かかとのガサガサは女性だけでなく、男性にとっても頭を悩ませる問題の1つです。

ガサガサを改善するために自分で削る方もいますが、不適切なケアはかえって症状を悪化させるため注意が必要です。

かかと角質ケアに効く！除去と保湿が同時にできるおすすめアイテム

かかとのケアには角質除去と保湿が同時にできるアイテムがおすすめです。

はじめに、角質に対するケアの方法の違いについて解説します。

角質リムーバーとピーリングの違いとは？

角質リムーバーとピーリングの主な違いは以下のとおりです。

	角質リムーバー	ピーリング
使用するもの	スクラブやゴマージュ	AHA、BHAなどの酸
効果	肌の表面の角質を物理的に取り除く	不要な角質を溶かして剥がす

治療としてピーリングを行えるのは医療機関のみです。サロンで用いているピーリング剤や市販の商品とは取り扱っている薬剤や濃度に違いがあります。

かかと角質がひどい人向けの集中ケア法

かかとの角質がひどい方は、専用のクリームなどを用いた集中ケアがおすすめです。

ガサガサが気になるからといって、やすりでゴシゴシ擦るのはおすすめできません。

お風呂でかかとを温めてクリームで保湿し、1週間に1〜2回程度スクラブで念入りにケアするよう心がけましょう。

除去後の保湿でつるつるをキープする方法

適切なケアにより不要な角質を除去したら、かかとクリームやボディオイル、コットンパックなどで保湿しましょう。

かかとの角質は乾燥が原因で起こるケースが多いため、日常的に保湿して新たにガサガサが生じないよう予防するのがポイントです。

男性にもおすすめ！かかとの角質除去に効果的なケアアイテム

近年では男性の美意識も高まっており、見えない部分もしっかりお手入れする方が増えています。

男性のかかとの角質は女性に比べて硬い傾向があるため、原因を知りしっかりと対策するのが大切です。

男性のかかと角質がひどくなる原因とは？

男性のかかと角質がひどくなる主な原因は、日常的なケア不足です。

かかとの角質が分厚くなる原因自体は主に乾燥や摩擦ですが、女性に比べるとスキンケアに無頓着な男性が多いため、かかと角質がひどくなる傾向にあります。

硬くなった角質に効く削り方・落とし方

男性の硬くなった角質にはリムーバーが効果的です。

硬くなりすぎた角質をリムーバーで削り、お風呂で温めたうえでしっかりと保湿しましょう。

削り過ぎると肌のバリア機能が低下し、かえって角質が分厚くなる恐れがあります。

サロン級ケアができるフットパックの魅力

男性の角質を除去する際に効果的なアイテムの1つがフットパックです。

専用の角質液が入った袋に決められた時間だけ足を浸けると、削らなくても角質が剥がれます。

サロン級ケアができる点が魅力ですが、医療機関で行うピーリングほどの効果は期待できません。

ヘルシーフィートフットクリームは、有効成分としてグリセリンが配合されており、かかとや足裏の乾燥やひび割れに対する改善効果が期待できます。肌への刺激が少ないためどのような肌タイプの方でも安心して使用できます。 1本：1,310円～

かかとの角質ができる原因は？乾燥や摩擦によるメカニズムを解説

かかとの角質は主に乾燥や摩擦が原因で起こります。

乾燥や摩擦が原因で肌のバリア機能が低下すると、ターンオーバーの乱れが生じて角質肥厚を招きやすくなるためです。

ここでは、ターンオーバーと角質肥厚の関係や、足裏のガサガサを予防するコツについて解説します。

ターンオーバーと角質肥厚の関係とは？

ターンオーバーと角質肥厚との関係について説明する前に、そもそもターンオーバーが何か知っておきましょう。

ターンオーバーは肌が作られてから剥がれ落ちるまでの周期で、通常は【年齢×1. 5日】で一巡りします。

しかし、乾燥や摩擦が原因でターンオーバーが乱れると、本来であれば剥がれ落ちるべき角質が表皮に留まり、やがて角質肥厚を招きます。

足裏のガサガサが起きやすい生活習慣

足裏のガサガサが起きやすい生活習慣の代表例が睡眠不足です。

肌は寝ている間に成長ホルモンが分泌され、細胞分裂が活発化して作られます。

睡眠不足が続くと細胞分裂が鈍くなり、ターンオーバーの周期が長くなるため、角質肥厚を起こしやすくなります。

角質を育てない！毎日の予防ケアのコツ

角質を予防するためには、毎日の適切なスキンケアと栄養バランスの取れた食事、良質な睡眠が欠かせません。

角質肥厚はある日突然起こるものではなく、日頃のお手入れ不足の結果として起こります。

いったん角質が分厚くなるとすぐに改善するのは難しいため、スキンケアのやり方や生活習慣を見直して予防に努めましょう。

まとめ

かかとの角質を除去するにはリムーバーを用いたり、ピーリングを行ったりする方法があります。

いずれも慎重に行わないとかえって症状の悪化を招く恐れがあるため、心配な方は医療機関で施術を受けるのがおすすめです。