「どうして妊娠できないんだろう…」と悩んでいませんか？

妊活を始めてもなかなか妊娠に至らず、不安や焦りを感じる人もいるかもしれません。
しかし、妊娠のしやすさには個人差があり、年齢や体質などのさまざまな要因が関係しています。

この記事では、妊娠しにくくなる主な原因や具体的な対処法、妊活中に意識した方がよいポイントをご紹介します。

妊娠できないのは私だけ？よくある原因を知っておこう

妊娠は「排卵」「受精」「着床」という流れによって起こります。
この流れに支障があると妊娠しにくくなる可能性があります。

代表的な要因は主に次に挙げる内容があります。

一つずつ見ていきましょう。

年齢による妊娠率の変化

妊娠率と年齢は、関連性が指摘されています。

加齢にともなって卵子の数が減少し、妊娠率も低下します。

20代前半、20代後半、30代前半、30代後半の場合、1ヶ月あたりの妊娠率は25%、15〜20％、10%、8.3%であり、加齢につれて低下することが報告されています。

また、男性の加齢も妊娠率の低下に関与すると言われています。

卵管や排卵異常などの身体的影響

女性の身体的要因による不妊では、卵管や排卵などの要因が考えられます。

とくに卵管の異常は全体の35%を占めており、子宮内膜症や手術歴などによって引き起こされるケースもあります。
自覚症状が乏しく、検査を受けて発覚するケースも珍しくありません。

生活習慣やストレスなどによるホルモンバランスの乱れ

過度なダイエットや激しい運動、過度なストレス状態などは、ホルモンバランスが乱れ、生理不順を招くおそれがあります。

適度な運動を心がけ、適正な体重を維持しましょう。
ストレス解消のために、趣味に打ち込んだり、十分な睡眠をとることも効果的です。

妊娠できずに不安になったときにできること

不安な気持ちは、ひとりで抱え込まないことが重要です。

まずはできることからはじめましょう。

一つずつ見ていきます。

基礎体温や月経リズムを記録する

基礎体温は、排卵の有無や妊娠しやすいタイミングの把握に役立ちます。

基礎体温の記録では、体温のわずかな変化を確認するため、通常、専用の婦人体温計を使用します。
可能な限り毎日同じ時間に測定することが重要です。

起床後すぐに体温測定をするとよいでしょう。

産婦人科で検査を受ける

妊活に取り組んでいても、妊娠しない場合は産婦人科を受診したほうが良いケースもあります。

受診までの妊活期間の目安は、年齢によって異なるとされています。

一般的には、1年以上取り組んでいて妊娠しない場合に産婦人科の受診が望まれますが、35歳以上では妊娠の確率を高めるために半年後からの受診が望ましいという意見もあります。

ただし、生理不順や月経困難症（日常生活に影響をきたすほどの強い生理痛）、子宮筋腫や卵巣のう腫などの婦人科の手術歴がある場合は、期間を待たず、早めに受診してください。

不妊治療を検討する

妊娠につながらない場合や産婦人科の受診で、妊娠しづらい原因が判明した場合などでは、不妊治療の実施を検討します。

不妊治療には、タイミング法や人工授精などさまざまな方法がありますが、年齢や家庭状況をもとに医師と相談して決めることが重要です。

プレモンは、結合型エストロゲン製剤で、妊娠や出産以外にも体内で様々なはたらきをしています。加齢や身体的ストレスで減少したエストロゲンを補充して、女性ホルモンの不足により引き起こされた症状を改善します。 1箱：1,828円～

妊娠を目指す女性にできる日常ケア

妊娠しやすい体づくりのためには、日々の生活を整えることも重要です。　

以下のポイントを意識して、日常生活を送りましょう。

一つずつ確認していきます。

ホルモンバランスを整える

ホルモンバランスを整えるには、規則正しい生活習慣が欠かせません。

主な内容は以下の内容があります。

上記に挙げた生活習慣に取り組むことをおすすめします。

自分を責めすぎない

妊娠できないことに対して、自分を責めすぎないようにしましょう。

妊娠に関連する不安は、正しい情報がない状態が原因となるケースも考えられます。

自分のせいだと決めつけず、産婦人科を受診して悩みを打ち明けたり、相談したりするとよいでしょう。

妊娠できない女性に関するよくある質問　

ここでは、妊娠できない女性に関するよくある質問に回答します。

それぞれ見ていきましょう。

妊娠できない原因として多いものには何がありますか？

代表的な要因としては、排卵障害や卵管の閉塞、加齢などが挙げられます。

ただし、複数の要素が関係している場合も多いため、原因の特定には検査が必要です。

不妊治療は何歳から始めた方がいいですか？

不妊治療を開始したほうがよい年齢は、具体的にわかっていません。
子どもを授かりたい思いの強さによって、不妊治療が進められる年齢は異なるとされています。

一般的には、1年以上妊娠しない場合に検査や治療を検討しますが、年齢や月経不順の有無などによっては、早めに受診したほうがよいケースもあります。
気になる方は、一度産婦人科に相談するとよいでしょう。

生理が不規則だと妊娠しにくいですか？

生理不順になると、排卵日を特定しにくくなるため、妊娠確率が低下する可能性があります。

生理不順は、生活習慣やホルモンバランスのほか、子宮や卵巣などの病気によって引き起こされるケースもあります。

生理不順が続いている場合は、産婦人科を受診してください。

まとめ

妊娠できないかもしれないという不安は、ほかの人に相談しづらく、自信の喪失につながる可能性も考えられます。

検査を受けることがためらわれる人もいるかもしれませんが、妊娠できない原因を知り、対策に取り組みましょう。