チニバの危険な飲み合わせとは?服用してはいけない人について
お薬通販部スタッフ[監修]
チニバはインドの大手製薬会社「ザイダスカディラ」が製造・販売しているチニダゾール錠で、ファシジンのジェネリック医薬品でもあります。
有効成分のチニダゾールには微生物のDNAを破壊して増殖を抑制する作用があるため、トリコモナス症などの改善に効果的です。
しかし、チニバに限らず化学的に製造された医薬品は、飲み合わせによっては重篤な副作用を引き起こす可能性があります。
本記事ではチニバの併用禁忌、および服用してはいけない人について解説します。
目次
併用禁忌とは
併用禁忌とは、特定の治療薬との併用を禁止されている医薬品、もしくは有効成分を意味します。
チニバに限らず特定の治療薬と併用禁忌薬を一緒に服用すると、思わぬ健康被害を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
チニバの併用禁忌薬
国内で用いられているチニダゾール錠に関しては、添付文書に併用禁忌薬についての記載はありません。
しかし、海外の医薬品説明書では、チニダゾールとコレスチラミン(クエストラン)を同時に服用しないよう注意が促されています。
高コレステロール血症の治療にコレスチラミン(クエストラン)を用いている方は、服用方法や服用間隔について医師や薬剤師に相談してください。
チニバは、インドの大手製薬会社であるザイダスカディラによって製造されている抗原虫薬として知られる薬です。トリコモナス感染症をはじめとする特定の感染症の治療に用いられます。トリコモナス原虫や嫌気性菌に対して高い効果を発揮し、感染症の治療において非常に有効です。 1箱:4,500円~ |
チニバを服用してはいけない人
以下に該当する方は、自分の判断でチニバを服用しないでください。
特定の背景を有する人
以下に該当する特定の背景をお持ちの方は、チニバの服用を避けてください。
妊娠3ヶ月以内の女性・妊娠の可能性がある女性
妊娠3ヶ月以内の女性がチニバを服用すると、有効成分が胎盤関門を通過して胎児へと移行することが分かっています。
チニバの服用中に妊娠が判明した方は、服用を中断して速やかに医師に相談してください。妊娠を計画している女性の方も、チニバの服用を避けてください。
授乳婦
チニバの有効成分は乳汁中に移行することが分かっているため、授乳婦はチニバを服用しないでください。
小児
小児に関してはチニバの有効性・および安全性が確認されていません。
過敏症の既往歴をお持ちの人
チニバを服用して何らかの過敏症を発症した経験がある方は、チニバの服用を避けてください。
血液疾患をお持ちの人
血液疾患をお持ちの方がチニバを服用すると、症状の増悪を招く可能性があります。
脳・脊髄の器質的疾患をお持ちの人
脳や脊髄に器質的な疾患をお持ちの方は、チニバを服用しないでください。チニバの類似化合物を長期投与した際に、脳波などに異常を来したケースがあります。
併用禁忌を服用した際の対処法
チニバには併用禁忌薬はありませんが、コレスチラミン(クエストラン)の同時服用は避けるべきとされています。
誤って同時に服用した際には両剤を携行し、すぐにかかりつけ医に相談することが大切です。
また、チニバの服用中に妊娠が発覚したようなケースでは服用を直ちに中断し、専門医の診察を受けてください。
まとめ
チニバには有効成分としてチニダゾールが配合されており、膣トリコモナス症や細菌性の膣炎を改善する効果が期待できます。
しかし、化学的に製造された医薬品には必ず副作用のリスクがあるため、服用前に併用禁忌について十分に理解しておいてください。
また、チニバは海外製の医薬品のため、購入の際には信頼できる個人輸入代行サイトを利用しましょう。
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チニバは、インドの大手製薬会社であるザイダスカディラによって製造されている抗原虫薬として知られる薬です。トリコモナス感染症をはじめとする特定の感染症の治療に用いられます。トリコモナス原虫や嫌気性菌に対して高い効果を発揮し、感染症の治療において非常に有効です。
4,500円~
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