ゾニセップ副作用とは?症状の種類や発現頻度についてご紹介!
ゾニセップの副作用は、てんかん発作やパーキンソン病に悩まされている方にとって気になる情報の1つです。ゾニセップの副作用について解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

ゾニセップはインドの代表的なジェネリック医薬品メーカー「サンファーマ」が製造・販売している、てんかんの治療薬です。
ゾニセップにはてんかん発作を抑制するだけでなく、パーキンソン病にともなう運動障害を緩和する効果も期待できます。
しかし、ゾニセップに限らず化学的に製造された医薬品には、副作用のリスクがあることを知っておきましょう。
本記事ではゾニセップの服用で起こり得る副作用の種類、および発現頻度について解説します。
目次
ゾニセップの基本情報

ゾニセップは有効成分「ゾニサミド」を配合しており、てんかん発作を抑制する作用があります。
また、パーキンソン病の症状を緩和する目的で、レボドパ含有製剤と併用するケースもあります。
ゾニセップの重大な副作用

はじめに、ゾニセップを服用した場合に起こり得る重大な副作用について解説します。
![]() ゾニセップは、サンファーマが開発した抗てんかん薬で、エクセグランのジェネリック医薬品です。ナトリウムチャネルの活性を抑制し、強直間代(きょうちょくかんたい)発作、欠神発作、ミオクロニー発作の他、パーキンソン病の手・足の振るえ強ばりの治療に使用されています。 1箱:1,800円~ |
ゾニセップの主な副作用

ゾニセップはてんかん発作の抑制、およびパーキンソン病の症状を緩和する目的で用いられます。有効成分はともにゾニサミドですが、服用量が異なるため副作用の発現頻度に若干の差が見られます。
てんかん発作を抑制する目的で用いられるゾニサミド錠の副作用
5%以上 | 1~5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹・そう痒感 | |||
皮膚 | 多形紅斑 脱毛 | |||
精神・神経系 | 眠気(24.3%) 運動失調(12.7%) 無気力など | 判断力低下 抑うつ 不安など | 幻覚・妄想状態 離人症 意識障害など | 行動異常 睡眠障害 しびれ感など |
眼 | 複視・視覚異常 眼振 | 眼痛 | ||
消化器 | 食欲不振( 11.0%) 悪心・嘔吐 | 胃痛・腹痛 流涎 下痢 | 口渇 便秘 | 口内炎 しゃっくり |
血液 | 白血球減少 | 貧血 血小板減少 | 好酸球増多 顆粒球減少 | |
腎・泌尿器 | 排尿障害・失禁 蛋白尿 | 頻尿 血尿 クレアチニン上昇など | ||
その他 | 倦怠・脱力感 体重減少 ALT上昇など | 発熱 発汗減少 胸部圧迫感など | 動悸 味覚異常 喘鳴など |
パーキンソン病の症状を緩和する目的で用いられるゾニサミド錠の副作用
1%以上 | 1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹 湿疹 そう痒感 | ||
精神・神経系 | 眠気(6.7%) 気力低下 めまい・ふらつきなど | 精神活動緩慢化 不安・不穏 行動異常など | 運動失調 |
循環器 | 血圧低下・上昇 上室性期外収縮 心室性期外収縮など | ||
消化器 | 食欲不振(5.2%) 悪心 口渇など | 腹部膨満感 嚥下障害 歯周炎など | |
血液 | 白血球減少・増加 赤血球減少 ヘマトクリット減少など | ||
肝臓 | ALT、ALP、AST上昇など | γ-GTP上昇 肝機能 異常 | |
腎・泌尿器 | BUN上昇 | 排尿障害 クレアチニン上昇 膀胱炎など | |
その他 | 体重減少 CK上昇 立ちくらみなど | 転倒 発熱 関節痛など | 発汗減少 |
副作用が強く見られる際の対処法

ゾニセップの服用にともない副作用が強く見られる方は、服用中の医薬品を携行して専門医の診察を受けてください。てんかん発作を起こすリスクが増加するため、自分の判断で服用を中断することは避けましょう。
まとめ

ゾニセップの主な副作用は眠気や食欲不振ですが、場合によっては重篤な副作用を引き起こす可能性があります。服用中は眠気が出やすくなるため、車の運転など集中力を要する行動は避けるようにしてください。
副作用がしばしば見られる方や症状が重い方は、速やかにかかりつけ医の診察を受ける必要があります。
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ゾニセップは、サンファーマが開発した抗てんかん薬で、エクセグランのジェネリック医薬品です。ナトリウムチャネルの活性を抑制し、強直間代(きょうちょくかんたい)発作、欠神発作、ミオクロニー発作の他、パーキンソン病の手・足の振るえ強ばりの治療に使用されています。
1,800円~
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