことです。

命に関わるリスクを冒してまで、ED治療薬を服用し続けることは避けるべきだといえます。

ED治療薬バイアグラの人気ナンバーワンジェネリックです。 1箱：1,500円～

カマグラゴールドを服用してはいけない（併用禁忌の）人

次に、カマグラゴールドを服用してはいけない（併用禁忌の）人について解説します。

次のような健康状態を抱えている人は、身の安全のためにカマグラゴールドを服用してはいけません。

順番に詳しく見ていきましょう。

過去にシルデナフィルに対して過剰症が発生した人

シルデナフィルを服用した際に過剰反応やアレルギー反応を示したことがある方は、再びカマグラゴールドを飲むことを中止しましょう。

過去にシルデナフィルに対して過敏症を発症したことがある場合、シルデナフィルを含むお薬を再び服用することで、かゆみなどのアレルギー反応や副作用を引き起こすリスクがあります。

特にアレルギー反応が重度になると、アナフィラキシーショックを引き起こすおそれがあり、命の危険に関わります。

心血管系障害がある人：心臓への負担が増える危険あり

心疾患のある人にとっては、特に注意が必要です。

性行為は心拍数、血圧、そして心筋の酸素消費量を増加させる活動であり、心臓に負担がかかります。

カマグラゴールドの有効成分シルデナフィルは、血管を拡張させることによって血圧を下げる作用があります。

そのため、性行為を行うこと自体が医師から禁じられている中等度から重度の心疾患を持つ人がカマグラゴールドを服用することは避けるべきでしょう。

理由は、カマグラゴールドは病状を悪化させる恐れがあるからです。

重度の肝機能障害がある人：肝硬変などを伴う場合

重度の肝障害を抱える人は、カマグラゴールドの服用を止めましょう。

肝臓は、薬物の代謝に重要な役割を果たしており、肝臓に障害がある場合、お薬の分解に時間がかかります。

カマグラゴールドの有効成分シルデナフィルも例外ではなく、重度の肝機能障害がある人が服用した場合、分解が遅れることで血中濃度が通常よりも高くなる傾向があります。

低血圧または高血圧の人

カマグラゴールドを服用すると、急激な血圧の変化により血管や心臓に危険なストレスを与えてしまうおそれがあります。

脳梗塞・脳出血・心筋梗塞の経験がある人

過去6ヶ月以内に脳梗塞、脳出血、心筋梗塞を経験した方は、カマグラゴールドの服用を控えるべきです。

これらの重大な病気は、心臓や脳に対して深刻な影響をあたえるため、回復には時間が必要です。

シルデナフィルは、血管を拡張させ血圧を下げる作用がありますが、この作用が心臓や脳に追加の負担をかけることがあるため、カマグラゴールドの使用を控えるようにしましょう。

網膜色素変性症の人        

カマグラゴールドの服用が視力に影響をあたえるおそれがあるため、目の病気を持っている人は服用する前に医師に確認する必要があります。

硝酸剤を継続的に服用している（服用中の）人

以下を継続的に服用している人がカマグラゴールドを服用すると、過度に血圧が低下するおそれがあります。

これは、上記にもカマグラゴールドにも血管を拡張する働きがあるためです。

過去に、ニトログリセリンを使用中の人がバイアグラを服用した後に死亡した事例もあるため、これらのお薬を服用中の人は絶対にカマグラゴールドを服用しないでください。

アミオダロン塩酸塩を含む薬剤を継続的に服用している（服用中の）人

アミオダロン塩酸塩は、不整脈の治療薬です。

カマグラゴールドと併用すると、QTc延長作用が増強するおそれがあります。

シルデナフィルとアミオダロン塩酸塩を併用してQTc延長作用が出たとの報告はまだされていませんが、リスクが否定できないため併用しないでください。

sGC刺激剤を含む薬剤を継続的に服用している（服用中の）人

sGC刺激剤は、慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬です。

カマグラゴールドと併用すると、血管を拡張する働きのあるcGMPの濃度が増大し、症候性低血圧を引き起こすことがあります。

症候性低血圧とは、慢性的に低血圧の状態が続く病気のことです。疲れやすさ、めまい、立ち眩み、頭痛、耳鳴り、動機などの症状が見られます。

不安定狭心症を引き起こす心不全または冠状動脈性心疾患の人

不安定狭心症とは、心臓を取り巻く血管である冠動脈が狭くなり、血管が閉塞する可能性が高い状態のことです。

心筋梗塞へ移行するおそれがあるため、不安定狭心症を引き起こす心不全または冠動脈性疾患がある人はカマグラゴールドを服用できません。

カマグラゴールドの服用に注意が必要な人

カマグラゴールドには、服用に注意が必要な人もいます。

禁忌ではありませんが、以下に該当する人は医師に相談してから服用するようにしてください。

陰茎に変形が見られる人

陰茎の屈曲や線維化、Peyronie病などがある人がカマグラゴールドを服用すると、性行為が困難になったり痛みを伴ったりするおそれがあります。

陰茎に変形が見られる人は、必ず医師に相談しましょう。

持続勃起症の素因となる可能性のある人

持続勃起症とは、性欲を伴わないにもかかわらず陰茎が持続的に勃起する状態が続く病気のことです。

鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病など持続勃起症の素因となる疾患をもっている人は、医師に相談のうえカマグラゴールドを服用してください。

65歳以上の高齢者

65歳以上の高齢者は、生理機能が低下していることが多く、カマグラゴールドの血中濃度が上がって副作用が出やすくなるおそれがあります。

そのため、医師に相談してから服用する必要があります。また、服用する場合は、1回25mgから始めるようにしてください。

まとめ

ここまで、安全にカマグラゴールドを服用するために知ってほしい併用禁忌薬と健康状態について説明しました。

EDに悩む人にとって、シルデナフィルを含むカマグラゴールドは有効な治療薬です。

しかしながら、一緒に飲んではいけないお薬と併用すると、副作用だけでなく重篤な健康被害が生じるリスクもあります。