臨床試験の結果から読み解く「ディヴァイン」
ディヴァインはニキビやクラミジア、肺炎など細菌感染が原因の疾患に有効な抗生物質です。 このページではディヴァインの臨床結果から読み解く安全性や有効性を詳細に解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

ディヴァインは幅広い細菌感染症の治療に用いられている代表的な抗生物質ですが、どの程度の有効性・安全性があるのか気になるところではないでしょうか。
ディヴァインの有効性や安全性は、数多く実施されている臨床試験の結果が役立ちます。
このページでは細菌感染の症状別に見る、ディヴァインの有効性や安全性を詳しく解説していきます。
目次
ディヴァインとは?

ディヴァインはインドにある大手製薬会社「シプラ社」によって開発され、幅広い細菌感染症の治療に有効なテトラサイクリン系の抗生物質です。
ニキビやクラミジア、梅毒などの感染症は、細菌の蛋白質合成が原因のひとつとされています。
ディヴァインを服用すると細菌感染症によく見られるかゆみや赤み、炎症といった、さまざまな症状の原因となる細菌蛋白質の合成を抑制します。
また有効成分の「ミノサイクリン(ミノマイシン)」が体内に比較的長くとどまるため、他の抗生物質よりも優れた効果が期待できます。
ディヴァインの臨床試験結果

ディヴァインは化膿や炎症を伴うニキビや、淋菌(淋病)、梅毒などの細菌感染が原因の疾患に効果的で、臨床試験結果からも有効性・安全性が報告されています。
ここではニキビとクラミジアに対するディヴァインの臨床試験結果を詳しく見ていきましょう。
ディヴァインのニキビに対する臨床試験結果
ディヴァインはニキビ治療薬に用いられる抗菌薬で、ミノサイクリン(ミノマイシン)が有効成分です。
ディヴァインの有効成分「ミノサイクリン(ミノマイシン)」のニキビ治療における、長期服用の安全性を評価する臨床試験結果では、
- ディヴァインを100~200㎎を平均10.5ヶ月投与
- 副作用の発生率が13.6%にとどまっている
という結果が報告されています。
また、ミノマイシンを含有するミノサイクリン塩酸塩の皮膚感染症に対する有効性では、923例中703、76.2%の有効率が報告されています。
ニキビは肌質や体調、環境の変化などで繰り返しできることが多いと言えます。
長期的なニキビ治療が必要になった際でも、ディヴァインは上記のような臨床試験の結果から、副作用のリスクがほぼなく安全・効果的に服用できると言えるでしょう。
ディヴァインのクラミジアに対する臨床試験結果
ディヴァインの有効成分・ミノサイクリンのクラミジアに対する臨床試験結果では、31例の患者を対象にミノサイクリンを7日間投与した有効性を確認したところ、31の全例でクラミジアが消失したとの結果が報告されています。
さらに7日間のディヴァイン服用では、重篤・自覚的な副作用が見られなかったとの報告があるため、安全性と効果の両方が優れていると言えるでしょう。
ディヴァインの臨床使用に基づく情報
ディヴァインは効果・安全性ともに優れた抗菌薬ですが、有効成分・ミノマイシンの臨床使用に基づく情報では、以下の注意点が報告されています。
まとめ

ディヴァインの有効性や安全性は、お伝えした臨床試験の結果を見ても高い確率での効果が期待できます。
細菌感染の治療に用いられる抗菌薬・抗生物質は、副作用の発現が少なからずありますが、ディヴァインは臨床試験の結果において発現が少ないことが明らかになっています。
ディヴァインは効果の高さや副作用発現が少ない抗菌薬を探している方に、理想的な治療薬と言えるでしょう。
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