セレブレックスの有効成分セレコキシブについて

セレブレックスは抗炎症薬の一種で、関節炎や腰痛などにともなう炎症を緩和する目的で用いられます。セレブレックスの有効成分について解説します。

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記事公開日:2025.05.07

最終更新日:2025.05.07

お薬通販部スタッフ[監修]

セレブレックスの有効成分セレコキシブについて

セレブレックスは関節炎や筋肉痛などに効果がある非ステロイド性消炎鎮痛薬で、世界100ヶ国以上で承認されています。

有効成分のセレコキシブにはシクロオキシゲナーゼ-2を選択的に阻害する作用があり、炎症の原因となるプロスタグランジンの生成を妨げる点が特徴です。

本記事では、セレブレックスの有効成分であるセレコキシブについて解説します。



セレコキシブについて

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セレコキシブの作用について解説する前に、そもそもどのような有効成分なのか知っておきましょう。



特徴

セレコキシブの特徴は、体内の酵素の一種であるCOX(シクロオキシゲナーゼ)-2を選択的に阻害する点です。

シクロオキシゲナーゼにはCOX-1とCOX-2の2タイプがあり、過去の消炎鎮痛薬は両方のCOXを阻害するのが一般的でした。

セレコキシブはCOX-2のみを阻害するため、インドメタシン・ロキソプロフェン・ジクロフェナク・ナプロキセンなどの消炎鎮痛薬に比べ、胃腸にかかる負担が少ない点がメリットの1つです。

また、COX-2の阻害により炎症の原因となるプロスタグランジンの生成が妨げられると、筋肉や関節の痛みを緩和する効果が得られます。



作用時間と適応症状

セレコキシブは服用後2〜3時間で効果が最大になり、6時間〜8時間で半減したのち、48時間で体外へと完全に排出されます。

セレコキシブの適応症状は関節リウマチや変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群などの鎮痛・消炎です。また、手術後や外傷後の疼痛、および抜歯後の痛みの緩和にも効果的です。






セレブレックスは関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎、術後・外傷後の炎症、抜歯後の疼痛、肩こり、筋肉痛など、さまざまな炎症をしっかり抑え、痛みを和らげてくれる非ステロイド性の消炎鎮痛薬です。

1箱:3,150円~


セレコキシブの作用

セレコキシブの作用の見出し画像

セレコキシブには以下の作用があります。

  • 抗炎症・鎮痛作用
  • 消化管に対する作用
  • 血小板凝集に対する作用
  • ニューキノロン系抗菌薬との併用





抗炎症・鎮痛作用

アジュバント関節炎モデルのラットに対してセレコキシブを投与したところ、ロキソプロフェンおよびインドメタシンと同程度の抗炎症・鎮痛作用を示しました。



消化管に対する作用

ラットを用いた試験において、インドメタシン・ロキソプロフェン・ジクロフェナク・ナプロキセンは用量依存的に胃および小腸に粘膜障害を引き起こしましたが、セレコキシブでは粘膜障害が見られませんでした




血小板凝集に対する作用

セレコキシブはヒト末梢血血小板において、アラキドン酸惹起血小板凝集を抑制しませんでした

一方、ロキソプロフェン・インドメタシン・ジクロフェナク・イブプロフェンは濃度依存的に血小板凝集を抑制しました。



ニューキノロン系抗菌薬との併用

一部のニューキノロン系抗菌薬は、特定の非ステロイド性消炎鎮痛剤との併用で、まれに痙攣を誘発する可能性があります。

しかし、セレコキシブとエノキサシンなどのニュー キノロン系抗菌薬をマウスに併用投与しても痙攣は誘発されませんでした




まとめ

まとめの見出し画像

セレブレックスの有効成分であるセレコキシブには、炎症の原因となるプロスタグランジンの生成を抑え、筋肉痛や関節痛を緩和する作用があります。

世界100ヶ国以上で承認されており、その他の消炎鎮痛薬に比べると胃腸にかかる負担が少ない点がメリットとなっています。

セレブレックスは海外製の医薬品のため、購入の際には信頼できる個人輸入代行サイトを利用するのがおすすめです。

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    3,150円~

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