最も有名なED治療薬バイアグラの効果とは?

ED治療薬としてよく耳にする名称といえば「バイアグラ」じゃないでしょうか??そもそもED治療薬について詳しいという人も多くはなく、怪しいサイトで売っている危ない薬というような認識の方もいるかもしれません。 このページは皆さんのバイアグラに対する疑問や不安を少しでも解消いただける記事となっています。

バイアグラ ED

記事公開日:2024.01.19

最終更新日:2024.06.18

お薬通販部スタッフ

最も有名なED治療薬バイアグラの効果とは?

今では⽇本でもED治療薬として広く知られているのが「バイアグラ」です。

この薬が承認されたときは世界に衝撃が⾛りました。

それまでED(勃起不全)というのは「治らない」か「そもそも病気ではない」と認識されていたにもかかわらずEDに悩む⼈は⾮常に多く、現在も成⼈男性の4⼈に1⼈が苦しんでいるといわれています。 

勃起とEDについて

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勃起の仕組み

男性器の勃起は海綿体に⾎液が集まることで起こります。 

男性は性的刺激を受けると、脳から神経を介して勃起を引き起こす一酸化窒素が分泌されます。

そして、一酸化窒素の働きで陰茎の平滑筋の中に存在するcGMP(環状グアノシン一リン酸)という物質が増えます。 

このcGMPは平滑筋を弛緩させ、血管拡張を起こす作用があり、特に陰茎の平滑筋細胞中に多く存在します。

そのため、cGMPの作用により陰茎の平滑筋が弛緩され血管拡張を起こし血管や動脈から多くの血液の血流量の増大を促し、それによって勃起し維持されるようになります。 




EDの仕組み

前述のcGMPが放出されたままだと、長い間勃起が続く状態になってしまいます。

そこで射精が終わり性的刺激に対しの興奮が収まると、cGMPを分解するPDE5(ホスホジエステラーゼ5)という酵素が放出されます。

そのPDE5がcGMPをどんどん破壊し、広がった平滑筋の血管が縮小することで勃起が収まります。

つまり、血管拡張させるcGMPが増えることで血管が広がり陰茎は勃起し、cGMPを分解するPDE5の数が増えることよって陰茎が収縮する仕組みです。 

健康な男性の人は、このcGMPとPDE5の数の優劣によってきちんと勃起し、性的興奮がおさまったときは自然に鎮まります。

しかし、EDの男性は血管拡張作用のあるcGMPがさまざまな要因(加齢・メンタル的原因・ストレス・生活習慣)で減少してしまいcGMPを分解するPDE5が減少しないため、相対的にPDE5の数が多くなりcGMPが押しやられてしまうことで陰茎が勃起しなくなります。

これがEDです。 




EDの原因

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大まかにEDには「⼼因性ED」と「器質性ED」という⼆つの種類に⼤別されます。

これらは単発で起こる場合もありますが、合併することのほうが多いといわれています。 

⼼因性とは精神的な要因(ストレスや疲労、うつ状態、不眠、マンネリなど)が原因で起こるEDです。

⼀⽅の器質性のほうは⾝体的な異常(⾼⾎圧や糖尿病、低⾎圧など)が原因で起こるEDです。 

男性は40歳頃になると男性ホルモンの分泌量が低下することで⼥性の更年期障害のような症状を起こします。

これをLOH症候群と呼びますが、男性ホルモンの低下は 

  • ⾃律神経の乱れ 
  • 情緒不安
  • 性欲の低下(⼼因性ED) 
  • 器質性ED 

の原因となり、このような⼼因性ならびに器質性EDの両⽅に対してバイアグラは80%近い改善効果があるということが臨床試験で証明されています。




バイアグラの効果

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バイアグラの有効成分「シルデナフィル」は前述のPDE5の働きを阻害する力があり、それによりED治療薬としての効果が発揮されます。

そしてED治療薬は、様々な原因のEDに対しても適応できるため、最適な治療⽅法のひとつなのです。 




力強い勃起力

バイアグラの最大の特徴は何と言っても力強い勃起力です。

バイアグラの他にもレビトラ、シアリス、ステンドラといったさまざまなED治療薬が販売されていますが、この中で陰茎を硬く保ち力強い勃起力に優れているのはバイアグラです。 

バイアグラのシンプルなメカニズムが作用することでPDE5を阻害し、それによって血管拡張して血液が陰茎に流れるようになり強い勃起力をもたらします。

しかしそれだけではなく、血液が流れることにより栄養素を運ぶ赤血球が多く流れるようになります。 

それにより、今まで行き渡らなかった栄養素が陰茎の海綿体の網目状に張られた血管に行くようになり、血管再生や損傷した血管の修復が促進されます。

海綿体とはスポンジ状の陰茎と陰核の主体を成す組織で、神経の影響のもとに血液を流して内部を膨大し陰茎・陰核を勃起させます。 

勃起中、陰茎や陰核の海綿体は血液で充満します。

海綿体の再生・修復が進むと、その網目状に配置された血管が効果的に血液を供給し、陰茎はますます大きく勃起します。

これだけでなく、血管の再生・修復により、血管が若返り、若い頃のような力強い勃起を持続することが可能になります。 




満足感のある性行為

バイアグラは服用後、性的刺激を受け興奮することで最短で30分、最長でも60分ほどで勃起が起きる即効性があります。

通常一回服用するだけで効果が5~6時間続き、その効能が持続している間なら、射精し終わっても性的刺激を受けることで再び勃起することが可能になります。 

そのため勃起が収まった後に服用する必要がなく、EDで勃起できずに長い間悩んでいた男性でもバイアグラを服用することで一晩に2回、3回セックスができるようになり、より満足のいくセックスライフが楽しめます。 

また血液の流れが向上し、陰茎が通常よりも硬くなり、その感覚は亀頭部分まで行き届くように進化します。

陰茎で最も性的な刺激に敏感なのは亀頭部分です。したがって、硬くなることで感覚が鈍化します。

これらの理由から早漏を防ぐ効果を感じたり、より長い間性行為を楽しむことができるでしょう。 




自信の回復に貢献

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EDや勃起不全という疾患は陰茎から勃起だけを奪うだけで無くさまざまなことに対しての自信や活気、意欲など、自身の生活を支えるものも合わせて奪い取ってしまう傾向があります。 

しかし、こうした状態がバイアグラのようなED治療薬によって改善できた場合、勃起の改善だけでなく強い自尊心や自信を取り戻したり、夫婦やカップルの仲が深まったりパートナーシップの改善、仕事への意欲や活気、効率が向上したりと、EDの改善に合わせて生活の質の改善があらわれます。 

バイアグラで早漏が改善された!

という声が増えています。

早漏は身体的よりも主に心因的な要因による症状が多く、セックスに自信がない、または失敗への不安などが影響しています。

しかし、バイアグラの服用により射精回数や勃起の持続性に余裕が生まれ、これが精神的な要因の解消につながることがあります。 




バイアグラと性欲

バイアグラの効能について多くの男性が勘違いしているのが、性欲促す効能があると思われている点です。

バイアグラは主にEDを改善してセックスライフに運用する場合もある医薬品のせいか、誤解の多い薬剤です。 

バイアグラの働きは、性欲はあるにもかかわらず、疾患による副作用や、年齢による身体や内蔵器官の低下に伴う衰え、血管や神経の損傷、社会のさまざまなプレッシャー、生活習慣が原因で、勃起を阻害していた機能を調整して勃起を促すことにあります。 

ここで理解するべき点は、バイアグラの効能は身体のさまざまな機能の変調による勃起不全の原因を改善することであり、性欲の減退などの心因的な原因には効果がないということです。




合併症患者に対する効果

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EDは病気やケガなどにより引き起こすケースがあります。 

ここでは、他の病気やケガの合併症がある場合にバイアグラは有効なのか、臨床実験のデータをもとに解説していきます。 


真性糖尿病

真性糖尿病とは、おもに未成年のときに発症する1型糖尿病と、生活習慣病から発症する2型糖尿病の糖尿病全般のことを指します。

真性糖尿病が原因による勃起不全のED患者268人を対象にバイアグラを投与して、勃起能力の改善または性交渉の成功について臨床実験をおこないました。 

臨床実験は、医師そして患者に薬の効能や効果を一切伝えない、二重盲検と呼ばれる方法でおこないました。

バイアグラの投与量は25mg、50mg、100mgを適宜増減させています。 

臨床実験の結果は、バイアグラを服用した全患者のうち、57%の患者が勃起能力の改善が見られました。


また、48%の半数弱の患者が性交渉に成功しています。 

プラセボ効果を検証するため、一部の患者に偽薬を服用してもらったところ、勃起能力の改善は12%、性交渉の成功は10%にとどまっています。

これらの臨床実験の結果から、バイアグラは真性糖尿病患者に効果が認められています。

糖尿病の薬とバイアグラの併用は、医師の指導の元で服用すれば問題ないことがわかっています。 




脊髄損傷

脊髄損傷の原因は、交通事故やスポーツ中のケガなどがあります。 

勃起をする仕組みは、脳からの信号が脊髄神経を通り、陰茎に到達することで起こります。 

ところが脊髄損傷が起こることで、脳からの信号が陰茎にうまく伝わらず、結果的にEDを引き起こします。 

脊髄損傷が原因によるED患者168人を対象に、バイアグラを投与して勃起能力が改善するか、臨床実験を実施しました。

先の真性糖尿病の臨床実験と同様に、医師や患者に薬の効果を知らせない、二重盲検でおこないました。 

患者にはバイアグラを25mg~最大100mgまで投与し、投与量を増減させて検証しました。 

結果はバイアグラを服用した患者のうち、76%と高い割合で勃起能力が改善、80%が性交渉に成功しています。偽薬を投与された患者は、10%しか成功しませんでした。

これらの臨床実験の結果から、脊髄損傷の程度にもよりますが、バイアグラを服用すれば一定の性交渉をすることは可能、ということが判明しました。 




その他の事例

前立腺を切除してEDを引き起こした患者を対象に、バイアグラを投与して勃起能力が改善するか、臨床実験が行われました。

前立腺がんなどによって、前立腺を切除や摘出すると一時的にEDを引き起こして改善するまで6ヶ月~1年ほどかかりますが、手術以前の勃起能力まで回復しないこともあります。

臨床実験の結果、バイアグラを服用した患者のうち57%が、勃起能力の改善が見られました。

また、うつ病など心理的な原因によるED患者に対しても臨床実験がおこなわれました。

二重盲検固定用量研究でプラセボ(90名)またはシルデナフィル10 mg (90名)、25 mg(85名)、または50 mg(85名)のいずれかに無作為に割り付けられました。  

シルデナフィルを投与された患者はプラセボを投与された患者よりも、週あたりグレード 3 (挿入するのに十分な硬さ) またはグレード 4 (完全に硬い) の勃起率が有意に多く、治療により勃起が改善されたと報告しました。

また性機能アンケートの結果、シルデナフィルを投与されたED患者は、プラセボを投与された患者と比較して、勃起の頻度、硬さ、持続時間および性交の楽しさおよび性生活の満足度が有意に改善したことが実証されました。 

この結果を見るに、抗うつ薬とバイアグラの併用は医師の指導の元で服用すれば問題ないことがわかります。

抗うつ薬を服用すると性欲が減退するため、それを最小限に抑えるためバイアグラを処方することがあります。 




まとめ

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EDの症状が出ていても、バイアグラを購入するのは男として恥ずかしく躊躇してしまい少し勇気がいります。

しかし、バイアグラを服用すれば上記症状が手軽に改善でき、性行為に対して満足感を得ることができます。

そして、バイアグラは世界で最も有名なED治療薬で、多くの男性が服用して効果を証明してきたので安心して使用できます。 

バイアグラを購入に際して病院やクリニックなど対面での処方に抵抗がある場合は、個人輸入代行サイトでの通販を有効活用することも可能です。 

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