エリアスシロップの服用方法と注意点について
エリアスシロップの服用方法について詳細に解説します。服用に際しての注意点も紹介しているので参考にしてください。
お薬通販部スタッフ[監修]

エリアスシロップはアメリカを代表する製薬会社「MSD(Merck Sharp and Dohme) 」が製造・販売しているアレルギー治療薬です。
有効成分のデスロラタジンにはヒスタミンのはたらきを阻害する作用があり、アレルギー疾患にともなうかゆみや鼻水などの改善に効果的です。
即効性に優れており効果が長く持続するうえ、第一世代の抗ヒスタミン薬に比べて副作用のリスクが低い点がメリットとなっています。
本記事ではエリアスシロップの服用方法と注意点について解説します。
目次
エリアスシロップの基本的な服用方法

エリアスシロップの基本的な服用方法は以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
水かぬるま湯で服用する
エリアスシロップに限った話ではありませんが、医薬品は基本的に水かぬるま湯で服用してください。
例えば乳製品で医薬品を服用すると、胃腸に膜が張られて有効成分の吸収を妨げる恐れがあります。
アルコールの摂取は禁止されていませんが、過度の飲酒はエリアスシロップの効果を増加もしくは減弱させる恐れがあります。
推奨用量
エリアスシロップは1日1回、2.5〜5.0mlを服用するのが基本ですが、成人の場合は1日に10.0mlまで服用可能です。付属の注射器で計量し、使い終えたらきれいに洗って清潔に保ってください。
飲み忘れた際の対処法
エリアスシロップの飲み忘れに気づいたら、その時点で1回分を服用してください。次回の服用タイミングが近づいている場合は1回分を飛ばします。
どのような事情があるにせよ、1度に2回分を服用することは厳禁です。
エリアスシロップを服用する際の注意点

エリアスシロップを服用する際には以下4点に注意してください。
それぞれ詳しく解説します。
就寝前に服用する
成人の方はエリアスシロップを1日に1回、就寝前に服用してください。
第一世代の抗ヒスタミン薬に比べると眠気が起こりにくいエリアスシロップですが、2%未満に傾眠の副作用が見られるため、服用後はおとなしく休むのがおすすめです。
有効成分のデスロラタジンは食事の影響を受けないため、食前・食後のいずれに服用しても構いません。
集中力を必要とする作業は避ける
エリアスシロップは比較的副作用のリスクが低い医薬品ですが、場合によっては眠気を起こす可能性があります。
そのため、エリアスシロップの服用後は自動車の運転や危険をともなう機械の操作など、集中力を必要とする作業は避けてください。
効果が感じられない場合は使用を中断し医師に相談する
エリアスシロップの効果が感じられない場合は、いったん使用を中断し医師に相談してください。
漫然と服用を続けても効果が得られないうえ、副作用の発症リスクが増加します。
季節性アレルギーの場合は発現前から服用する
季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)の方は、シーズンの直前からエリアスシロップを服用してください。
花粉症のシーズンになる前から服用すると、くしゃみや鼻水、鼻詰まりなどのつらい症状を防ぐ効果が期待できます。
まとめ

エリアスシロップの有効成分であるデスロラタジンには、アレルギーの原因となるヒスタミンのはたらきを阻害し、炎症を鎮める効果が期待できます。
即効性に優れており、効果が長く持続するうえ、副作用のリスクが低い点もメリットの1つです。
今回の記事を参考にエリアスシロップを正しく服用し、花粉症などつらいアレルギーの改善にお役立てください。
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