抗不安薬バスピンの副作用とは?気になる副作用について解説します!
抗不安薬バスピンは比較的安全性が高い薬です。しかしながら、副作用が発生する可能性はあります。ここでは、抗不安薬バスピンの副作用について詳しく解説します。また、他の抗不安薬の副作用との比較についても紹介します。
お薬通販部スタッフ[監修]

抗不安薬バスピンにも副作用が発生する可能性があります。
ただし、バスピンの主成分ブスピロンは他のベンゾジアゼピン系の抗不安薬と比較すると安全性が高いという特徴があります。
ここでは、抗不安薬バスピンの副作用について解説します。また、他の抗不安薬の副作用との比較についても紹介します。
目次
抗不安薬バスピンの副作用とは?

抗不安薬バスピンの主成分ブスピロンはベンゾジアゼピン系の抗不安薬よりも比較的安全性が高い治療薬です。
しかし、バスピンを服用する際に副作用が発生する可能性はあります。
ここでは、バスピンによる一般的な副作用から重大な副作用まで紹介していきます。
バスピンを服用により起こる一般的な副作用
バスピンを服用することで発生する可能性が高い一般的な副作用は下記のようになります。
ここに挙げた副作用は、1~10%の頻度で発生します。
バスピンを服用により起こる重大な副作用
バスピンを服用した際に起きる可能性が重大な副作用は下記のようになります。
これらの副作用は命の危険を伴うため、直ちに服用を中止して医療機関を受診する必要があります。
バスピンを服用により起こるまれな副作用
その他に、バスピンを服用により起こる副作用は下記の通りです。
バスピンによる副作用が起きた時の対処法

ここに挙げた副作用が発生した場合には、すぐに医師に相談するようにしてください。
用量の調整や追加の検査などが必要となる場合があります。
また、重大な副作用が発生した際には、医療機関を迅速に受診してください。
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実際に報告されているブスピロンの副作用

ここでは、バスピンの副作用について解説してきました。
実際に、バスピンの服用によりどのような副作用が報告されているのか解説していきます。
報告されている一般的な副作用
全般性不安障害の患者を対象にした研究では、ブスピロン群では、めまい(9%)、頭痛(7%)、神経質(4%)などの副作用がプラセボより多く報告されました。
ただし、これらの副作用の重症度は主に軽度から中等度でした。さらに、西ドイツで5,414人の患者を対象にした試験では、消化器関連の副作用が最も多く報告されました。
他の抗不安薬との比較
全般性不安障害の患者を対象にした研究では眠気の発生率でブスピロンと他のベンゾジアゼピン系の抗不安薬との比較が報告されています。
発生率は下記の通りです。
治療薬 | 発生率 |
ブスピロン | 9% |
ジアゼパムーベンゾジアゼピン系 | 32% |
クロラゼパートーベンゾジアゼピン系 | 26% |
ロラゼパムーベンゾジアゼピン系 | 58% |
アルプラゾラムーベンゾジアゼピン系 | 43% |
また、抑うつの発生率は、ブスピロンを服用したグループで他の薬剤を服用したグループよりも低かったと報告されています。
まとめ

ここまで、バスピンの主成分ブスピロンの副作用について解説してきました。
比較的安全性が高いバスピンですが、服用により副作用が発生する可能性はあります。
しかしながら、他の抗不安薬と比較して症状が軽度のものが多く安全性が高いという点は大きなメリットです。
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