バスピンの併用に注意が必要な人について解説!併用注意薬も紹介します!
お薬通販部スタッフ[監修]
抗不安薬バスピンの主成分ブスピロンには他の薬との相互作用があります。
また、特定の疾患や体質の人は、ブスピロンとの相互作用により副作用が強くなり、思わぬ症状が発生する可能性があります。
ここではバスピンの併用注意のポイントについて解説します。また、バスピンの併用注意薬についても紹介します。
目次
バスピンの併用注意薬とは?
バスピンは不安障害に有効な治療薬で、主成分としてブスピロンを含んでいます。
ブスピロンは、いくつかの薬との相互作用があります。
併用注意薬とは、ブスピロンとの相互作用がありながら、注意しながら服用する必要がある薬です。
ここでは、バスピンの併用注意薬について解説します。
バスピンとの併用時に注意が必要な薬
バスピンの併用注意薬は他の抗不安薬や抗うつ薬などの精神疾患治療薬や高血圧症治療薬などがあります。
併用注意薬との相互作用で、ブスピロンの作用が変化したり、併用注意薬の作用が変化したりもします。
代表的な併用注意薬について紹介します。
抗不安薬
ジアゼパムなどのベンゾジアゼピン系の抗不安薬は、ブスピロンと併用によりめまい、眠気、混乱、集中力の低下などの副作用が増加する可能性があります。
抗うつ薬
バスピンと抗うつ薬の併用によりセロトニン症候群のリスクが増大します。主な抗うつ薬は下記の通りです。
睡眠薬
トリアゾラムやフルラゼパムなどの睡眠薬もバスピンの併用注意薬です。
バスピンとの併用によりめまい、眠気、混乱、集中力の低下などの副作用が強くなる場合があります。
高血圧症治療薬
バスピンの主成分ブスピロンはジルチアゼムやベラパミルなどの高血圧症治療薬との相互作用があります。
併用により、眠気、立ちくらみ、不整脈、抑うつ気分などが引き起こされることがあります。
他の薬
他にもバスピンと相互作用があり、併用注意薬とされるものは下記の通りです。
これら以外にも併用注意薬はあるため、現在服用している薬がある場合には医師にすぐ相談するようにしてください。
併用注意薬を飲んでしまったらどうする?
もしも、バスピンを服用しているときに、併用注意薬を飲んでしまった場合には、直ちに服用を中止して医師に相談するようにしてください。
治療や用量の調整などが必要になるかもしれません。
バスピンは、インタスファーマ社が開発した抗不安薬で、バスパーのジェネリック医薬品です。非ベンゾジアゼピン系で不安障害やうつ病の方に処方されることもありますが睡眠改善効果もあることから不眠症の方にも使用されます。なんとなく不安を感じたり、緊張で睡眠不足が続く場合に脳内の緊張状態をほぐして入眠しやすくします。 1箱:5,650円~ |
バスピンの服用に注意する必要がある人
バスピンを服用する上で、特定の持病や体質などにより注意しなければならない人達がいます。
ここでは、バスピンを服用する際に注意が必要な人について紹介します。
特定の持病や体質がある人
バスピンとの服用に注意が必要な人は下記の通りです。
バスピンは主に肝臓で代謝され、その後腎臓で排泄されます。
そのため、肝臓疾患や腎臓疾患がある場合にはバスピンの効果が強くなる可能性があります。
妊娠している人がバスピンを服用する際には、明確な理由がある場合に限定するように推奨されています。
また、バスピンの主成分ブスピロンは母乳に排泄されることが確認されていますが、濃度は低いため胎児への影響は少ないとされています。
しかし、まだデータが少ないため必要な場合のみにするように推奨されています。
現在服用している薬がある人
バスピンには併用注意薬があり、その種類は多岐にわたるため現在服用している薬が思わぬ症状を引き起こす可能性があります。現在服用している薬がある人は注意が必要です。
まとめ
ここでは、バスピンの併用注意薬と併用に注意が必要な人について解説してきました。
バスピンとの併用により思わぬ症状が発生したり、副作用が強くなる可能性があります。
安全にバスピンを服用するためにも、ここで紹介した項目について確認するようにしてください。
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