レビトラの副作用について!症状の種類や発現頻度まで詳しくご紹介
レビトラの副作用はEDに悩む男性が気になる情報です。本記事ではレビトラの服用で起こり得る副作用、および対処法について解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

レビトラは有効成分にバルデナフィルを配合したED治療薬の1つで、バイアグラに次いで世界で2番目に開発されました。
バルデナフィルには陰茎に送られる血液量を増加させ、勃起をサポートする働きがあります。
しかし、レビトラに限らず化学的に製造された医薬品には必ず副作用のリスクがあることを覚えておきましょう。
レビトラの服用によって副作用が起こる頻度はそれほど高くありませんが、場合によっては勃起機能を損ねる可能性もあるため注意が必要です。
今回はレビトラの服用によって起こり得る副作用について解説します。
目次
ED治療薬レビトラ(バルデナフィル錠)の副作用とは

レビトラは服用してからおよそ30分で効果があらわれ始めますが、同時に副作用が起こる可能性もあります。
多くのケースは症状が軽度でしばらくすると治まりますが、中には自分の判断で放置せずに医療機関を受診すべき例もあります。
ここでは、レビトラ(バルデナフィル錠)の服用で起こる代表的な副作用をまとめました。
レビトラを服用中の方はもちろん、パートナーが服用を検討している方もぜひご確認ください。
レビトラの服用で起こる主な副作用
1%以上 | ほてり・心悸亢進頭痛・めまい鼻閉消化不良・悪心 |
0.1~1%未満 | 頻脈・高血圧不眠症・異常感覚・傾眠・眩暈・感覚鈍麻肝機能検査異常・γ-GTP昇副鼻腔うっ血・呼吸困難・鼻出血背部痛・筋肉痛紅斑・発汗・そう痒・光線過敏性反応・発疹腹痛・口内乾燥・下痢・胃炎・嘔吐・胃食道逆流視覚異常・結膜炎・霧視・羞明・彩視症・眼痛・耳鳴・流涙CK上昇・灼熱感・無力症・胸痛・異常感・勃起増強(勃起時疼痛等) |
レビトラの服用によって比較的多く見られる副作用はほてりや頭痛ですが、急激な血流量増加にともなって起こるよくある症状のため、過度に心配する必要はありません。
ただし、上記の症状があまりにも強く出る場合や、長く続く場合は速やかに医療機関を受診してください。
レビトラの服用で稀に起こる副作用
0.1%未満 | 失神・低血圧・顔面浮腫・心筋虚血・心筋梗塞(本剤との因果関係は不明)不安・緊張亢進・一過性全健忘関節痛・頚部痛嚥下障害・食道炎インフルエンザ症候群・射精障害・アナフィラキシー反応・持続勃起 |
頻度不明 | 起立性低血圧・狭心症緑内障 |
レビトラを服用して上記の症状が見られた場合、直ちに服用を中断して速やかに医療機関を受診してください。
特に持続勃起を放置すると、勃起機能に悪影響をおよぼす可能性があるため注意が必要です。
副作用を強く感じる場合の対処法
ここまでレビトラ(バルデナフィル錠)の服用によって起こり得る主な副作用、および稀な副作用について解説しました。
ほてりや頭痛はレビトラをはじめとするED治療薬の服用で多く見られる副作用ですが、症状の程度がひどい場合や長く続く場合は医療機関を受診するのがおすすめです。
レビトラ(バルデナフィル錠)に関しては重大な副作用の例が報告されていませんが、持続勃起が見られる場合は適切に対処する必要があります。
痛みをともなう勃起状態が異常に長く(4時間以上)続く場合、直ちに医療機関で適切な処置を受けてください。
勃起状態が6時間以上続くと組織の壊死が始まり、勃起機能に重大な影響をおよぼす可能性があります。
レビトラ(バルデナフィル錠)は厚生労働省によって認可された医薬品ですが、薬との相性には個人差があります。
レビトラ(バルデナフィル錠)を服用する際には医師や薬剤師の話しをしっかりと聞き、効果や副作用について理解したうえで服用がおすすめです。
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報告されているレビトラ(バルデナフィル錠)の副作用に関するデータ

レビトラ(バルデナフィル錠)の添付文書には、国内および海外における臨床試験時の副作用発現件数についてのデータが掲載されています。
ここでは、レビトラ(バルデナフィル錠)の服用に起こった副作用の発現頻度を、国内・国外に分けて紹介します。
国内のデータ
国内で行われたブリッジング試験(用量反応試験)では、バルデナフィル錠5mg群で35.3%(24/68 例)、10mg群で45.3%(34/75例)、20mg群では54.5%(36/66例)に副作用が見られました。
主な副作用としては頭痛(11.7%)、およびほてり(10.6%)が挙げられています。
海外のデータ
北アメリカで行われた第3相試験において、バルデナフィル錠5mg群で19.2%(37/193 例)、10mg群で33.2%(66/199例)、20mg群で42.0%(79/188例)に副作用が見られました。
ヨーロッパで行われた第3相試験ではバルデナフィル錠5mg群で19.1%(30/157 例)、10mg群で27.7%(44/159例)、20mg群で40.5%(66/163例)に副作用が見られました。
海外のデータに関しては、副作用の詳細が記載されていません。
まとめ

今回はレビトラ(バルデナフィル錠)の服用によって起こり得る副作用について解説しました。
レビトラの服用で見られる主な副作用は頭痛とほてりですが、多くの例が軽症でしばらくすると治まるため、過度に心配する必要はありません。
しかし、用法・用量を守らずに服用すると思わぬ副作用や健康被害を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。
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