チニバの副作用とは?症状の種類や発現頻度についてご紹介!
お薬通販部スタッフ[監修]
チニバはインドのアーメダバードに本拠地を置く「ザイダスカディラ」が製造・販売している性感染症治療薬です。
有効成分のチニダゾールには微生物のDNAを破壊して増殖を抑制する作用があり、トリコモナス症の改善に効果的です。
しかし、チニバに限らず化学的に製造された医薬品には、副作用のリスクがあることを知っておく必要があります。
本記事ではチニバの服用で起こり得る副作用の種類や発現頻度について解説します。
チニバの重大な副作用
日本の製薬会社が販売しているチニダゾールの添付文書には、重大な副作用に関する記載はありません。
しかし、海外のサイトではチニダゾールを服用した場合の重大な副作用として以下の例を挙げています。
チニバは、インドの大手製薬会社であるザイダスカディラによって製造されている抗原虫薬として知られる薬です。トリコモナス感染症をはじめとする特定の感染症の治療に用いられます。トリコモナス原虫や嫌気性菌に対して高い効果を発揮し、感染症の治療において非常に有効です。 1箱:4,500円~ |
チニバの主な副作用
チニバの主な副作用は以下の通りです。
過敏症
チニバを服用すると発疹を引き起こす可能性があります。
消化器
チニバを服用した場合の消化器系の副作用として、以下の例が挙げられています。
血液
チニバを服用すると、白血球数の減少を招く可能性があります。
泌尿器・生殖器
チニバを服用した方のなかに、カンジダ・アルビカンス(Candida albicans)の出現例が報告されています。
カンジダ・アルビカンスは日和見性病原性酵母で、真菌感染症の一種であるカンジダ症の病原です。
カンジダ・アルビカンスは健常者の口腔内や皮膚、咽頭などからも検出されますが、免疫力低下などが原因で病原性を示す可能性があります。
その他
チニバのその他の副作用としては、頭痛や頭重、倦怠感、口渇、尿着色などが挙げられています。
チニバの副作用で起こり得る上記の副作用に関しては、いずれも発現頻度不明とされています。
チニバの保管と廃棄について
チニバは直射日光や高温多湿を避け、常温で保管してください。誤飲のリスクを避けるため、小児の手が届かない場所で保管しましょう。
また、PTP包装シートから取り出したチニバを、その他の医薬品やサプリメントと一緒に保管しないでください。
その他の医薬品やサプリメントと同じ場所で保管すると、性質や形状の変化を招く恐れがあります。
トリコモナス症の治療を終えた際に余ったチニバは、再発したときのために取っておかずに廃棄するのが原則です。
チニバを廃棄する際にはPTP包装シートから取り出し、自治体の分別方法に従って廃棄してください。
まとめ
チニバの有効成分であるチニダゾールはトリコモナス原虫に対して殺虫的に作用し、膣トリコモナス症を改善する効果が期待されています。
主な副作用としては胃の不快感や腹痛、悪心・嘔吐、下痢などの症状があげられていますが、いずれも発症頻度は不明です。
チニバを服用した方のなかにはカンジダ・アルビカンス(Candida albicans)の出現例が報告されています。
ただし、カンジダ・アルビカンス(Candida albicans)は日和見性病原性酵母のため、チニバの服用ではなく免疫力低下が原因の可能性もあります。
チニバの服用にともない副作用が強く出る方は、服用をいったん中断して医師の判断を仰ぐようにしてください。
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4,500円~
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